カラフルな店内で気軽に楽しむ発酵食！自家製の米麹パワーを存分にいただける「cafe nda焙」【ふくしま発酵旅】

Chu! PRESS

2024.02.21

マグロ節がたっぷり乗った丼は、米麹を使った秘伝のタレで1日じっくり煮込んだ豆腐のオリジナル丼。見た目は和だが、醤油や様々な香辛料が入ったエスニックな味わいで、とにかくうま味が濃厚！醤油ベースのスープは、エノキと舞茸と干しゴボウを煮込んだもの。福島県産のリンゴとキクの糠漬けも、香り高い自信作だ。

手作り麹の種類はもっとたくさん！

乾燥野菜を使ったサラダのドレッシングは、塩麹とタマネギ麹を合わせたもの。なんと、この麹も手作りで、種類が豊富！醤油麹、ニラ麹、甘麹、辛麹などもあり、これらを組み合わせて使っている。

実はこのランチセット、すべて発酵食品！寒〜い冬こそ、発酵のチカラで元気に！

マグカップもオリジナル

セットにすると、デザートとドリンク、自家製の甘酒が付いてくる。煮た白キクラゲと生クリームが入ったモナカに添えられているのは、整腸作用がある「玄米コーヒー」。店内にある焙煎機で5時間ほど焙煎してできた黒い玄米、これを濾すと出来上がる。中継に訪れた大橋聡子アナウンサーは「麦茶のような味わい、そしてポップコーンの殻のような香ばしさが感じられる」と話す。ノンカフェインなため、コーヒーが苦手な人にもおすすめだ。

試行錯誤を重ねた末の自慢の一品！

デザートは単品でも注文することができる。「米麹甘酒ブリュレ」は、牛乳は一切使わず、甘酒だけで作ったもの。卵の風味がたっぷりで、表面はサクサク、中はトロトロ！

左側の女性が代表の橋本妙子さん

もともと発酵に関心があったという代表の橋本妙子さん。福島県に昔からあるすばらしい「発酵文化」を伝え、体に良いものを提供したいという思いから、発酵食の店をオープンさせた。発酵食にはお米も使うため「お米と発酵」をテーマにしたと話す。

サラダや炒めものなど、いろいろな料理に活用できる

店内では、農薬をなるべく使わないなど、こだわりの農法のお米を県内外から取り寄せて販売している。このほか、米麹で作った調味料や、福島県産のナスやニンジン、タマネギなどの乾燥野菜も。乾燥させると栄養価がアップするうえ、長期保存もできるなど、良いことづくしだ。

冷蔵ケースにいっぱいだった商品も、残り少なく…

この店を始めるにあたって、橋本さんは米作りにもチャレンジ！できたお米で作った米麹も販売している。甘麹や塩麹などこだわりの味わいで、大人気！この米麹で作った発酵メニューが、店内ではたくさん提供されている。

季節によって変わるフルーツも楽しみの一つ

オリジナルの甘酒も瓶詰めで販売。また、自家製の甘酒に旬のフルーツを入れた「甘酒スムージー」もおすすめだ。この日は、福島県産のリンゴとプルーン、イチゴがIN！甘酒の濃厚な甘さに、フルーツのさわやかな酸味が楽しめる。

国道288号と349号の交差点からすぐのところ

ここは、田村市船引町に去年10月にオープンした、お米と発酵の店「cafe nda焙（んだばい）」。方言で「そうだね〜」という「んだばい」と「焙煎」の「焙」をかけている店名だ。民家を改築した店で、発酵食はもちろん、カラフルな店内の雰囲気にも元気をもらえそうだ。

発酵食の買い物もランチも楽しめる！

こだわりのラインナップは目を引くものばかりで、気軽に発酵食に触れられる空間。そのおいしさとパワーを存分に堪能してみたい。

Chu!PRESS編集部

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