「道の駅なみえ」新商品お披露目まであと１ヶ月！取り組みを通じて届けたいメッセージとは？

Chu! PRESS

2023.02.23

2023年3月20日に２周年を迎える「道の駅なみえ」で進行中の新たなプロジェクト。それは、多くの人に愛される“名物メニュー”を新たに開発し、オープン２周年の記念日当日にお披露目しようというものです。

このプロジェクトに参加するのは、浜通り地域で飲食店や加工食品販売会社などを営む事業者たちで、それぞれの自慢の自社商品と浪江町の特産品をかけ合わせた「コラボメニュー」の開発を目指しています。

Chu!PRESSでは、新商品お披露目までの奮闘に密着取材。生産者の思いや新商品完成までの様子をレポートしていきます。前回の記事では、プロジェクトメンバーたちが試行錯誤を重ねて作り出したハンバーガー、丼もの、定食の３つに絞り、最終試食会が行われました。その中から果たしてどのメニューが採用されるのか楽しみなところですが、今回は新たな“名物メニュー”とするための販売戦略についてメンバーたちの話し合いの様子をリポートします。

■商品名とキャッチコピーを考える

道の駅なみえの新名物開発プロジェクトがスタートしてから約半年、浜通り地域を“食”で盛り上げたいと、メンバーたちはこれまで幾度となく話し合いや試食会を重ねてきました。

新商品のお披露目までおよそ１か月となったこの日はオンラインでの会議。最初の議題は「新商品のネーミング」についてです。今回のプロジェクトの狙いは、参加する事業者の自社製品と浪江町の特産品をかけ合わせ、浪江町や浜通りらしさを商品を通じてお客さんに知ってもらうことです。

浜通りの食文化の発信基地ともいえる「道の駅なみえ」には、地元の人はもちろん、連休や休日になると県外からもたくさんのお客さんが訪れます。会議では「初めて浜通りに足を運んでくれた人にも分かりやすいことが大事だよね」という声が多くあがり、改めてこの地域の強みとは、魅力とは何かを考える機会になっている様子でした。

■新名物開発の“ストーリー”を届けたい

次に議題にあがったのは「新商品の販売促進」についてです。ポスターやのぼりなどどんなツールを使って商品を売り出していくかを話し合い、他県の取り組みを参考にしながら販売戦略を話し合いました。

その中でメンバーたちが苦戦していたのは、ポスターやのぼりに掲載するキャッチコピーを決めること。お土産売り場や飲食店などで見かける、「ドーン！」「ぎゅっ」など端的でわかりやすい言葉を用いてインパクトを伝えるポスターや「集え！〇〇好き！」のような呼びかける言葉を使ってお客さんに語りかけるものなどその手法は様々。そのキャッチコピーは、お客さんとのコミュニケーションを図る大切な機会ともなります。メンバーたちは話し合いで「このプロジェクト全体のストーリーを届けたい」という目的を定めキャッチコピーを決定しました。

それぞれの地域で活動する事業者が、互いのノウハウを共有し、学び合いながら商品作りに取り組んできた「過程」を届ける。決まったキャッチコピーにはその目的が込められていたのではないかと思います。どんな商品名となりどんなキャッチコピーとなったのか…お披露目の日までお楽しみにしてください！

■お披露目までラストスパート！

これまでの過程を振り返り、自分たちが商品を通じて何を届けたいのかを考える。今回の打ち合わせは、プロジェクトの目的、ひいては自社で取り組んでいる事業の目的を改めて見つめ直す機会になっていると感じました。

3月20日の新商品のお披露目まで、残り１ヶ月。ブラッシュアップ重ねていく中で、最終的にどんな商品ができあがるのかとても楽しみですね！

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■商品名とキャッチコピーを考える

■新名物開発の“ストーリー”を届けたい

■お披露目までラストスパート！