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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
holiday in Tokyo
 大型連休もきょうが最終日。お休みを取れた方はゆっくり出来たでしょうか?
 個人的には3連休を取れたので、東京に行ってきました。
 一つは、東京国立近代美術館で開かれている『重要文化財の秘密』。明治以降の絵画・彫刻・工芸で重要文化財に指定された68点の内、51点(一部展示替えあり)を一堂に集めた展示会です。重要文化財に指定された事が作品の良し悪しに繋がる訳では勿論ありませんが、確かに素晴らしい作品がずらりと並ぶと圧巻。特に印象に残ったのは、全長40mの絵巻に描かれた横山大観の『生々流転』。よくこれだけの”絵物語“を構成し描いたものだと、圧倒されます。しかもこの作品が展示された初日が……。よくぞ現在まで残ってくれました。
 またヨーロッパの技法を学んだ日本人が何を表現するか(つまりヨーロッパの技法を以て日本人にしか描けないものは何か)、という観点で個人的に山本芳翠の作品が好きなのですが、同じ意味で原田直次郎の『騎龍観音』は個人的に好きな作品の一つとなりました。展示会は明瞭に見える明るさなのですが、解説文を読むと飾る場所によって…ふむふむとイメージが膨らみました。因みに山本芳翠も『裸婦』が重文に選ばれています。
 和田三造の『南風』も好いですねぇ。難破して漂流する4人が描かれているのですが、それぞれに思う所は違うようで、それでいて絶対に助かって見せる!的な生命力溢れる中央の男性の何と雄々しい事よ。そのほかミーハーですが、岸田劉生の『麗子微笑』や黒田清輝の『湖畔』といった有名な作品が直に見られたのも嬉しかったりして。
 そして彫刻・工芸も見応えがありました。高村光雲の『猿』(展示会としては左手に注目? 毛並み・目力・佇まいからくる存在感!)、荻原守衛の『北條虎吉像』の人柄まで伝わってくるようなリアリティ、初代宮川香山の『褐釉蟹貼付台付鉢』の立体的な動と『黄釉銹絵梅樹図大瓶』の平面に込められた梅の躍動・力強さの対比、鈴木長吉『十二の鷹』のそれぞれが特徴的で鷹らしい瞬間を切り取った姿形…←図録の写真が素晴らしい。
 なおこの展覧会は14日(日)までで、30分ごとに入場時刻を予約できる前売りが便利かも知れません。私はオープンの9時半を予約しましたが、私が展覧会を後にする頃には結構館内も混雑してきました。手荷物のある方はロッカー(100円、但し鍵を開けると戻ってくるタイプ)もありますが、数に限りがあります。また同時開催の『MOMATコレクション』も充実しているので、行く際は時間に余裕をもって…。入場料は一般1800円、作品は撮影可能なものも結構あります。会期は14日(日)まで。
東京国立近代美術館は今年70周年だそう。
東京国立近代美術館は今年70周年だそう。
 そしてもう一つ、こちらは渋谷PARCOの4階で開催されている『風とロックでみんな笑ってる』にも行ってきました! 風とロック設立20年を記念して、足跡を振り返る展示会です。ファンには嬉しいのが、フリーペーパー『月刊 風とロック』の全巻展示&立ち読みOKなところ。たまたま開いたところに、以前行われた増子直純さん(怒髪天)のロック講座が載っていて、いやぁ文字で見ても爆笑もの。なんでお手伝いした方は箭内の「箭」の字を、「筋」って書いちゃうんでしょうね? あはは。そんなイジリ・ツッコミもさることながら、ロックが日本と他国で根本的に違うところの話などは、ロックにうとい私もなるほど納得。そんなロックへの想い・哲学・姿勢が垣間見えるところが“講座”と呼ぶに相応しい所以です。これに笑いをまぶして増子さんが進めるあたり、口調を思い出しながら読んでいると、笑ったりじーんと来たり…。『月刊 風とロック』を開いて肩を震わせながら笑いをこらえて読む一人のおじさん…周りにはどう映ったのでしょう?
入口には、多くの方から花も…。
入口には、多くの方から花も…。
 そして最後、全部を見終わって出口に向かおうとするその瞬間、あなたは『月刊 風とロック』の表紙になる???←あそこも追加で、写真OKにして欲しかったなぁ、なんて。
 会期はあす8日(月)まで。入場料は500円(小学生未満、無料)。撮影は入口すぐの所のみ可能です。
モニターには『月刊 風とロック』の表紙も…。
モニターには『月刊 風とロック』の表紙も…。
 因みに今年の風とロック芋煮会は『イモニーパーク』で御座いますよ。9月9日(土)・10日(日)、白河市・しらさかの森スポーツ公園で。土曜は24時閉園⁉
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