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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
with a camera in Nihonmatsu City 2
(12月5日のブログの続きです)

 権立の皆さんもまだ笑顔が見られ、余裕の表情です。

鳥居下まで来た権立。まだ表情には余裕が見られる。
鳥居下まで来た権立。まだ表情には余裕が見られる。
 幡が鳥居の前に揃って来ています。迫力があります。

鳥居の上から見ると、目の前を幡が覆う感じがする。
鳥居の上から見ると、目の前を幡が覆う感じがする。
 総大将や宮司、権立に続いて、幡を持った人たちも鳥居前の階段を上り始めます。

幡が鳥居をくぐっていく…。
幡が鳥居をくぐっていく…。
 この日の空にも負けない晴れやかな表情で、鳥居をくぐっていきます。
「私は午前中で帰ります。」
 ここでお勧めスポットを案内して下さった男性とはお別れです。本当に助かりました。もしお会いしていなかったらここまで素敵な構図での写真は撮影できませんでした。誠に有難う御座いました!

鳥居の下を、幡を持った氏子達が次々と通っていく。
鳥居の下を、幡を持った氏子達が次々と通っていく。
 しめ縄も幡も傷つけないよう、幡のリンボーダンスではありませんが、寝かせるように通過していきます。ここで前半が終了。幡は一度ガードレール等に立てられた支柱に地区ごとにまとめて結わいつけ、遥拝殿の境内で昼食休憩です。

気を遣いながら、幡をくぐらせる氏子の皆さん。
気を遣いながら、幡をくぐらせる氏子の皆さん。
 そう、よくニュースで流れる幡行列の映像はここまでの部分。実はこの後が結構過酷な道のりだとは、後で知ったのであります。この地図を見ても分かるように、遥拝殿のある「現在地」はまだ中腹までも行っていない場所。ここから更に、手水舎経由で本殿を目指すのです。しかも権立のグループは、途中で幡を持つグループと別れて、山道を上って羽山神社、三重塔を経由して、本殿まで行く「登山コース」を進むのだそうです。…全然聞いていなかったぞ、ディレクター!帰ってきて調べたら総距離3kmをゆっくり進むのが、木幡の幡祭りの全貌だったのです。

現在地は下の赤いところ。上中央に、幡のイラストとともに本殿が…遠い!
現在地は下の赤いところ。上中央に、幡のイラストとともに本殿が…遠い!
 そんな男達の英気を養おうと、境内ではイベントが行われています。あら!以前番組にも出て下さった、バルーンパフォーマーの風船の国のアリスさん(福島市出身)が、会場を盛り上げていました!

風船の国のアリスさん登場。雰囲気が一気に華やぐ。
風船の国のアリスさん登場。雰囲気が一気に華やぐ。
 歌って、
歌も歌います♪
歌も歌います♪
踊って、

踊りながらバルーンで動物などを作るパフォーマンスも…。
踊りながらバルーンで動物などを作るパフォーマンスも…。
しかもその間にバルーンを組み合わせて、動物やキャラクターを作っては、

マジックで顔を描いて、と…。
マジックで顔を描いて、と…。
ステージ前に来た子ども達にプレゼントしています。

ステージ前の子どもにプレゼント!
ステージ前の子どもにプレゼント!
 最後には大作、

さぁ今度は何が出来るかな?
さぁ今度は何が出来るかな?
幸せを運ぶ「青い鳥」を作るパフォーマンスも。

決まった!青い鳥完成!!あら、右下にはショーを楽しむ氏子さんも…。
決まった!青い鳥完成!!あら、右下にはショーを楽しむ氏子さんも…。
 いやぁ、老若男女、盛り上がっていました。

アリスさん、楽しいショーを有難う!
アリスさん、楽しいショーを有難う!
 さぁ、幡祭りは後半戦です。遥拝殿を出発すると、坂の勾配が前半よりもきつくなってきました。そんな厳しい長丁場にも、御覧のアマチュアカメラマンの数です。

後半の行列が始まるも、見守る人は多い。
後半の行列が始まるも、見守る人は多い。
 山間の道を、幾つもの幡が上ってきます。この光景が900年以上続いてきたのですね…。山間の里という景色と伝統で、しっくりくる光景です。

後ろの景色と、幡行列がマッチする。都会の街中では出ない風情だ。
後ろの景色と、幡行列がマッチする。都会の街中では出ない風情だ。
 紅葉も終わりを迎えるこの時期だからこそ、一層幡の美しさが際立つ感じがします。

終わりかけの紅葉に、鮮やかな幡の数々…。
終わりかけの紅葉に、鮮やかな幡の数々…。
 因みに、午前中に撮影のお勧めスポットを教えて下さった男性は「雪が降った時もまた別の美しさがありますよ。」と話してくださいました。今年ならではの光景が広がります。

12月だが、秋の名残の風景も見られる。
12月だが、秋の名残の風景も見られる。
 これは令和元年の風景です。このように場所によっては「昭和の時代に迷い込んだのでは」と思える風景にも出会えます。

電線も舗装道路も見えない地点から。昭和の頃もこんな感じだった!?
電線も舗装道路も見えない地点から。昭和の頃もこんな感じだった!?
 本殿に向かう途中の手水舎まで上ってきました。普通の参拝客はここから本殿までは最短距離となる長い石段を上りますが、幡行列は違うコースを辿ります。

手水舎前の駐車場から撮影。紅葉ごしも美しい。
手水舎前の駐車場から撮影。紅葉ごしも美しい。
 そのコースは先日の台風19号の影響で道の一部が崩れ、通行止め。本来のコースを幡が進めるか危ぶまれましたが、伝統の祭り故にこの日この行列にだけ特別に通行許可がおりました。伝統の道を一行が進みます。

祭りの日のみ、特別通行可能となった道へ。その先には…
祭りの日のみ、特別通行可能となった道へ。その先には…
…確かにこの爪痕があっては、普通では通行できる状況にはありません。

台風19号は、木幡の幡祭りの正式ルートを阻まんばかりの爪痕を残した。
台風19号は、木幡の幡祭りの正式ルートを阻まんばかりの爪痕を残した。
 安全を確認しながら、行列は進みます。

山側に残る舗装部分を、幡行列は慎重に進む。
山側に残る舗装部分を、幡行列は慎重に進む。
 道は更に細くなり、山に入って来た事を実感します。そして或る場所に来て、総大将・大将から声がかかります。
「ここからは二手に分かれます。権立たちはこちらの道を進みます。」
 その道は、落ち葉が積もる急な土の山道、直登コースです。幡は舗装された道を進みます。権立の「儀式」を見たい人は、山道コースを進まないとなりません。…だから聞いてないよ、ディレクター!!
(12月3日のブログにつづく)

道が細くなってきた。そして権立には、厳しい道のりが…!
道が細くなってきた。そして権立には、厳しい道のりが…!
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