2024.02.22
with a camera in Kawamata Town 3-3
「ぶらカメ」川俣町篇3巡目その3です。
その1「山木屋地区で1日楽しんで… 元避難地区をイチゴと花で再起」はこちらをクリック。
その2「2度目の復活! 『山乃屋』で山木屋の納豆を守る」は、こちらをクリック。
その1「山木屋地区で1日楽しんで… 元避難地区をイチゴと花で再起」はこちらをクリック。
その2「2度目の復活! 『山乃屋』で山木屋の納豆を守る」は、こちらをクリック。
山乃屋の社長からお勧めされた店は、町の中心部、以前お邪魔した回転焼きの店のすぐ近くで「光」という店の斜向かいだそう。
早速行ってみると、ランチの幟が立っています。
早速行ってみると、ランチの幟が立っています。
細い路地に、「日替わりランチ」を知らせる幟が。 |
元々は居酒屋だったようだ。 |
「お千代」と看板がある、店というより、一軒家の1階をお店にしたような建物です。
バイクが目印。 |
「お千代」の看板に灯りが点いている。 |
中に入ると、ご主人が登場。
「元はフランス料理を勉強したんですが、いまはイタリア料理を作っています。」
元はお母様が飲み屋さんとして営業していた店だったそうで、ご主人も店に出ていたとの事。今はご主人が切り盛りし、ロケ前日がランチ初日で、ペペロンチーノのセットランチを500円(初日価格)で販売し大盛況だったそうです。この日も外の看板には「シェフの日替りパスタ」とあります。
「元はフランス料理を勉強したんですが、いまはイタリア料理を作っています。」
元はお母様が飲み屋さんとして営業していた店だったそうで、ご主人も店に出ていたとの事。今はご主人が切り盛りし、ロケ前日がランチ初日で、ペペロンチーノのセットランチを500円(初日価格)で販売し大盛況だったそうです。この日も外の看板には「シェフの日替りパスタ」とあります。
カウンター席の奥に、「お千代」の店主が。店名と少々ギャップがある。 |
イタリアンのパスタが日替わりで楽しめる。 |
「この材料で何を作るか、分かりますか?」
もしかして、カルボナーラ?
「その通り!」
もしかして、カルボナーラ?
「その通り!」
突然店主からクイズ。「きょうの日替わりは何でしょう?」 |
卵にチーズ…とくれば、カルボナーラだ。唐辛子は昨日のペペロンチーノに使ったもの。 |
ここまでお読みの方はご存じの通り、川俣町の在来種の蕎麦を食べに行く予定もあるのですが、折角なのでカルボナーラを頂く事にします。
「うちは2.1ミリの太さの麺を使うので、茹でるだけで15分位かかります。アルデンテの手前の硬さまで茹でて、ソースと合わせて吸わせていきます。」
「うちは2.1ミリの太さの麺を使うので、茹でるだけで15分位かかります。アルデンテの手前の硬さまで茹でて、ソースと合わせて吸わせていきます。」
店主の納得の行くパスタを作る為、時間をじっくりかける。 |
まずは2.1ミリの麺を15分茹でる。 |
因みに山乃屋の社長とは、「ドラゴンボールで話が合って」交流があるそう。その中で
卵を割って、白味の一部を取る。 |
食品ロスが嫌なので、卵白は後で個人的に食べるそう。 |
「大粒の『タチナガハ』は、大粒納豆の中でもあれ以上美味しい納豆はないんじゃないかな? 納豆で料理を作るなら、山乃屋の大粒納豆で作りたい。」
と断言するほどのお気に入り。
「納豆は常温のものを切ると途中で刃が利かなくなるので、半分凍らせておくと、ねばねばを出さずに切れるんです。」
と断言するほどのお気に入り。
「納豆は常温のものを切ると途中で刃が利かなくなるので、半分凍らせておくと、ねばねばを出さずに切れるんです。」
山乃屋の大粒納豆で料理を作りたいと意気込む。 |
この話を聞いて、ロケの帰りに大粒の「タチナガハ」を個人的に購入したのだ。 |
話と同時にカルボナーラのソース作りも進みます。
「うちは生クリームではなく、牛乳を使います。その方が重たくならないんですよね。あとニンニクは入れません。お客様からご要望があれば入れますが…。」
「うちは生クリームではなく、牛乳を使います。その方が重たくならないんですよね。あとニンニクは入れません。お客様からご要望があれば入れますが…。」
卵にチーズ、牛乳を加え… |
かきまぜてソースにしていく。 |
ベーコンはフライパンを傾けて、適量の油で揚げ焼きの状態に。そこにゆで汁、パスタを加え、更にソースを加えていくのですが、
「火力が強いとだまになっちゃうので、とろ火でゆっくり混ぜていきます。」
「火力が強いとだまになっちゃうので、とろ火でゆっくり混ぜていきます。」
ベーコンは揚げ焼き状態に。「でもカリカリにはしません。」 |
ベーコンと硬めの麺とゆで汁を合わせる。 |
こうしてソースを麺に吸わせ、ソースの量が少なくなるのを待ちます。
更にソースを加え… |
じっくり麺にソースを吸わせる。 |
そして粗びき胡椒を散らし、刻んだパセリをパスタを横断するように一文字にかけます。
「これは私が綺麗だと思えるからですね。お待ちどおさま。」
「これは私が綺麗だと思えるからですね。お待ちどおさま。」
合間に、麺を茹でる鍋で皿を温める。 |
盛り付けは一気に。 |
完成しました、この日のシェフの日替わりパスタ、カルボナーラです。ボリュームがあります。
「はい、お待ちどおさま。」 |
ソースが麺にもなじんだ、カルボナーラの完成! |
これにスープとサラダがついて980円のランチです。
カルボナーラは、卵のコクがきいていて、それでいて牛乳なので軽く爽やかな美味しさ、そこに胡椒で味を引き締めています。しかも麺がスープをすって、なおもっちもちの食感。この食べ応えと歯応えがたまりません。
カルボナーラは、卵のコクがきいていて、それでいて牛乳なので軽く爽やかな美味しさ、そこに胡椒で味を引き締めています。しかも麺がスープをすって、なおもっちもちの食感。この食べ応えと歯応えがたまりません。
サラダ・スープがセットで980円。 |
重くないのにコクがあるカルボナーラ。ソースが麺にしみている。 |
ご主人が「ブォーノ(イタリア語の『美味しい』buono)」が欲しいなぁと言っていましたが、ここは
「ブォーノの上行く『ブォニッシモbuonissimo』ですよ!」
と言うと、ご主人も喜んでくださいました。
「ブォーノの上行く『ブォニッシモbuonissimo』ですよ!」
と言うと、ご主人も喜んでくださいました。
もっちもちの食感も、美味しさプラス。 |
「ブォニッシモ」に、満面の笑みの店主。 |
またスープも野菜がごろごろと入っていて、これぞヨーロッパでなぜスープは「飲むdrink」ではなく「食べるeat」なのかよく分かるスープでした。トマトベースにジャガイモや玉ねぎ、ニンジン等の具材とともに柔らかく煮込まれていて、スープのトマトも酸味はほどよく飛び、旨味に変わっています。
これで980円は納得価格です。
これで980円は納得価格です。
煮込んだ野菜がごろごろ入ったスープも美味。 |
ぺろっと完食♪ バゲットでソースをもっとすくいたくなる位だ。 |
外のバイクのナンバーが「I ♡ BEER」となっていましたが、やはりバイクもビール好きだそう。そんなご主人が作るランチは、とりあえず放送翌日の23日(金)は営業するそうですが、その後は未定。基本は平日に食べられそうです。
嘗て乗っていたバイクのナンバープレートは「ビール大好き」。 |
シャッターを切る度ポーズを変えて下さる。サービス精神旺盛な店主。 |
「お千代」は、川俣郵便局の通りを広瀬川に向かって進み、広瀬川を渡って左折、右手の路地に「味処光」の看板がある所を探してください。その「味処光」の向かいです。
店主の話の面白さは、ブログでは再現できず(訪ねて店主と話をしてみてください)。 |
1人で切り盛りするので、時間に余裕を持ってお出かけを。 |
閑話休題。
この日はロケの途中、ワンちゃんに出会いました。
特に茶色い毛並みのコロくん(5歳)は、知らない人が敷地に近づくと大きな声で吠えます。飼い主の方曰く、
「呼び鈴押される前に、来客が分かります。」
この日はロケの途中、ワンちゃんに出会いました。
特に茶色い毛並みのコロくん(5歳)は、知らない人が敷地に近づくと大きな声で吠えます。飼い主の方曰く、
「呼び鈴押される前に、来客が分かります。」
とある家のワンちゃん。 |
コロくんは、この家の番犬。 |
飼い主にきちんと知らせるんだから、偉いね。撫でられたら静かにしてくれました。(つづく)
ひなたぼっこも出来る環境。 |
呼び鈴要らずと言われているワン! |
在来種の蕎麦を食べに行く。 |
小鉢もついてきた! |
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