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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
with a camera in Nishigo Village 2
外は寒くても、子どもは元気!
外は寒くても、子どもは元気!
こちらは、「カルミヤ」の喫茶コーナーから5代目雪割橋を望む。
こちらは、「カルミヤ」の喫茶コーナーから5代目雪割橋を望む。
 4代目雪割橋の傍、カルミヤを後にして雪の車道を歩いていくと、展望台入口の看板をすぐに見つけます。看板の絵を見ると、5代目の橋が出来る前のものだと分かります。
カルミヤから少し上りの車道を行くと…
カルミヤから少し上りの車道を行くと…
展望台入口の看板が。ここですね。
展望台入口の看板が。ここですね。
「すべりやすいので注意して」
とあります。そこから先の道は雪に埋もれていますが、歩いてみるとその意味合いがよく分かります。というのも、雪の下には落ち葉の積もった階段が埋もれていて、落ち葉が滑りやすいのと、大量の落ち葉で階段が分からないので、雪・落ち葉・目視できない階段の三重苦で結構歩きにくいのです。でも幸いなことに遊歩道を数日前に歩いた人がいるらしく、けさ降った雪があるものの足跡も見られます。その足跡を追うように進みます。
いざ、展望台へ。雪より雪の下の枯れ葉が滑りやすい。
いざ、展望台へ。雪より雪の下の枯れ葉が滑りやすい。
一部は手すりが曲がっているところも…。
一部は手すりが曲がっているところも…。
 途中には雪の重みなのか、雨で土台の土が削られたのか、手すりが曲がっている所があります。自然の厳しさを垣間見つつ進みます。
「もう300mは歩いたんじゃないですかね。」
 ディレクターが言います。雪の下とは言え遊歩道なので、迷う心配はありません。ただ行けども行けども雪割橋側の見通しが良い所はなく、木の本数も増えてきます。ディレクターも迷う分岐点は無かった筈と首をかしげます。
木々の間を縫う感じで、道が伸びている。
木々の間を縫う感じで、道が伸びている。
次は上り道。この向こうかな?
次は上り道。この向こうかな?
「いったん戻りますか?」
と言われますが、
「もう少しだけ先を見てきます。」
と私一人で更に進みます。
 暫く進むと、ちょっと広い所に出ます。東屋があります。もしかしてここか?と思いますが、橋の方向は木が結構林立しています。橋と反対方向には地図があります。ここで確かめてみましょう。
東屋のある所に出た。
東屋のある所に出た。
少し先に、地図がある!
少し先に、地図がある!
 地図の写真でいうと、左から右方向に遊歩道を下ってきて「現在地」に至ります。展望の良さそうな場所は書いていないか探すと…ありました!
 現在地から更に下った所に「那須見台」が「絶景ポイント」として紹介されています。ただカルミヤの御主人が言っていた「300m」との距離感とかけ離れています。明らかに7~800mは歩くイメージです。
ここは木々が多く、展望が開けてはいない。
ここは木々が多く、展望が開けてはいない。
地図を見ると……え!?まだ先??
地図を見ると……え!?まだ先??
 戻ってディレクターと合流し、携帯電話でご主人に聞く事にします。
 電話をかけると、
「今行きます。」
との返事。
 暫くするとご主人から電話がかかってきて
「どこまで行ったんですか?歩いた道をそのまま戻って下さい。」
 戻っていくと、ご主人がスタッフ分の傘を持って歩いてきてくれました。
「行き過ぎですよ。」
 ほぼスタート地点、車道から展望台入り口の看板近くまで戻ったその時、ご主人が言ったのです。
「ここですよ。」
現在地から、写真左方向に戻る事に…。
現在地から、写真左方向に戻る事に…。
 確認しましょう。看板があります。看板の写真左下に「坂」と書かれた表示があります。
 次の写真を見てもらうと分かる通り「瀬音坂」と書かれた表示の所に立っています。分かりますか、この写真の中に展望台が写っていますよ。
展望台入口の写真で確認。左下に「坂」と書かれた案内板が写っている。
展望台入口の写真で確認。左下に「坂」と書かれた案内板が写っている。
その入口での写真。展望台が見えますか?
その入口での写真。展望台が見えますか?
 これです!黄色で囲ってみました。分かりにくいので、拡大したのが次の写真です。分かりますか?本当に目と鼻の先なんです。
黄色く囲った中に、展望台があるではないか!
黄色く囲った中に、展望台があるではないか!
こんなに近いんじゃん…。←心の声
こんなに近いんじゃん…。←心の声
 そうです、瀬音坂=遊歩道に進まず、すぐ右下に折れて下れば展望台だったのです。看板にも本当に「すぐ」って書いてあるじゃないですか。遊歩道を進んでしまった時、足跡と足元の滑りやすさに気をとられ下ばかり見ていたのと、展望台におりる階段が雪で埋もれていて、向かって右にすぐある展望台に気付かず進んでしまったのです。
 東屋の所にあった地図の写真をよ~く見直してみると、ちゃんと入口そばに「雪割橋展望台」とあるじゃないですか!!思い込みって怖い…。
 遊歩道なので迷う道ではないものの、本当に車道にある看板のすぐそば。ものの10mですので、皆さんはお間違いのないように。
展望台は「すぐ」と書いてあった…。
展望台は「すぐ」と書いてあった…。
遊歩道の先で見た地図でも…こんな近くに!!
遊歩道の先で見た地図でも…こんな近くに!!
 遊歩道を下り始めてすぐ右を見ていれば、展望台に気付いた筈でした。その展望台からは、雪景色の2つの雪割橋が見えました。あ~、良かった。
 ここでディレクターからご主人にこんな質問を。
「ご主人にもし『遭難しました!』って電話をしたら、何て答えてました?」
「“そうなん”ですか、でしょうかね。」
 さすがご主人。
少しだけ遊歩道を進んで右手を撮影。展望台が見える。先程はこれを見逃し、先へ進んだ。
少しだけ遊歩道を進んで右手を撮影。展望台が見える。先程はこれを見逃し、先へ進んだ。
展望台からの光景。雪に朱塗りの新旧雪割橋が美しい。
展望台からの光景。雪に朱塗りの新旧雪割橋が美しい。
 店に戻ると、奥様が
「大変でしたね、温かいものでも食べて。」
と、蕎麦を用意してくれました。ご主人も
「"蕎麦"です。遠くなくて良かった。」
と変わらず舌好調。しかも奥様のご厚意でとろろ芋付き!雪の遊歩道を行き来して失ったエネルギーが補給できます。
かけそば(テイクアウトなら590円)。ご厚意のとろろ付き。
かけそば(テイクアウトなら590円)。ご厚意のとろろ付き。
これでとろろそばだ。エネルギーが補充できそう。
これでとろろそばだ。エネルギーが補充できそう。
 更にご厚意&ご好意で、かぼちゃの煮物まで出して下さいます。ほくほくより柔らかめのとろっとした感じに、出汁と醤油がきいて甘いかぼちゃ。親戚の家に来ているかのようです。リンゴまでサービスで出してくれました。
 雪割橋そばの「カルミヤ」は、不定休です。この日(2月5日土曜日)は雪見をする観光客が来たらおもてなしを、と「殆どきょうは来ないと思いますけど」と言いながらも、開けていたそうです。色々助かりました、有難う御座いました。
これまたご厚意で、かぼちゃの煮物まで…。
これまたご厚意で、かぼちゃの煮物まで…。
カルミヤは、お客さんが来そうな日は開けてくれている。
カルミヤは、お客さんが来そうな日は開けてくれている。
 さて麓の町におりてみると、家の庭でボール遊びをしているお子さんたちがいます。
取材のためお父さんかお母さんを呼んでもらおうと声を掛けると、
お庭でボール遊び。
お庭でボール遊び。
サッカー遊びが出来る広さが羨ましい。
サッカー遊びが出来る広さが羨ましい。
女性が登場。
「皆、孫なんです。」
 なんとこの子たちのおばあちゃんだそう。60歳との事ですが、お若いですね。
おばあちゃん(というにはお若いですが)が登場。
おばあちゃん(というにはお若いですが)が登場。
取材のOKが出た。
取材のOKが出た。
「(仕事から)引退したので、孫の親が仕事で忙しい時に面倒を見ようと思っています。」
 お孫さんは全部で8人いるそうで、お孫さんと過ごすのは
今度はバスケットボール。1対1の勝負。
今度はバスケットボール。1対1の勝負。
かわして、シュート!
かわして、シュート!
「楽しいですよ。ただお年玉は本当に大変でした。ほかにも入園・入学なども続きますし…。」
 8人いればねぇ…。平等にしなくちゃならないし、嬉しい悲鳴なのでしょう。
シュート~~!
シュート~~!
よし、決まった!
よし、決まった!
 この女性のお母さん、お孫さんから見ればひいおばあちゃんが帰ってきました。こちらは90歳だそう。お元気ですね。
「畑仕事はいまもしていますよ。健康の秘訣はそれかな。何もしないでいると体がなまるからね。」
ひいおばあちゃんお野菜のお陰で、こんなに元気?
ひいおばあちゃんお野菜のお陰で、こんなに元気?
畑仕事は今も続けているというひいおばあちゃん。肖りたい…。
畑仕事は今も続けているというひいおばあちゃん。肖りたい…。
 お孫さんにひいおばあちゃんの野菜をよく食べるそう。おばあちゃんも
「美味しいし、とれたてだし、買わなくて良いんです。」
バスケが上手なのは、スクールで教わった事があるからだそう。
バスケが上手なのは、スクールで教わった事があるからだそう。
「おにぎり型にしてボールをこう持つんですよ。」男の子をボールがわりにして教えてくれた。
「おにぎり型にしてボールをこう持つんですよ。」男の子をボールがわりにして教えてくれた。
 因みにこの時いた他のご家族が、こちらのワンちゃん。テテという名前で、由来は
「BTSから。」
 いま、人気ですものね。おばあちゃん曰く、
「うちにはこの犬と猫3匹がいるんですが、全部保護犬・保護猫。可哀そうでね…。」
 とても人懐っこいテテですが…、ひいおばあちゃん曰く
「家では吠えてうるさいの。」
 内弁慶?でも優しい飼い主が見つかって良かったね。
おうちの中にいたワンちゃん。窓越しには吠えていたが…
おうちの中にいたワンちゃん。窓越しには吠えていたが…
人懐っこい。見つめられて、きゅん!
人懐っこい。見つめられて、きゅん!
 最後はお見送りをしてくれたお孫さん、これからも仲良くね。

 この日は寒いのとオリンピック期間中からか、なかなか街歩きの中での出会いがありません。そこでおととしお邪魔した西郷村の「松永窯」の事を思い出し、あれからどうなっているのか立ち寄ってみる事にしました(つづく)。

つづきの「記憶違いじゃないよね? 同じ窯元だよね!?」はこちらをクリック。
このあと、帰り際にはお見送りをしてくれた。
このあと、帰り際にはお見送りをしてくれた。
皆さん、いつまでもお元気で。
皆さん、いつまでもお元気で。
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