2024.05.27
Impressionism
先日(平日のとある日)、『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』を観に行ってきた。混むと聞いていたので、9時半の開館時刻に合わせて行ったのだが、この日は開館10分前で10人程が並んでいた。
印象派に関してはほぼ無知で行ったので、
「離れてみるとリアルなのに、近づいてみると細かく描いている訳ではないんだ~。」
(計算して描かないと、離れて見てリアルには見えないのだろうが)
といった基本中の基本を、実物から教わったりして…。
印象派に関してはほぼ無知で行ったので、
「離れてみるとリアルなのに、近づいてみると細かく描いている訳ではないんだ~。」
(計算して描かないと、離れて見てリアルには見えないのだろうが)
といった基本中の基本を、実物から教わったりして…。
前売り券を手に、美術館の入口へ。 |
近くで見ると山の稜線など、境が曖昧な色合いで描かれているが、離れて見ると実に山の佇まいがその通りと思わんばかりに表現されている。しかも光だけでなく、空気・大気を描こうとしているという解説を見て、ほほぉ…と感心。
ハッサムの作品の中にはスマホのポートレート機能ではないが、周りをぼかして馬車にだけ焦点を当てた絵『コロンバス大通り、雨の日』もあり、印象派の面白さを感じる。
そしてモネの睡蓮(図鑑などではなく、本物)を初めて観た。離れて見て改めてその素晴らしさを堪能。
ハッサムの作品の中にはスマホのポートレート機能ではないが、周りをぼかして馬車にだけ焦点を当てた絵『コロンバス大通り、雨の日』もあり、印象派の面白さを感じる。
そしてモネの睡蓮(図鑑などではなく、本物)を初めて観た。離れて見て改めてその素晴らしさを堪能。
美術館内の、撮影OKスペース(その1)。 |
特に睡蓮の浮いている葉の周りの水の描き方! 表面張力のような感じの、葉が浮く事によって生み出される水の緊張感みたいなものが(←巧く表現できていない)、近くで見ると感じられる。そして水面に映る(そしてカンバスには描かれていない)池畔の木々の葉の美しさ。
モネをはじめとした印象派をイメージしていたので、展覧会の作品全体を通してみると、印象派も幅が広いのだと思う。興味がわいて中野京子氏の本を買ってきた。改めて印象派を学んでみようと思う。
が、無知でも堪能できた。是非近づいたり離れたりを繰り返して楽しんで欲しい。
モネをはじめとした印象派をイメージしていたので、展覧会の作品全体を通してみると、印象派も幅が広いのだと思う。興味がわいて中野京子氏の本を買ってきた。改めて印象派を学んでみようと思う。
が、無知でも堪能できた。是非近づいたり離れたりを繰り返して楽しんで欲しい。
美術館内の、撮影OKスペース(その2)。 |
作品の展示スペースを出るとショップがある。ショップには、絵葉書やマグネット、栞といった定番のものから、Tシャツ、複製絵画、更には絵をそのままソックスにしたという、かなり攻めたグッズも販売されている。
私は手頃で気に入ったミニポスター、ジュリアン・デュプレの『干し草作り』と、アンデシュ・レオナード・ソーンの『オパール』を買ってきた(各1650円)。因みに平日に行くと、ショップの100円割引券が使える。勿論、100円引きを活用♪(100円引き券が欲しくて、入場口にもう一度回り込んで取ってきた)。
私は手頃で気に入ったミニポスター、ジュリアン・デュプレの『干し草作り』と、アンデシュ・レオナード・ソーンの『オパール』を買ってきた(各1650円)。因みに平日に行くと、ショップの100円割引券が使える。勿論、100円引きを活用♪(100円引き券が欲しくて、入場口にもう一度回り込んで取ってきた)。
買ってきた小さめの複製画2点。左が『干し草作り』、右が『オパール』。 |
当然実物とは大きさも質感も違うのだが、印象派だから遠目に見れば結構OKなのだ←大雑把な感覚(でも好きな絵って、手近に置いて何度も見たくなりますよね)。
因みに昔絵画の事を知りたくて、毎週1人の画家に焦点を絞って人となりや主な作品を紹介する雑誌、週刊『ザ・グレート・アーティスト』を買っていた事があった。買うのは毎週でなく、気になる作品を描いた画家の週だけ。念のため自宅の本棚を探してみたら…印象派の画家の回は、1度も買っていなかった!! 当時は写実的な画家が好みだったのだと、昔の自分を改めて知る。しかしここまで偏った好みだったとは…。或る意味、印象派の展示を観に行ってそこが一番の驚きだった。そして不意に、昔の実家の壁に掛けてあった絵を思い出した。その複製画は、確かに印象派に分類される絵だった←父の好み。そんなに身近にあったのね…。
因みに昔絵画の事を知りたくて、毎週1人の画家に焦点を絞って人となりや主な作品を紹介する雑誌、週刊『ザ・グレート・アーティスト』を買っていた事があった。買うのは毎週でなく、気になる作品を描いた画家の週だけ。念のため自宅の本棚を探してみたら…印象派の画家の回は、1度も買っていなかった!! 当時は写実的な画家が好みだったのだと、昔の自分を改めて知る。しかしここまで偏った好みだったとは…。或る意味、印象派の展示を観に行ってそこが一番の驚きだった。そして不意に、昔の実家の壁に掛けてあった絵を思い出した。その複製画は、確かに印象派に分類される絵だった←父の好み。そんなに身近にあったのね…。
レシート。平日で100円割引を使った。ちょっと嬉しい…。 |
『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』は郡山市立美術館で6月23日まで。あと1か月、是非本物の素晴らしさを、県内で体感してみては?
入口でモネの睡蓮が我々をいざなう(きょう月曜はお休みです、行くなら明日以降)。 |
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