主調整室
テレビ局の心臓部!コンピューターと人間が24時間監視
主調整室は、テレビ局にはなくてはならない最も重要な場所です。マスターコントロールルームとも呼ばれ、「マスター」と省略されます。スタジオで作られた番組やキー局などから送られてくる番組などすべての番組が主調整室に集められ、番組プログラムに沿って完全な状態に仕上げられて放送されます。曜日ごとに放送時間が決まっている番組やその番組の中で放送するコマーシャルをミスなくスケジュール通りに送信所に送り出すために、コンピューターと人間の両方で24時間365日監視しています。
重要なアイテムは「狂わない時計」?
主調整室には、日本標準時刻を表示する「1秒の誤差もない時計」があります。その時計を基準にテレビ番組が放送されていて、ニュース番組の中では視聴者に正しい時間をお伝えするためにテレビ画面に時刻を表示することもあります。
停電したら放送が止まってしまう?
主調整室では、大地震などが発生して万が一、停電したときでも放送が止まってしまわないように自家発電装置が設置されています。停電したときにはその装置が作動して電気を作り出し、放送が止まらないようになっています。