2023.06.15
with a camera in Asakawa Town 3-1
私が初めて「ぶらカメ」で浅川町を訪ねたのは、3年前(2020年)の秋。 |
同じ銀杏の木は、若い緑に染まっていた。 |
浅川町は中通り南部、白河市や石川町(いしかわまち)の隣にある町で、面積約37平方キロ、人口6000弱、8月16日の花火大会(特に城跡でもある城山の山肌で花火が炸裂する「地雷花(じらいか)」は珍しい花火)には多くの観光客が訪れます。その城山からは町が一望でき、今は伸びて来た水稲が田んぼを緑に染め始め、一層自然の豊かさが感じられます。
城山公園から町内を望む。 |
水田も稲が伸びて、緑に染まり始めている。 |
その城山(現在は公園)の上に来てみると、町を眺めるご夫婦が。隣町から買い物に来て、その途中景色が良いという事でいらしたそう。
「前に花火を見に来た事もあります。地雷花は打ち上げ花火と違って良いですね。」
「前に花火を見に来た事もあります。地雷花は打ち上げ花火と違って良いですね。」
町を眺めるお二人。 |
隣町から買い物に来たご夫婦だった。 |
仲睦まじく見えるご夫婦、それもその筈、
「夫婦では喧嘩にまでは至りません。」
と仰います。どちらかが折れるとか?
「折れる…という訳ではなく、意外と喧嘩にならないんです。」
結婚生活35年、話し方から感じられる穏やかさも、円満の秘訣かもしれませんね。ほっこりする、素敵な時間を頂きました。有難う御座います。
「夫婦では喧嘩にまでは至りません。」
と仰います。どちらかが折れるとか?
「折れる…という訳ではなく、意外と喧嘩にならないんです。」
結婚生活35年、話し方から感じられる穏やかさも、円満の秘訣かもしれませんね。ほっこりする、素敵な時間を頂きました。有難う御座います。
喧嘩はしないそう。 |
いつまでも仲睦まじくお過ごしください。 |
町中をぶらぶらしていると、ダンプカーを洗っている男性が。
「きょうは休みなんですが、(休み明けに)お客さんのところに汚れたダンプで行くのは失礼かなと思って…。」
お邪魔したのは運送会社の一角ですが、奥には普段あまり見ないようなクレーン車があります。
「うちはクレーン車もあって、工事現場にも行くんですよ。」
「きょうは休みなんですが、(休み明けに)お客さんのところに汚れたダンプで行くのは失礼かなと思って…。」
お邪魔したのは運送会社の一角ですが、奥には普段あまり見ないようなクレーン車があります。
「うちはクレーン車もあって、工事現場にも行くんですよ。」
休みに愛車を洗車中。 |
奥にはクレーン車が。 |
因みにこちらの男性は、ダンプカーの運転手に今年なったばかり。
「やっぱりダンプカーって格好良いじゃないですか。どうしても運転したいという想いが昔からあって、思い切ってサラリーマンを辞めました。」
大変なところは、荷を積むと「車体の後ろが振られる事」だそう。神経を使う仕事なんですね。そしてこれからはご自身が運転するダンプカーの内装を徐々にカスタマイズしていきたいそうです。
「やっぱりダンプカーって格好良いじゃないですか。どうしても運転したいという想いが昔からあって、思い切ってサラリーマンを辞めました。」
大変なところは、荷を積むと「車体の後ろが振られる事」だそう。神経を使う仕事なんですね。そしてこれからはご自身が運転するダンプカーの内装を徐々にカスタマイズしていきたいそうです。
土砂などを積むと、運転が難しくなるそう。 |
いずれは運転席も自分好みに…。 |
因みにあのクレーン車って、動くところを見せてもらえたりするのでしょうか?
「動かせる人間がいますので、言ってみましょうか?」
お願いします。
「動かせる人間がいますので、言ってみましょうか?」
お願いします。
クレーン車も保有するこちらの会社。 |
クレーンを操作できる人を呼んで下さった。 |
会社に許可を頂き、登場したのがこちらの男性。ヘルメットをした後、車を移動させ始めます。
クレーン車に向かう男性。 |
乗り込んだ後、移動を始めたぞ。 |
移動した先は、鉄板の上。ここで車が横転しないよう、車体を支える為のもの(アウトリガー)が出てきます。車体を若干浮かせて、アウトリガーの4か所で支える事で、クレーン操作を安定して行えます。
鉄板の上で、クレーン車から車体を支える部分が横に伸び… |
そこから脚が地面に垂直に伸びて、車体を浮かすようにして支える。 |
そして横になっていたブーム(腕のような部分)が空に向かって立ち上がっていったかと思うと…
地面と平行だったブームが徐々に首をもたげ… |
クレーン車らしくなってきたぞ。 |
エメラルドグリーンのブームの中から、塗装されていないシルバーのブームが2段、3段と姿を現し、青空へ向かってどんどん伸びていきます。
ブームの中からシルバーのブームが…。 |
一回り細いブームが次々伸びていく。 |
その長さ38m。最大35トンの荷を持ち上げる事が出来るそうです。
「これでもまだ小さいほうですよ。もっと大きなクレーン車はありますから。」
「これでもまだ小さいほうですよ。もっと大きなクレーン車はありますから。」
5段階で伸びたブームは38m。 |
現場ではほかの作業員とコンタクトをとりながら操作する。 |
そう話す男性は、嘗てはとび職だったそう。
「現場で屋根にクレーンで持ち上げているのを見て、格好良いなと思って…。」
現場に出て感じるのは、
「ほかの人のクレーンの操作方法が勉強になります。自分はまだまだですよ。」
と極めて真面目で謙虚。
「現場で屋根にクレーンで持ち上げているのを見て、格好良いなと思って…。」
現場に出て感じるのは、
「ほかの人のクレーンの操作方法が勉強になります。自分はまだまだですよ。」
と極めて真面目で謙虚。
以前はとび職として、クレーン作業を見ていたとの事。 |
クレーンをめいいっぱい伸ばして頂いた。 |
また現場へ移動する際も、
「カーブの時などは車載カメラも含めて周りを確認したり、ブームが車体の前に出ているのでぶつからないようにしたりと、結構神経を使います。」
私だったら、現場に着くまでに疲れちゃいそうです。大変なお仕事ですね。色々お話聞かせて頂き有難う御座いました。最後に、いらっしゃる方で集合写真を一枚お願いすると、ダンプカーを洗っていた男性が、
「カーブの時などは車載カメラも含めて周りを確認したり、ブームが車体の前に出ているのでぶつからないようにしたりと、結構神経を使います。」
私だったら、現場に着くまでに疲れちゃいそうです。大変なお仕事ですね。色々お話聞かせて頂き有難う御座いました。最後に、いらっしゃる方で集合写真を一枚お願いすると、ダンプカーを洗っていた男性が、
会社の外の道路から撮影しても、ぎりぎり全体が見える位ブームが長い。 |
運転も気を遣うそう。 |
「私、鈴木美伸さん(『ゴジてれChu!』のリポーターやラジオのパーソナリティとして活躍)が好きなんですよ。ラジオを聞いているんですが、木曜日に突然出なくなっちゃって。寂しいなと思っていたら、金曜日に移っていたんですね♪」
運転中はテレビを見る訳にはいきませんものね。美伸さんに伝えておきますね。すると…
運転中はテレビを見る訳にはいきませんものね。美伸さんに伝えておきますね。すると…
鈴木美伸さんのファンだそう。 |
こちらが美伸さん。金曜日のふくしまFMで美声が聞ける。 |
「私の母が、徳光さんが大好きなんですよ。」
と仰る男性が! 母が、というあたりにリアリティを感じます。「ぶらカメ」的には嬉しい限りです。お母さん、これからも応援してくださいね!
と仰る男性が! 母が、というあたりにリアリティを感じます。「ぶらカメ」的には嬉しい限りです。お母さん、これからも応援してくださいね!
私のファンだそう…この方のお母様が、ですが。 |
宜しくお願い致します! |
突然のお邪魔なのに話を聞かせて頂いた上、クレーン車まで稼働して頂いて有難う御座いました。これからも安全第一で、社会に貢献する仕事をして頂きますように…。(つづく)
ちょっとふざける中央の2人。 |
クレーンを操作した男性(左)も、思わず笑顔に。 |
町の産直のお店へ…。 |
ここの商品から、旅は大きく展開し始める! |
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