訪ねたのは会津若松市の末広酒造・嘉永蔵と二本松市の檜物屋酒造店、城下町の2蔵。
江戸後期に会津藩の御用酒蔵として始まった末廣酒造は蔵と日本家屋合わせて7棟が国の有形文化財に指定され、まるで博物館の様な酒蔵。1日6回、無料ガイド付きの蔵見学ができ日本酒の歴史などに触れることができる。
名峰・安達太良山に抱かれた二本松市で明治7年に創業した檜物屋酒造店の銘柄は豊臣秀吉の馬印の千成瓢箪に因んだ「千功成」一本。そのラベルには二本松少年隊や菊人形をデザインし地元愛を表現している。また大吟醸酒だけの特別な搾り方「袋吊り」は見るものを圧倒する。