2016.04.23
full of flowers 1
昨日の金曜日、『ゴジてれChu!』では、まだ桜が楽しめる猪苗代町川桁の話題、そして絵画や写真で花を楽しめる展示会をご紹介しました。そのどれにも行った事がなかったので、今日は番組をなぞって出掛けてみました。
最寄駅のJR川桁駅と川近くの桜。奥に磐梯山。 |
まずは早起きして向かったのが、猪苗代町川桁の観音寺川の桜です。取材に行ったスタッフや大橋アナから「平日でも9時過ぎには訪れる人が結構いた」との情報から、朝8時15分頃に東中学校近くの臨時駐車場に到着。それでも4分の1位は埋まり始めていました。
観音寺川の桜。上流の橋から下流を眺める。 |
この日はやや花曇りの天気で、磐梯山の中腹にも雲がかかっていました。それでも観音寺川の桜は満開で、見応えがあります。こちらの桜の特徴の一つは、桜が手が届く近さで咲いている点です。花の香りを楽しめそうな近さです。
手が届く位の高さに花が咲く。 |
二つ目は、緑の土手との対比が美しい事です。土手は護岸工事されていない所が多く、草や季節の小さな花も咲いています。所々に階段もあるので、土手に下りる事も出来ます。そして水が綺麗な事。浅い川とは言え、川底がくっきり見えます。川の水は、なかなかにヒャッこかった。その土手から桜を見上げたり、川の上流・下流を交互に眺めるのも乙です。昔ながらの春の小川で、桜を満喫です。
澄んだ川の流れ。水はまだ冷たい。 |
また途中には、川の上から景色を堪能できる場所があります。まずは仮設の橋。手すりを掴んでいれば、落ちる心配はないでしょう。
数か所ある仮設の橋。ビューポイントの一つだ。 |
勿論、生活で使われている橋もあります。土手よりもやや高い位置から眺められるので、桜が若干強調されるでしょうか。
橋を入れた構図・橋からの構図、どちらも美しい。 |
おやおや、明らかに古い、人や自転車が通れるだけの橋もあります。冬の雪の重みのせいか、膝丈の手すりは一部なくなっています。そもそも手すりというよりは、橋の境界を示す感じでしょうか。
手前の橋は年月を感じ、景色になじむ。 |
その橋からは、桜が観音寺川を覆うかのような景色を眺める事が出来ます。撮影に夢中になって惹き込まれるように一歩でも前に出ると、川に落ちますね。
橋からの眺め。段々の流れが上流まで幾つも続く。 |
また石の上から川と桜を眺める事も出来ます。変化に富んでいますね。
因みにこの辺りは、川桁断層と背炙山(せあぶりやま)断層が隆起し、挟まれた地域が沈下、磐梯山の噴火による岩なだれで川の水がせき止められ、今の猪苗代湖が出来たそうです。そして川桁地区は緩やかな川の流れによって土砂が溜まって出来た扇状地です…って事が書かれた看板で知識を深めます(←看板の受け売りでした、済みません)
因みにこの辺りは、川桁断層と背炙山(せあぶりやま)断層が隆起し、挟まれた地域が沈下、磐梯山の噴火による岩なだれで川の水がせき止められ、今の猪苗代湖が出来たそうです。そして川桁地区は緩やかな川の流れによって土砂が溜まって出来た扇状地です…って事が書かれた看板で知識を深めます(←看板の受け売りでした、済みません)
石の上を渡れる所も。童心に帰れそうだ。 |
下流部の桜の最終地点は、JR川桁駅のそばです。この近くは一部護岸工事も入っています。列車との撮影はこの近辺が好さそうです。
川桁駅そばの鉄橋。踏切そばで、左手には磐梯山とレールが続く。 |
さて、観音寺川を楽しむ上で、上流部も見ておきましょう。まずはカタクリの自生地があります。朝早くて、全部下向きですね。昼になったら元気に花びらを反りかえす事でしょう。可愛い花々です。
カタクリの自生地。朝早いと、花びらは反っていない。それにしても、見づらい写真だ。 |
カタクリの花の自生地の側にあるのが、川の名前の由来でもある観音寺です。山門も歴史と趣があって、見応えがあります。そして右手奥には、立派な桜が見えています。
日光が差し込む観音寺山門。右手奥に桜が見える。 |
こちらが観音寺の枝垂桜です。今を盛りと咲き誇っています。この日は、中国語と思われる言葉が結構聞こえてきました。バスに乗って大勢来ていましたよ。また私は9時半過ぎにお暇したのですが、その頃には東中近くの駐車場も結構埋って来ていました。
余りに見事な桜で長くなりました(まだ1時間余りしか話が進んでいませんね)。番組なぞり旅は、まだ続きます。
余りに見事な桜で長くなりました(まだ1時間余りしか話が進んでいませんね)。番組なぞり旅は、まだ続きます。
観音寺の桜も素晴らしい咲きっぷりだ。 |
全文を読む