2002.04.23
雪虫の素顔
金曜・月曜と、韓国取材中の菅佐原アナウンサーに代わってゴジてれシャトルの進行を務めさせて頂きました。「菅佐原さんはどうしたの?」と心配のファクスも届きましたが、ご心配なく。きょうからいつも通り復帰です(この日記を書いている午後0時半、菅佐原アナウンサー、会社に元気に登場です!!)。
きのう「最近見かけない」というテーマで話題や情報をお送り頂きました。どれも「そうだそうだ。」「昔あったなぁ。」と頷くものばかりでした。
ファックスで「駄菓子屋さんの『すもも漬け』や『きなこ飴』」というのを見て、私も昔を懐かしく思いました。駄菓子屋さんと言えば、100本くらいの紐が束ねてあって、すんごい景品がぶらさがっているんだけど、何故か欲しいものが当てられなかった…とか、箱についているボタンを押すと色つきの丸いガムが出てきて(色で当たりかハズレかが分かる)、初めて当たった嬉しさに箱の上についていた景品をむしりとったら、店のおばちゃんに「それは見本だ!」と怒られた(←当たりが幾つもあるので、それをとっちゃうとまた景品を箱につけ直さなくちゃならなかった訳です)…とか。店の外には、10円玉を入れて、その10円をレバーで弾きながら途中の穴に落とさず運び、最後にめでたく10円玉をゴールに入れると景品が出る、なんて遊具や、綿飴の自動製造機(お金を入れるとざらめが落ちてきて、綿飴が出来上がる。割り箸で巧くまきとっていくのにコツがいる)なんかもありました。
私が子供の頃は清涼飲料水会社のヨーヨーが流行ったり、王冠の裏をめくると景品が当たったり、なんてのも記憶にあります(今はたいていスクラッチですが…)。ラムネに粉ソーダを入れて一気飲み〜〜なんていうのは、もう少し大きくなってから。←少々、本題から外れました。
さて、そのファックスの中に「雪虫を見かけなくなった。」というのがありました。皆さんはご存知ですか?秋から冬にかけて白いふわふわした小さな虫が何匹も飛ぶんです。最初は虫だと気付かず、手にとってみたら掌で虫がつぶれていて、初めて虫と知った記憶があります。懐かしく思った私は雪虫というのを調べてみたのですが、意外な(というか私が知らなかっただけかも知れませんが)事実を知りました。
雪虫には幾つか種類があるそうですが、私達がよく目にする所謂「雪虫」は、本名(正式な名前)を「トドノネオオワタムシ」と言うのだそうです。あの綿毛に見えるものは、体から分泌されるロウ質のものなんだそうです。それより何より驚いたのはあの雪虫、分類上はタマワタムシ科のアブラムシになるんだそうです!
「えっ!?アブラムシ!!?」
う〜む、何か神秘的な感じから、現実に引き戻された感じ…。
夏から秋にはトドマツの根に寄生して(それで「トドノネ…」という名前なんですねぇ)、冬を迎える前に生活の場をヤチダモの木に移すのだそうです。この移動する姿を見て、「雪虫」と我々が呼ぶという訳です。その後夏までヤチダモの葉を食べるなどして(つまりヤチダモから見れば「害虫」って事になります。さすが、アブラムシだけの事はある!?)、夏にまたまたトドマツに移動するのだそうです。
個人的には、それでもあの雪虫がふわふわ漂うように飛ぶ姿は、心引かれるものがありますが、皆さんは如何でしょう?
簡単に「雪虫」の話をご紹介しましたが、実は雪虫にはもっと面白い「顔」をたくさん持っているみたいですよ。ある有名な作家の本のタイトルにもなっているようですし…。それに、トドノネオオワタムシはどうやってヤチダモを探し出すのか?秋に飛ぶのは「雪虫君」(オス)、それとも「雪虫ちゃん」(メス)?特にどうやって繁殖していくのかは、実に興味深い!!インターネットでも色々分かります。検索する時は、「雪虫」よりも本名の「トドノネオオワタムシ」の方が見つかりやすいようですよ。
きのう「最近見かけない」というテーマで話題や情報をお送り頂きました。どれも「そうだそうだ。」「昔あったなぁ。」と頷くものばかりでした。
ファックスで「駄菓子屋さんの『すもも漬け』や『きなこ飴』」というのを見て、私も昔を懐かしく思いました。駄菓子屋さんと言えば、100本くらいの紐が束ねてあって、すんごい景品がぶらさがっているんだけど、何故か欲しいものが当てられなかった…とか、箱についているボタンを押すと色つきの丸いガムが出てきて(色で当たりかハズレかが分かる)、初めて当たった嬉しさに箱の上についていた景品をむしりとったら、店のおばちゃんに「それは見本だ!」と怒られた(←当たりが幾つもあるので、それをとっちゃうとまた景品を箱につけ直さなくちゃならなかった訳です)…とか。店の外には、10円玉を入れて、その10円をレバーで弾きながら途中の穴に落とさず運び、最後にめでたく10円玉をゴールに入れると景品が出る、なんて遊具や、綿飴の自動製造機(お金を入れるとざらめが落ちてきて、綿飴が出来上がる。割り箸で巧くまきとっていくのにコツがいる)なんかもありました。
私が子供の頃は清涼飲料水会社のヨーヨーが流行ったり、王冠の裏をめくると景品が当たったり、なんてのも記憶にあります(今はたいていスクラッチですが…)。ラムネに粉ソーダを入れて一気飲み〜〜なんていうのは、もう少し大きくなってから。←少々、本題から外れました。
さて、そのファックスの中に「雪虫を見かけなくなった。」というのがありました。皆さんはご存知ですか?秋から冬にかけて白いふわふわした小さな虫が何匹も飛ぶんです。最初は虫だと気付かず、手にとってみたら掌で虫がつぶれていて、初めて虫と知った記憶があります。懐かしく思った私は雪虫というのを調べてみたのですが、意外な(というか私が知らなかっただけかも知れませんが)事実を知りました。
雪虫には幾つか種類があるそうですが、私達がよく目にする所謂「雪虫」は、本名(正式な名前)を「トドノネオオワタムシ」と言うのだそうです。あの綿毛に見えるものは、体から分泌されるロウ質のものなんだそうです。それより何より驚いたのはあの雪虫、分類上はタマワタムシ科のアブラムシになるんだそうです!
「えっ!?アブラムシ!!?」
う〜む、何か神秘的な感じから、現実に引き戻された感じ…。
夏から秋にはトドマツの根に寄生して(それで「トドノネ…」という名前なんですねぇ)、冬を迎える前に生活の場をヤチダモの木に移すのだそうです。この移動する姿を見て、「雪虫」と我々が呼ぶという訳です。その後夏までヤチダモの葉を食べるなどして(つまりヤチダモから見れば「害虫」って事になります。さすが、アブラムシだけの事はある!?)、夏にまたまたトドマツに移動するのだそうです。
個人的には、それでもあの雪虫がふわふわ漂うように飛ぶ姿は、心引かれるものがありますが、皆さんは如何でしょう?
簡単に「雪虫」の話をご紹介しましたが、実は雪虫にはもっと面白い「顔」をたくさん持っているみたいですよ。ある有名な作家の本のタイトルにもなっているようですし…。それに、トドノネオオワタムシはどうやってヤチダモを探し出すのか?秋に飛ぶのは「雪虫君」(オス)、それとも「雪虫ちゃん」(メス)?特にどうやって繁殖していくのかは、実に興味深い!!インターネットでも色々分かります。検索する時は、「雪虫」よりも本名の「トドノネオオワタムシ」の方が見つかりやすいようですよ。
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