神尾佑 酒に交われば

毎週土曜 放送 全4回/12月3日・10日・17日・24日 ごご4時30分/出演 神尾佑/ゴジてれChu!で放送中の人気コーナーを番組化!福島県出身の俳優・神尾佑が県内の酒蔵を訪ね杜氏や蔵人の製法のこだわりや酒への思い、代々受け継がれてきた歴史などの「物語」を紐解いていく。

12月3日(土)放送

訪ねたのは郡山市の仁井田本家と本宮市の大天狗酒造の2蔵。

300年以上続く仁井田本家では自ら酒樽となる杉の木や有機酒米を育てるなど、自然と共存しながら独自の酒造りを目指す酒蔵の未来の姿に触れる。

また本宮市で唯一の酒蔵、大天狗酒造では2019年の台風浸水から奇跡の再起を遂げた酒蔵の強い思いに迫る。大天狗酒造では地元の菓子店とのコラボスイーツを開発するなど地域との関わりの深さも知る。

仁井田本家

郡山市

大天狗酒造

本宮市

12月10日(土)放送

訪ねたのは喜多方市の大和川酒造店との会津若松市の鶴乃江酒造の2蔵。

江戸中期創業の大和川酒造店では酒造り資料館となっている「江戸蔵」などでこれまで歩んできた歴史を感じ、現在稼働中の「飯豊蔵」でこれから刻んでいく歴史を目の当たりにする。

また会津藩御用達の流れをくむ鶴乃江酒造では、時代の先駆けともなった女性酒造技能士母娘の酒造りへの思いを聞き、今も昔ながらの道具で酒を醸し続ける会津気質を感じる。

大和川酒造店

喜多方市

鶴乃江酒造

会津若松市

12月17日(土)放送

訪ねたのは浪江町の鈴木酒造店といわき市の四家酒造店の2蔵。

かつて日本一海に近い酒蔵と言われた鈴木酒造店は、震災と原発事故で一時故郷を離れるも道の駅の中で酒蔵を再開。同じく再開した請戸漁港の漁師たちの祝い酒復活秘話を聞く。

酒好きが高じて酒蔵を興したと言われる「又兵衛」を主力銘柄とする四家酒造店では、四家又兵衛が残した文献から江戸期の酒事情を知り、蔵の中にある蔵人たちの住み込み部屋から酒造りの今を知る。

鈴木酒造店

浪江町

四家酒造店

いわき市

12月24日(土)放送

訪ねたのは白河市の有賀醸造と二本松市の人気酒造の2蔵。

江戸時代から続く有賀醸造では12代杜氏の有賀裕二郎さんが醸す「陣屋」の他、韓国でお馴染みのマッコリを日本酒と同じ製法で醸造し人気を博している。

一方2007年に創業した人気酒造は、これまでの酒蔵の概念にとらわれない通年製造や瓶内貯蔵を取り入れている。また世界に通用する日本酒を造りたいとスパークリングやワイングラスで飲む酒を醸している。

有賀醸造

白河市

人気酒造

二本松市