2024.01.25
with a camera in Samegawa Village 3-3
「ぶらカメ」鮫川村篇3巡目その3です。
その1「第1村人は個人電気店 & 81歳ご婦人、薪を一刀両断」は、こちらをクリック。
その2「江戸時代から残る文化財“長屋門” & お孫さんへのクリスマスプレゼント」は、こちらをクリック。
その1「第1村人は個人電気店 & 81歳ご婦人、薪を一刀両断」は、こちらをクリック。
その2「江戸時代から残る文化財“長屋門” & お孫さんへのクリスマスプレゼント」は、こちらをクリック。
村の公民館で竹細工か何かの教室が行われているという事で、早速お邪魔します。
取材の許可を頂き中に入ると、竹細工ではなく、竹に穴をあけ灯りを点す竹灯篭(たけとうろう)を作る教室が開かれていました。
取材の許可を頂き中に入ると、竹細工ではなく、竹に穴をあけ灯りを点す竹灯篭(たけとうろう)を作る教室が開かれていました。
竹細工?の教室が開かれているという村の公民館へ。 | 竹は竹でも、竹灯籠作りの教室だった。 |
村では今年度初めて竹灯篭教室を開いたそうで、この日は5人の“生徒”さんが最後の仕上げ中。仕上げたいデザイン画に穴をあける部分を描いた紙を竹に貼り、ドリルで穴をあけていきます。
絵を竹に貼り、ドリルで穴をあけていく。 | 皆さん、器用にこなしていく。 |
講師は公民館の職員で、今年の成人式用に竹灯籠を作った方でもあります。
講師は多才な方で、
講師は多才な方で、
左の男性が、竹灯籠作りの講師。 | 今年1月の成人式会場の入口を、講師の作った竹灯籠が彩った。 |
嘗てパラグライダーを村内で指導したり(実は1997年『ゴジてれシャトル』時代にニュースで講師の方を取材していました)、バイクのフリースタイルモトクロス(詳しくは、こちらやこちらをクリック)をやったり、冬はスキーをしたりして楽しむそう。
パラグライダーのインストラクターをしていた頃(当時の放送映像より)。 | 村内の鹿角平(かのつのだいら)でパラグライダーが楽しめた(当時の放送映像より)。 |
「この冬はまだ滑っていないんですが、猪苗代や裏磐梯に出かけて滑る予定です。私、県内のスキー場は全て滑った事があります。」
なかなかの猛者です。
なかなかの猛者です。
3年半前の「ぶらカメ」で見たFMX(フリースタイルモトクロス)のデモンストレーション。 | ジャンプ台から空中に浮かぶ間、手を離したり、バイクごと回転したり、技を見せる。 |
因みにこの竹灯籠は処分してしまうそうで、
「薪にくべれば、ごみにならないでしょ? この辺りは薪を使う家は多いですから、無駄なものが出ないんです。」
「薪にくべれば、ごみにならないでしょ? この辺りは薪を使う家は多いですから、無駄なものが出ないんです。」
この成人式を彩った竹灯籠も、いずれ燃料に…。 | 竹灯籠はごみにはならないのも、特長の一つ。 |
さて“生徒”さんに、実際に竹灯籠作りを体験して感想を聞いてみると、
「結構ドリルが重いんです。竹もしっかり押さえておかないといけませんし、腕や肩にきますね。」
女性には結構な労働のようです。
「結構ドリルが重いんです。竹もしっかり押さえておかないといけませんし、腕や肩にきますね。」
女性には結構な労働のようです。
竹に穴をあけるのは、押さえたりドリルを押し込んだり力が要るよう。 | 講師に指導を仰ぐ。 |
こちらは、赤坂家長屋門の説明をして下さった男性の奥様。ご家族のお蔭で、竹灯籠作りの教室にお邪魔する事が出来ました♪ お孫さんの話をすると、
「孫はものを作るのが大好きなの。竹灯篭を見せたら、自分も作りたい!っていうんじゃないかしら。」
とご主人同様、お孫さんの話になると笑顔がこぼれました。
「孫はものを作るのが大好きなの。竹灯篭を見せたら、自分も作りたい!っていうんじゃないかしら。」
とご主人同様、お孫さんの話になると笑顔がこぼれました。
長屋門を案内して下さった奥様が、教室に参加中。 | 鯉の滝のぼりをイメージした図柄だ。 |
講師のアドバイスは
「穴は大きめの方が良いのと、穴の並びはあまり細かく気にしなくても竹灯籠の場合はデザインが綺麗に出るんです。」
「穴は大きめの方が良いのと、穴の並びはあまり細かく気にしなくても竹灯籠の場合はデザインが綺麗に出るんです。」
竹灯籠は穴は大きめ、穴の並びは神経質にならなくて良いそう。 | ドリルの先をつけかえて、穴の大きさを変える。 |
そしてやすりをかけ、ニスをぬれば、2時間ほどで出来上がりです。
さぁ実際に竹灯籠の中に、灯りを点してみましょう。
スイッチオン!
おお、綺麗♪
スイッチオン!
おお、綺麗♪
ブラインドをおろし、電気を消して… | 点灯! |
“生徒”さんから、思わずため息と拍手が起こります。
自分や仲間の竹灯籠に、思わずため息… | そして拍手が起こる。 |
部屋を暗くしただけですが、それぞれのデザインした星や
”生徒”さんの作品が並んだ。 | 初めてとは思えない出来栄え。 |
猫・鯉といった絵柄が、竹の表面に優しく浮かび上がります。
こちらは猫ちゃん。 | 縁起の良い鯉のぼり。 |
「火を灯すと、印象が違いますね。」
「玄関が広いので、玄関に飾ろうと思います。」
「今夜は竹灯籠を見ながら一杯いきたいと思います。」
「また作ってみたい。」
と、ご自身の竹灯籠の出来栄えにご満悦。
「玄関が広いので、玄関に飾ろうと思います。」
「今夜は竹灯籠を見ながら一杯いきたいと思います。」
「また作ってみたい。」
と、ご自身の竹灯籠の出来栄えにご満悦。
今夜は竹灯籠を見ながら一杯!という方や… | 玄関に飾りたいという方も。 |
自然豊かな鮫川村では竹も周囲に多く、ドリルなどの工具を持っている家庭も多いそうで、これから鮫川村では竹灯籠ブームが起こるかも知れません。
皆さん、突然のお邪魔なのに、快く取材を受けて下さり有難う御座いました。(つづく)
皆さん、突然のお邪魔なのに、快く取材を受けて下さり有難う御座いました。(つづく)
竹も生えていて、材料には困らない。 | 素敵な竹灯籠作り、見せて頂き有難う御座いました。 |
お腹も空いたので、食事処を探します。するとその途中、小学生のグループに遭遇。或る特技を見せてくれました。
その4「柔らかすぎ~ 指があんなに… & 徳光と同い年 名物かつ丼が有名な食堂発見」は、こちらをクリック。
その4「柔らかすぎ~ 指があんなに… & 徳光と同い年 名物かつ丼が有名な食堂発見」は、こちらをクリック。
この小学生の中に、”特技”を持つ子どもが! | お食事処のボリューム満点の看板メニューを発見。 |
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