2024.02.01
Can human beings improve themselves?
皆さん、こんにちは。
この前、話題の映画を観てきました。自分の備忘録的な内容ですが、ちょこっと書きます。
一つは”POOR THINGS”『哀れなるものたち』。
一度は命を失った女性ベラは、天才外科医ゴッドウィンの再生手術によって、赤ん坊の脳を移植され蘇る。体は大人だが中身は赤ん坊なので、周りの人間は乳児以上にベラの相手をするのが大変。だが順調に様々な事を学び、覚えていったベラは、外の世界に興味を持ち…という話。
ベラの成長に合わせて考え方や振る舞いが大人になっていく様子を演じるエマ・ストーンさんが凄い! そしてこんな感じで話が終わるのか…と思ったところで終盤にもう一波乱、最後に…という話の展開も面白い。
そんな映画の中で私が(聞き取れた範囲だが)気になる語が”beast(野獣)”と”improve(改善する・向上させる)”だ。ベラが成長し、経験を積む度に、世の中への見方も変わっていく。その途中、ベラは人間の”beast(野獣)”たる部分も見、人間は”improve(改善する・向上させる)”出来ないものかと考える。果たして人間は自分たちを”improve”出来るのだろうか。そして”improve”出来たとして、どう”improve”するのが良いのか? この作品での選択肢は…?? 色々考えさせられる映画で、外科医の名前がゴッドウィン(Godwin)と”god”が入っているのも象徴的だ。
カメラも途中まで特殊なものを使うなど演出意図があるのだろうけれど、話の内容に集中して詳しくは覚えていられなかった。
映像もそうだが、エンドロールも美しい。美に拘るから、醜も映える。そして映像内容の関係で18歳未満は鑑賞できない。
もう一つは『ゴールデンカムイ』。
日露戦争で二百三高地の戦いでも生き抜いた“不死身の杉元”は戦争から戻ると、或る男から眠る金塊の話を聞く。その眠る場所は、集団で脱獄した囚人24人の体の刺青を合わせれば分かると…。その金塊を巡って、杉元や帝国陸軍、更には囚人そのものも謎解きを始める…という話。
色々な“敵”が出てくる場面にひやひやして、体に力が入ってしまい、終盤に肩が凝った。それ位スリリングな展開&映像。やはり『キングダム』で主役を張るだけあって、山﨑賢人さんのアクションは凄い!←語彙が貧弱。そのほかの皆さんのアクションも、映像も凄いのだが、それは観てのお楽しみ。
そしてなぜ杉元は命を懸けてまで金塊を求めるのか、その理由が途中で明かされ、益々作品にのめりこむ。「投げ」の場面が印象的。
VFXやCGとは分かっていても、映像描写にちょっとグロい場面もある。PG12。
両映画とも、郡山テアトル・イオンシネマ福島、ポレポレシネマズいわき小名浜で上映されている(『哀れなるものたち』はフォーラム福島でも)。
この前、話題の映画を観てきました。自分の備忘録的な内容ですが、ちょこっと書きます。
一つは”POOR THINGS”『哀れなるものたち』。
一度は命を失った女性ベラは、天才外科医ゴッドウィンの再生手術によって、赤ん坊の脳を移植され蘇る。体は大人だが中身は赤ん坊なので、周りの人間は乳児以上にベラの相手をするのが大変。だが順調に様々な事を学び、覚えていったベラは、外の世界に興味を持ち…という話。
ベラの成長に合わせて考え方や振る舞いが大人になっていく様子を演じるエマ・ストーンさんが凄い! そしてこんな感じで話が終わるのか…と思ったところで終盤にもう一波乱、最後に…という話の展開も面白い。
そんな映画の中で私が(聞き取れた範囲だが)気になる語が”beast(野獣)”と”improve(改善する・向上させる)”だ。ベラが成長し、経験を積む度に、世の中への見方も変わっていく。その途中、ベラは人間の”beast(野獣)”たる部分も見、人間は”improve(改善する・向上させる)”出来ないものかと考える。果たして人間は自分たちを”improve”出来るのだろうか。そして”improve”出来たとして、どう”improve”するのが良いのか? この作品での選択肢は…?? 色々考えさせられる映画で、外科医の名前がゴッドウィン(Godwin)と”god”が入っているのも象徴的だ。
カメラも途中まで特殊なものを使うなど演出意図があるのだろうけれど、話の内容に集中して詳しくは覚えていられなかった。
映像もそうだが、エンドロールも美しい。美に拘るから、醜も映える。そして映像内容の関係で18歳未満は鑑賞できない。
もう一つは『ゴールデンカムイ』。
日露戦争で二百三高地の戦いでも生き抜いた“不死身の杉元”は戦争から戻ると、或る男から眠る金塊の話を聞く。その眠る場所は、集団で脱獄した囚人24人の体の刺青を合わせれば分かると…。その金塊を巡って、杉元や帝国陸軍、更には囚人そのものも謎解きを始める…という話。
色々な“敵”が出てくる場面にひやひやして、体に力が入ってしまい、終盤に肩が凝った。それ位スリリングな展開&映像。やはり『キングダム』で主役を張るだけあって、山﨑賢人さんのアクションは凄い!←語彙が貧弱。そのほかの皆さんのアクションも、映像も凄いのだが、それは観てのお楽しみ。
そしてなぜ杉元は命を懸けてまで金塊を求めるのか、その理由が途中で明かされ、益々作品にのめりこむ。「投げ」の場面が印象的。
VFXやCGとは分かっていても、映像描写にちょっとグロい場面もある。PG12。
両映画とも、郡山テアトル・イオンシネマ福島、ポレポレシネマズいわき小名浜で上映されている(『哀れなるものたち』はフォーラム福島でも)。
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