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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
with a camera in Kitashiobara Village 4
 国道459号を進んでいると、「オリジナルの地酒」と看板に掲げるお店が目に入ります。オリジナルの酒?? 酒好きの私の嗅覚は、ここに立ち寄れと訴えています。
国道459号沿いに、酒屋さんが…。
国道459号沿いに、酒屋さんが…。
オリジナルの酒とな? 酒好きセンサーが働く。
オリジナルの酒とな? 酒好きセンサーが働く。
 「鈴木家(すずきや)」は酒屋であるとともに、お菓子や食料品などを取り扱っている店です。

 ご主人にオリジナルの地酒について伺うと、

「先代がオリジナルの酒を造りたいと思い立って、うちの店用に造ってもらっているんです。」
「鈴木家」は村のコンビニ的存在。
「鈴木家」は村のコンビニ的存在。
ご主人曰く、先代の発案でオリジナル酒が誕生したそう。
ご主人曰く、先代の発案でオリジナル酒が誕生したそう。
 店内にはオリジナルの酒の名前が入った暖簾も下がっています。それぞれ何と読むのでしょう?

「これは、八に・(点)と書いて、『はっちょん』です。酵母が生きているので、冷蔵しておかないと栓が飛びます。濁り酒なんです。……試飲できますよ。」
暖簾には、オリジナル酒の名前らしきものが…。
暖簾には、オリジナル酒の名前らしきものが…。
「試飲出来ますよ。」…そうなんですか~?(満面の笑みで)
「試飲出来ますよ。」…そうなんですか~?(満面の笑みで)
 あらら~、好いんですか?←完全に飲む気満々。
「八・」は濁り酒。
「八・」は濁り酒。
瓶をひっくり返し、澱を全体に…。
瓶をひっくり返し、澱を全体に…。
 頂くと、濁り酒ながら最初はすっきりとした飲み口、その後に米の甘さ・まろやかさが広がる美味しい酒です。
味わわないと、完全な紹介になりませんから…。
味わわないと、完全な紹介になりませんから…。
美味しい酒だ。
美味しい酒だ。
「もう1種類、『とらんぼー』もオリジナルですが、その熟成原酒の生酒もありますよ。」
もう一つの名前は「とらんぼー」だそう。
もう一つの名前は「とらんぼー」だそう。
こちらも試飲させて頂いた。
こちらも試飲させて頂いた。
 1年寝かせたと言うこちらも頂くと、「八・」より円やかな味わいです。個人的には、「八・」が好きかなぁ。それにしても、「とらんぼー」って名前の由来は何ですか?
飲み比べなんて、最高。
飲み比べなんて、最高。
「とらんぼー」の生酒バージョン(要冷蔵)。
「とらんぼー」の生酒バージョン(要冷蔵)。
「雄国沼(ニッコウキスゲの咲く湿原のある沼。国の天然記念物)でドジョウを捕った漁師が、帰り際に『とらんぼー(捕らないでぇ)』という声を聞いたという昔ばなしから付いた名前なんです。『とらんぼー』の伸ばす「―」の部分が、大ドジョウのデザインになっています。」

 「とらんぼー」には生酒でないものもあります。
地元・雄国沼に関わる昔話が、名前のルーツ。
地元・雄国沼に関わる昔話が、名前のルーツ。
「-」の部分が、雄国沼の大ドジョウの形に。
「-」の部分が、雄国沼の大ドジョウの形に。
 スタッフも我慢できなくなったようで、試飲をおねだり(移動には別に運転手がいるので、試飲自体は問題なし)。

「雄国沼のある山と、沼のセットで、この2つのオリジナルの酒を先代が考えたようです。」

 後から店に表れた奥様曰く、

「父の名前が八朗だったのと、末広がりの八で縁起が良いのとで、山の形に倣って『八』の字を使い、沼を点で表して『はっちょん』にしたようです。」

 名前もオリジナリティがあって、一度聞くと忘れませんね。あ…飲むと余計に忘れられません←完全に呑兵衛。
「あなたも飲みます?」と笑顔のご主人。
「あなたも飲みます?」と笑顔のご主人。
スタッフも酒好きであった…。
スタッフも酒好きであった…。
 この「八・」と「とらんぼー」は、鈴木家でしか手に入りません。毎月第2水曜日が定休だそうです。北塩原村に行ったら、お酒好きの方はお土産に好いかも知れません。但し「八・」等の生酒は低温に保ちながら持ち帰る必要があります。因みにスタッフとアシスタントと私は、四合瓶を買って帰りました。(つづく)
これらは北塩原村の鈴木家のみで販売。
これらは北塩原村の鈴木家のみで販売。
土産にも最高だ。
土産にも最高だ。
 お昼を回りました。そう言えば朝不在だった、こいのぼりの泳いでいた家の方々はお帰りになったでしょうか? 再度お邪魔してみます。

その5「お兄ちゃんは名カメラマン! 弟くんは変顔名人?」は、こちらをクリック。
こいのぼりの泳ぐ家を再訪。
こいのぼりの泳ぐ家を再訪。
このあと弟くんの顔が、面白い事に⁉
このあと弟くんの顔が、面白い事に⁉
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