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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
the spirit of “Tomioka high school”
 ブログをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 年末年始の楽しみの一つは、福島県代表の出る全国高校サッカー選手権大会を見に行く事。今年は会場が千葉という事で、実家からも近いのが嬉しい限りだ。五井駅から臨時バスで5分余り、ゼットエーオリプリスタジアムに到着。千葉は暖かい。県大会の決勝くらいの体感温度に思える。
 1回戦の相手は、愛媛県立松山商業高校。実に50年ぶりの出場という古豪だ。スポーツ好きの内堀副知事の姿をお見かけする。バックスタンドは2階建てで、生徒等の応援団は1階に行く。第1試合の応援団と入れ替えの為に富岡の生徒の集団の後ろで待っていたら、某新聞社の記者から話しかけられた。
「済みません、〇〇君のご家族をご存じないですか?」
 私の出で立ちは、富岡のユニホームと同系色の青のグランドコートにマフラー姿だった(このグランドコートだと膝まで暖かいので観戦にはもってこいなのだ)。富岡高校の関係者ではない旨説明して、私は2階へ。学校からの応援団にはピンクの軍手とポンチョが渡されていて、みるみる内にバックスタンドがピンク色に染まっていく。富岡町の象徴、夜の森の桜をイメージした富岡町らしい色だ。
 1回戦の富岡は、松山商業の中盤を機能させない守りを見せ、そこからタッチ数少なく展開し、チャンスが多い。対する松山商業は或る程度攻められるのを覚悟で、チャンスにカウンターを狙う印象。しかし立ち上がり3分に須藤桂佑選手のFKに、エース内山翔太選手がどんぴしゃで合わせて先制。更に10分には高木洋輔選手が2点目を決め、早くもバックスタンドは大盛り上がり。安心して見ていられる展開になった。
 後半は豊富な運動量を誇る富岡から、足のつる選手が見られる。これが選手権大会の重圧と緊張というものだろう。時折危ない場面も見られたが、全体的にはボールの支配率も高く、無失点で全国大会初勝利をあげた。
 帰りの駅で、「あれ、徳光さん?」と声を掛けられた。声の主は、『ゴジてれChu!』のリポーターの鈴木美伸さん。県大会決勝後の閉会式典の司会進行をした事もあって、富岡高校が気になってわざわざ応援に駆け付けたそうだ。その後、鈴木さんは青森の実家まで帰っていった。鈴木さんの分まで応援する事を約束。

 年が明け、2回戦も同じ会場。今度は第1試合なので、各々集まりたい時間に客が集まってくる。2階席に行くと、富岡高校サッカー部の保護者と思しき方が
「好かったら」
とピンクの軍手とポンチョを貸して下さった。これで私も富岡のピンクの応援軍団の一員だ。
 2回戦の相手は、茨城県の私立水戸啓明が相手。初戦で島根の立正大淞南を破っているだけに、怖い相手だ。案の定、水戸啓明は球への寄せが速く、富岡はパスを出す前に奪われたり、パスコースが読まれていたりで、なかなか中盤を組み立てる事が出来ない。それでもサイドのスペースを生かすなどしてチャンスを作り、前半28分に保田省吾選手のクロスボールが相手選手に当たってオウンゴールで先制。ゴール前にボールを運べば何が起こるか分からないのがサッカーだ。
 しかし前半終了間際に、水戸啓明のコーナーキックをきっかけにペナルティエリアに出されたボールに富岡の選手が触り切れず、ゴール前に待っていた選手の足元へ。そのままゴールを許し、1-1の同点で前半を折り返す。
 ハーフタイムの応援席。少年サッカーのアストロン(いわき市のチーム)の応援で知られる、相手を決して貶さないグリーンカードものの応援者、野田昇さんが水戸啓明の応援席が見える所まで進み、よく通る声で相手にエールを送る。お互い頑張ろうというスポーツマンシップに則った内容を聞くと、水戸啓明応援席も野田さんに拍手と声援を送り、スタジアムにいる皆の心を温かくした。試合を盛り上げた影のヒーローの一人だ。
 さて試合後半も苦しい展開。富岡は攻められるが、守備陣の踏ん張りで水戸啓明の攻撃を凌ぎ、PK戦に突入。そして…敗れた。
 この試合の内容的には確かに水戸啓明が上回っていたかもしれない。しかし富岡の戦いぶりは、強い相手でも最後まで諦めず、福島県民として心を打たれるものだった。ましてや富岡町や双葉郡の方の心には、もっと響くものがあっただろう。試合終了後、涙ながらに応援席に挨拶に来た富岡イレブンに、本当に温かい拍手が送られた。富岡サイドからも、そして水戸啓明サイドからも…。
 実家に帰ってテレビをつけたら、茨城代表が出場した試合という事もあって、箱根駅伝の後にNTVで富岡の試合が流れていた。関東の多くの方々にも富岡イレブンのプレーを見て頂けたと思うと、胸が熱くなった。

 富岡高校サッカー部の皆様、本当にお疲れ様でした。そして有難う御座いました。
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