2002.04.24
田んぼに白鳥の訳
けさは「ズームイン!!SUPER」で片方の羽の一部がとれてしまった白鳥の救出作戦をお送りしました。ズームイン!!…のページに書いていないのは、白鳥の写真がないからです(詳しくは4月23日のニュースのページをご覧下さい)。でも何故田んぼに300羽もの白鳥が来るようになったのか不思議だったので、持ち主の方に聞いてみたところ、意外な答が返ってきました。
「ここの田んぼは冬も水を張ったままにしてるから、白鳥が湖と間違えたんじゃないかなぁ。」
実はこの田んぼは、冬も水を張ったままにしてあるのです。普通は稲を刈り取った後は水を抜いてしまいますよね。でもここは違います。
「田んぼに除草剤を使いたくなかったんですよね。それで草を枯らすには、空気を絶てば良いんじゃないかって考えて、冬も田んぼに水を張っておいたんです。そうしたら白鳥が来るようになっちゃって…。別に(白鳥を)呼ぼうと思って水を張ったんじゃないんですよ。」
この冬に来た白鳥の中に、羽の折れたのが1羽いました。電線にぶつかって折れたようです。相当凍てついたある日、田んぼに白鳥の羽根の固まりのようなものがあったそうです。白鳥が死んでいるのでは…と思って近付くと、白鳥の翼の一部でした。例の白鳥の羽が、折れた先からとれてしまっていたのだそうです。
「田んぼの水が凍って、折れた羽の部分が氷に閉ざされちゃって、動いた拍子か何かにとれちゃったのではないか。」
というのが、専門家の見方です。その白鳥が飛べずにきのうまで残っていたので、手当てと保護の為に捕獲作戦に出たという訳です。
でも田んぼの畦の横腹には、ほじくり返したような穴が無数に開いています。
「白鳥が餌を探して突っついた跡なんだ。」
このほかにも白鳥が田んぼを掘り返してしまう事もあるそうで、田植えまでには田んぼを「整備」しなおさなくてはならないのだそうです。でも、白鳥が来る事自体は嫌がっていないようで、田んぼの脇には手書きの看板が立ててあって、こう書いてありました。
「白鳥さん、ようこそ」
この田んぼでは、メダカも見られるそうです。
ちょっとお知らせです。週刊『TVガイド』(福島版)にFCTのアナウンサーが週がわりで登場しています。今週は不肖、私。個人的によく聴くayuの特集の週に掲載されてちょっぴり嬉しかった…(先週のバカ殿とミニモニ姫の週でも、良かったのですが)。
「ここの田んぼは冬も水を張ったままにしてるから、白鳥が湖と間違えたんじゃないかなぁ。」
実はこの田んぼは、冬も水を張ったままにしてあるのです。普通は稲を刈り取った後は水を抜いてしまいますよね。でもここは違います。
「田んぼに除草剤を使いたくなかったんですよね。それで草を枯らすには、空気を絶てば良いんじゃないかって考えて、冬も田んぼに水を張っておいたんです。そうしたら白鳥が来るようになっちゃって…。別に(白鳥を)呼ぼうと思って水を張ったんじゃないんですよ。」
この冬に来た白鳥の中に、羽の折れたのが1羽いました。電線にぶつかって折れたようです。相当凍てついたある日、田んぼに白鳥の羽根の固まりのようなものがあったそうです。白鳥が死んでいるのでは…と思って近付くと、白鳥の翼の一部でした。例の白鳥の羽が、折れた先からとれてしまっていたのだそうです。
「田んぼの水が凍って、折れた羽の部分が氷に閉ざされちゃって、動いた拍子か何かにとれちゃったのではないか。」
というのが、専門家の見方です。その白鳥が飛べずにきのうまで残っていたので、手当てと保護の為に捕獲作戦に出たという訳です。
でも田んぼの畦の横腹には、ほじくり返したような穴が無数に開いています。
「白鳥が餌を探して突っついた跡なんだ。」
このほかにも白鳥が田んぼを掘り返してしまう事もあるそうで、田植えまでには田んぼを「整備」しなおさなくてはならないのだそうです。でも、白鳥が来る事自体は嫌がっていないようで、田んぼの脇には手書きの看板が立ててあって、こう書いてありました。
「白鳥さん、ようこそ」
この田んぼでは、メダカも見られるそうです。
ちょっとお知らせです。週刊『TVガイド』(福島版)にFCTのアナウンサーが週がわりで登場しています。今週は不肖、私。個人的によく聴くayuの特集の週に掲載されてちょっぴり嬉しかった…(先週のバカ殿とミニモニ姫の週でも、良かったのですが)。
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