梱包や配送などに欠かせない段ボール。段ボールの紙「段ボール原紙」を製造する南相馬市の丸三製紙は、原料の98パーセントを使用済み段ボール、リサイクル素材で作っています。古い紙を使っても良い紙になるよう改良を続け、業界トップクラスの品質を誇ります。創業101年。いち早くリサイクルに取り組んできた丸三製紙の未来ストーリーとは…
再生可能エネルギーを復興の柱とし2020年にゼロカーボン宣言をした大熊町。今年5月、次世代太陽電池「ペロブスカイト」を活用した実証実験をスタート。従来の太陽光パネルに比べ、ペロブスカイトは薄くて軽く曲げることもできるんです!建物の壁面や窓などに設置でき、近い将来の実用化が期待されています。大熊町が描く未来ストーリーとは…
環境に優しいプラスチックの開発に取り組む、いわき市の「トラスト企画」。原料に使っているのは、なんと工場や店から出る廃棄物!もみ殻やコーヒーのかす、貝殻などを有効活用しているんです。このプラスチック素材を使った製品は県内外で活用され始め、捨てるものに新たな役割を与える新技術として注目を浴びています。トラスト企画から描く未来ストーリーとは?
クリーンエネルギーとして導入が進む太陽光発電。しかし、太陽光パネルには寿命があり、近い将来、太陽光パネルを大量に廃棄する時代がやってくると言われています。そんな中、南相馬市のリサイクル企業「高良」は太陽光パネルを再生利用する取り組みを始めました。分別が難しいパネルの状態から、ガラスや金属などの素材を無駄なく取り出すことに挑戦し、最後まで環境に優しい太陽光発電を目指しています。高良が思い描く未来ストーリーとは?
福島県の磐梯町では今年から家庭で使った食用油のリサイクルに町をあげて取り組んでいます。スーパーや公共施設などに専用ボックスを設けて家庭の使用済み油を回収。その油から作った石鹸を公共施設に置いて町民が使うことでリサイクルの輪を生み出しているんです。さらに、将来的には使用済み油を航空機の燃料へと役立てていく方針です。環境に優しい取り組みを通して磐梯町が描く未来ストーリーとは?
今年5月、浪江町で操業が始まった「かもめミライ水産」。東日本で初めての「サバの陸上養殖」に取り組んでいます。世界的に魚の消費量が増える中、資源を守る方法として注目されているのが魚の養殖です。かもめミライ水産の陸上養殖は人工海水をろ過・循環させる方式で、寄生虫アニサキスの心配がないためサバを刺身でも食べられると言います。かもめミライ水産が描く、未来ストーリーは…?
長野県のアパレルメーカー「フレックスジャパン」が去年、福島県双葉町にオープンさせた「ひなた工房双葉」。端切れが出ない環境にやさしいシャツ「ふたばのかぜ」の生産や、特別な思い入れのある服のリメイクを手掛けています。フレックスジャパン矢島隆生社長はゼロからの街づくりが進む双葉町に、会社の未来を重ねています。フレックスジャパンが描く未来ストーリーとは?