スタジオ
テレビのスタジオには大きなカメラや照明がいっぱい
スタジオは、福島中央テレビで放送している生放送番組「ゴジてれChu!」などに使う大きなものから、ニュースや対談などの番組を作る小さなものもあります。スタジオでは、情報ワイド番組や選挙特番、歌番組の生放送番組や事前に番組を録画して放送する収録番組などで使われます。
また、YouTubeの撮影や配信などさまざまな用途で使われます。そのため、スタジオには高性能のカメラやアナウンサーや出演者の声を拾うマイク、料理をするキッチンセット、明るさを調整できる照明などたくさんの機材が設置されています。
また、YouTubeの撮影や配信などさまざまな用途で使われます。そのため、スタジオには高性能のカメラやアナウンサーや出演者の声を拾うマイク、料理をするキッチンセット、明るさを調整できる照明などたくさんの機材が設置されています。
スタジオの床はデコボコがなく平らに作られています。それは、大きなテレビカメラが音を立てずに滑らかにスタジオを移動できるようにするためです。また、スタジオの壁には外からの雑音が入らないようにするためと、逆にスタジオの音が外にもれて騒音にならないようにするため、音を吸収する「吸音材」という材料が使われています。さらに、天井には自由に上げ下げできる金属製のパイプがたくさん取り付けられています。「バトン」と呼ばれるもので、照明器具や番組を彩るための美術セットを吊り下げるために使われます。
カメラは1台いくらするの?
スタジオにあるカメラは高画質のハイビジョン映像を撮影するものや高画質の4K映像を撮影するものなどさまざまなタイプがあります。家庭用のビデオカメラは10万円程度で買えるものもありますが、スタジオで使用するものは、カメラ本体と大型のレンズ、カメラを支えてスタジオ内の移動をスムーズにするための土台を合わせると数千万円以上するものもあります。
スタジオの中に照明はいくつあるの?
スタジオの天井にはおよそ200個の照明があります。スタジオ内の広い範囲を明るく照らすものや一部分だけを照らすスポットライトなどさまざまな種類があり、番組の内容によって使い分けています。最近では消費電力が少なく明るさを自由に調整もできるLED照明が主流となっています。音楽番組などでは曲の雰囲気に合わせて赤や青など色とりどりの照明を組み合わせて演出を行います。また、壁や床などに文字を投影する照明などもあります。