2024.05.16
with a camera in Tamakawa Village 1
『ゴジてれChu!』木曜恒例「ぶらカメ」のコーナー、今回は「玉川村」(たまかわむら)篇です。
玉川村は福島県の中部に位置する村で、空の玄関口「福島空港」のある村です。郡山市の南隣、須賀川市(すかがわし)に隣接し、面積46.67平方キロ、人口6300人余(2020年国勢調査)、郡山と茨城県水戸とを結ぶJR水郡線(すいぐんせん)や、会津若松から須賀川・水戸とを結ぶ国道118号が通っています。
私が「ぶらカメ」で玉川村にお邪魔するのは初めて。どんな出会いが待っているでしょうか?
玉川村は福島県の中部に位置する村で、空の玄関口「福島空港」のある村です。郡山市の南隣、須賀川市(すかがわし)に隣接し、面積46.67平方キロ、人口6300人余(2020年国勢調査)、郡山と茨城県水戸とを結ぶJR水郡線(すいぐんせん)や、会津若松から須賀川・水戸とを結ぶ国道118号が通っています。
私が「ぶらカメ」で玉川村にお邪魔するのは初めて。どんな出会いが待っているでしょうか?
田んぼの奥を水郡線が走る。 |
福島空港があるので、時折飛行機の飛び立つ音が聞こえる。 |
村内をぶらぶらしていると、突然ワンちゃんに吠えられます。立派な秋田犬です(嘗て“わさお”という秋田犬が一世を風靡しましたね)。
洗濯物を干していたのが飼い主のご家族。
「散歩も私がやっているんです。」
洗濯物を干していたのが飼い主のご家族。
「散歩も私がやっているんです。」
不審者(私)が通りかかって吠えている秋田犬2匹。 |
大きな秋田犬を散歩に連れていくという女性。 |
大変じゃないですか?
「最初は小さかったから2匹一緒に連れて行っていたんですけど、力が強くて或る時から2匹に両側に引っ張られるようになっちゃって、それから1匹ずつ連れていくようになりました、朝と晩にそれぞれ1回ずつ。」
「最初は小さかったから2匹一緒に連れて行っていたんですけど、力が強くて或る時から2匹に両側に引っ張られるようになっちゃって、それから1匹ずつ連れていくようになりました、朝と晩にそれぞれ1回ずつ。」
2匹同時に散歩すると、こういう状態になるらしい。 |
秋田犬のケージに案内して頂く。 |
でも1匹だけ連れていくと、もう1匹が“嫉妬”するようで、
「散歩中に餌をひっくり返したりして、でも怒られるのが分かっているから戻ってくると隅でしゅんとしていて…。言葉は交わせないけど、そういうところは気持ちが分かるから、可愛いですね。」
「散歩中に餌をひっくり返したりして、でも怒られるのが分かっているから戻ってくると隅でしゅんとしていて…。言葉は交わせないけど、そういうところは気持ちが分かるから、可愛いですね。」
しっかり囲われて、周囲に迷惑はかけないようにしている。 |
飼い主に従順な秋田犬。 |
そんな秋田犬の2匹は、こちらのカメラを警戒して吠えながら奥に下がってしまいます。
すると鳴き声を聞きつけたお隣さんが出て来て、秋田犬におやつを持ってきます。
「うちは柴を飼っているんです。」
すると鳴き声を聞きつけたお隣さんが出て来て、秋田犬におやつを持ってきます。
「うちは柴を飼っているんです。」
鳴き声を聞きつけ、お隣さんが登場。 |
手にはワンちゃん用おやつが。鳴きやんでくれるかな? |
実はお隣さんは親戚同士。
「吠えると思うんですけど、うちのも見ていってください。」
という事で、お隣さんのワンちゃんにもご挨拶に。
「吠えると思うんですけど、うちのも見ていってください。」
という事で、お隣さんのワンちゃんにもご挨拶に。
まだ不審者(私)を警戒している様子。 |
お隣さんの柴犬、メロ君。 |
こちらは柴犬のメロ君。
しかし飼い主の方が側にいるからか、吠えません。吠えないご褒美に飼い主さんがおやつをあげると、
しかし飼い主の方が側にいるからか、吠えません。吠えないご褒美に飼い主さんがおやつをあげると、
私に近づいてきた♪ |
飼い主がいるせいか、大人しい。 |
吠え始めます。
「食べ物を取られると思っているのかも知れません。」
食べ終わるとまた大人しいメロ君に戻るのでした。
「食べ物を取られると思っているのかも知れません。」
食べ終わるとまた大人しいメロ君に戻るのでした。
あらら、吠えられちゃった。 |
餌を取られないように、食べ始めるメロ君。 |
「この子は雨になるとなぜか小屋から出てくるんです。だからほかの子に比べて、この子は臭わないです。」
天然のシャワーを定期的に浴びているからですね。
天然のシャワーを定期的に浴びているからですね。
雨が降ると、小屋から出て雨を浴びるそう。 |
ち、近い(でもシャッターチャンス!) |
それにしてもほかの子とは?
「うち、何匹も犬を飼ってきたんです。」
「うち、何匹も犬を飼ってきたんです。」
段々おじさん(私)にも慣れてきた様子。 |
実はメロ君が来る前にも犬を飼っていた。 |
敷地にはこんな“墓石”が。
「代々犬種も様々なんですが、この下に皆います。それで家にあった石に、犬の名前を書いてあるんです。」
本当に家族に愛されていたんですね。
「代々犬種も様々なんですが、この下に皆います。それで家にあった石に、犬の名前を書いてあるんです。」
本当に家族に愛されていたんですね。
敷地内に、飼っていた犬が… |
眠っている。歴代の家族の名前が書いてある。 |
最後にメロ君の写真を撮ろうとすると、なぜか左前足だけ上げるポーズを。
「最近なぜだかやるようになったんです。」
「最近なぜだかやるようになったんです。」
舌を出す様子も可愛い。 |
得意の左前足上げを見せてくれるメロ。 |
お披露目してくれるなんて、有難うね。
撮ってくれと言わんばかりに、暫く上げていてくれた。 |
足上げとてへぺろの合わせ技。 |
さて秋田犬の家に戻ると、だいぶ落ち着いてきた様子。
すると家の中から若い男性が。冒頭の飼い主の女性曰く、
「孫です。」
すると家の中から若い男性が。冒頭の飼い主の女性曰く、
「孫です。」
落ち着いた秋田犬2匹。 |
鳴き声で起きてしまったお孫さん(済みません<(_ _)>)。 |
すると、お孫さんがこの秋田犬が家に来る事情を教えてくれました。
「弟がなぜか1匹を“まる”ってつけて、父から『もう一匹の名前をつけろ』と言われたので、茶々丸から“ちゃちゃ”とつけました。漢字だと忠犬ハチ公みたいに硬いイメージなので、名前はひらがなです。」
「弟がなぜか1匹を“まる”ってつけて、父から『もう一匹の名前をつけろ』と言われたので、茶々丸から“ちゃちゃ”とつけました。漢字だと忠犬ハチ公みたいに硬いイメージなので、名前はひらがなです。」
お孫さん兄弟で名前を付けた。 |
ちゃちゃ君・まる君と戯れるお孫さん。 |
名付け親のお孫さんにもなついているようで、ほっぺを引っ張られても大人しく為されるがまま。笑っているみたいですね。
ほっぺを引っ張って… |
にこ~(シャッターチャンス!) |
「この柵付きのケージも、父が秋田犬を飼うんだったらとコンクリートを流して、柵で囲って、屋根も作りました。元が狩猟犬ですから、力は強いですよ。」
お孫さんのお父さんが、ちゃちゃ君・まる君用に手作りした”ハウス”。 |
お孫さんにされるがままのちゃちゃ君・まる君。 |
しかし飼い主に忠実な秋田犬らしく、まぁお孫さんの前では大人しいこと。お蔭で可愛いショットが撮れました。
突然なのに、可愛いご家族を紹介して下さって有難う御座いました。(つづく)
突然なのに、可愛いご家族を紹介して下さって有難う御座いました。(つづく)
もう1回、はいチーズ! |
メロ君ももう1回てへぺろ。 |
ある建物から声を掛けていただいた。 |
髪型が決まっている! |
全文を読む