【グップラ】「ブンケン歩いてゴミ拾いの旅」心ないゴミの数々を拾う地道な活動…少しずつ手応えも

Chu! PRESS

2023.06.05

日本テレビ系列では、「Good For The Planet」と題して、地球のため、未来のため、より良い暮らしのために今できることを、様々な企画を通して皆さんと一緒に考えていく。

ゴミ拾いをしながら、いざ檜枝岐村へ！

今回は、福島県内を歩いて道端のゴミを拾っているブンケンさん（郡山市出身の俳優、鈴木文健さん）の挑戦！いまは猪苗代湖からいくつもの峠を越えて檜枝岐村を目指す新ルートを辿っている最中だ。

準備運動をして、気合十分！

この日は、県南と会津を結ぶ勢至堂と呼ばれる峠付近を3km進むことに。まず向かったのは、長さ1147mの勢至堂トンネルだ。実はここ、逆ルートで進んでいた2年前に衝撃を受けた場所…なんとおしっこが入ったベットボトルが104本もあったのだ。

2年前の苦い記憶が蘇るが…いざ！

そんな因縁のトンネル、よく目を凝らして進むも…

所狭しと落ちていたペットボトルがない！

想定されていたゴミがまったくない！立ち止まることなく、トンネル内で郡山市から須賀川市へ。そして例のペットボトルを1本も拾うことなく、出口に到着。

しかし、実はこの前夜、ブンケンさんに協力しようと、トンネル内をキレイにしてくれた方がいらっしゃったとのこと。少なからず捨てられたゴミはあったようだ。

トンネル内で拾われたゴミ…

そして、トンネルを出た先の国道294号を進むと、ポイ捨てされた心ないゴミが次々に現れる。

分別されていないゴミがまとまった袋

大量のタバコの吸い殻

袋にまとめられたゴミ、タバコの吸い殻、缶…。急に降り出した雨にも負けず、隠れたゴミも見逃すまいと懸命に拾い集めていく。

生い茂る草の中にも、たくさんのゴミが

この日の行程3km、ラストの駐車スペース。ここでも、長靴やおしっこが入ったベットボトルが大量に…。

なぜ、たくさんの長靴が？

どこにでも容赦なく…

ついに、作業終了！拾ったゴミの量はあわせて14袋80.2kg、おしっこが入ったベットボトルは38本だった。

国道沿いも気分もスッキリ！

3kmの道のりで、この量！

気分は晴れやかだが、ブンケンさんには一つ気になることが…。
それは、2年前のこと。ここから2km先の駐車スペースの陰に、言葉を失うようなとんでもない量のゴミが捨てられていた。

目を疑うような大量ゴミが、あちらこちらに…

助っ人に駆けつけた小野紗由利アナウンサーとゴミを拾い続けること1時間強。なんと、47袋ものゴミと54本ものおしっこが入ったベットボトルが…。

悲しすぎる現実

その場所は、現在どうなっているのか。

2年前にゴミ拾いをしたのと同じ場所だが…

この下に「不法投棄監視中」と書かれた看板がある

ブンケンさんが確認しに向かうと、そこには、2年前に目にしたものとは別の光景が広がっていた。去年の秋に地元の環境保護団体の皆さんが清掃し、今年に入ってから監視カメラを取り付けた結果、キレイな状態が保たれていた。

福島県がキレイになっていく喜びを実感！

これまでのブンケンさんの地道な活動が、実を結んでいるのかもしれない…！
歩行総距離2081km、拾ったゴミの総重量13t444.1kg。少しずつ手応えを感じ始めているゴミ拾いの旅。引き続き、はるかな旅路に熱い思いを刻んでいく。

Chu!PRESS編集部