京都・宇治の最高級抹茶でリラックスタイムはいかが？会津の七日町通に抹茶専門カフェがオープン！

Chu! PRESS

2023.12.01

10月にオープンした、京都・宇治の最高級抹茶が楽しめるお店。ここのイチオシ一つ目は「抹茶ラテ」。粉末の抹茶を茶器に入れ、お湯を注いでたてて…と、目の前で作り上げてくれる様子は風流で、目でも耳でも鼻でも楽しめる。オーナーの小濃（おのう）夏美さんは2年間、茶道の腕を磨き、手先の感覚で点て具合を見極めているという。少し泡立ってきたくらいが口当たりが良く、これをミルクの入ったカップに注ぐと完成だ。

白と緑のコントラストが美しい

よ〜く混ぜていただくと…2種類の抹茶をブレンドしているだけあって、とにかく香りがすごい！そして、心地の良い苦味がミルクの甘さを引き立ててくれる。

これに合わせたいスイーツが「抹茶テリーヌ」だ。これもとっても贅沢！ドリンクと同質の高級抹茶をたっぷりと使っている。フォークをスッと入れて口に運ぶと…なめらかな食感、そしてすごく濃厚な味わいが口いっぱいに広がる。

フランス料理のテリーヌを抹茶で

もう一つおすすめのスイーツが、たてた温かい抹茶をバニラアイスにかける「抹茶アフォガード」。こちらも目の前で仕上げてもらえる。アイスに合うように、少し苦めの抹茶を使用。とろりとしたアイスと抹茶をたっぷりすくっていただきたい。このほか、季節ごとに変わる抹茶スイーツも楽しめる。

アイスの溶け具合が絶妙な仕上がりに！

こちらのお店があるのは、風情ある街並みが広がる会津若松市の七日町。ここで中継をするにあたって、リポーターのしなだマンも自前の着物姿で登場！

七日町駅から七日町通に向かい、信号を2つ過ぎた右手にある

「抹茶専門カフェ濃い春」は、カフェなどが集まる複合施設である「七日町パティオ」にオープンした。ガラス張りで開放感のある雰囲気で、カウンターに茶器があったり茶箱をアレンジしたテーブルがあったりするなど、和を思わせる小物が所々並んでいるのがオシャレ！

店内に足を踏み入れると、お茶の良い香りが！

小濃さんの抹茶愛は、物心ついた時から。抹茶味のお菓子がずっと好きで、大学卒業後は会社員や教師をしていたものの、抹茶に関わる仕事に就くことを諦めきれなかったという。ことしの春に思い切って教師を辞め、京都のお茶屋さんにて住み込みで収穫の手伝いをすることに。

会津で店を始めたのは、千利休の息子が豊臣秀吉に処刑されそうになった時に逃げてきた場所と言われていて、茶道・抹茶と縁の深い土地だと思ったため。10件以上の問屋を回って選び抜いたのは、170年以上の歴史をもつ、京都・宇治の老舗問屋「堀田勝太郎商店」。ここから抹茶を仕入れることに決めた。

この本格的な高級抹茶が会津で味わえる！

実は小濃さん、京都では抹茶以外にも運命の出会いが！それが、住み込みしていた場所で出会った彼の中村さん。一緒にお店を盛り上げている。

真ん中の女性が小濃さん、右側が中村さん

そんな甘〜くて苦い抹茶専門店には、四季の移ろいを満喫できる特等席、テラス席も。ここでいただいたのが、抹茶のおいしさを最も堪能できるシンプルな「お抹茶」。お客さんのイメージに合わせて、小濃さんが茶器を選んで提供してくれる。

寒い時期には、あったかい「お抹茶」が染み渡る…

右手で持ち上げて左手に乗せ、右手親指で時計回りに90度回転、3口半で飲み切り、飲み口を戻す。お抹茶の作法でいただいてみると、より本格的な風情を感じられるはず。

抹茶と同様、小濃さんの自信作！

さらに、抹茶の次に選びたいのがほうじ茶。「ほうじ茶ラテ」には、抹茶と同じく、小濃さんが惚れ込んだ京都・宇治産の玉露から作られるほうじ茶が使用されている。ほうじ茶の香ばしさが、ミルクと相性抜群だ。

アイスだけでなくホットでも楽しめる抹茶やほうじ茶のドリンクは、これからの季節にもピッタリ！紅葉狩りや町歩きの途中に立ち寄ってホッとひと息つくのも良し、テイクアウトするのも良し。京都・宇治の最高級の味を、会津で存分に堪能したい。

Chu!PRESS編集部

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