福島が全国に誇るお弁当やお惣菜！伊達鶏の魅力たっぷりの逸品ぞろい！県内最多の3商品が受賞した「からあげ伊達屋」

Chu! PRESS

2024.03.07

「うつくしま縁むすび」という素敵な名前のおにぎり。「会津の米」と「中通りの伊達鶏」、「浜通りのアオサのり」を合わせて一つのおにぎりにすることで、「福島の皆さんの縁を結びたい」という思いで考案された。福島第一原発の処理水の放出を受けて、浜通りを応援したいという気持ちも込められている。

一般的なおにぎりよりも、ひと回りほど大きい！

浜・中・会津、それぞれの魅力がギュッと詰まった逸品。焼き上げた伊達鶏は存在感がすごいだけでなく香ばしく、アオサのりの香りが豊か。シンプルな塩の味付けが、伊達鶏のおいしさをより引き立てている。

これが、食の専門家たちが特に優れた商品を選ぶ「お弁当・お惣菜大賞2024」のおにぎり部門において、優秀賞に輝いた。

2月14日に千葉県で表彰式が行われた

全国のスーパーマーケットや専門店がエントリーした総数は、約15,000商品。そのうち入選は153、さらに上の優秀賞・最優秀賞はわずか78という狭き門…そんな中、福島県からは2つが優秀賞、そして5つが入選する結果に！

東北自動車道の国見ICから15分ほど

なかでも、県内最多の3つの商品が選ばれた専門店が、伊達市梁川町にある「からあげ伊達屋梁川本店」。福島を代表するブランド鶏「伊達鶏」を扱う伊達物産の直営店だ。

メンチカツ、あじフライ、伊達鶏コロッケ…

店内には、から揚げや焼き鳥、フライなどのお惣菜やお弁当が並んでいる。お昼には、アツアツの定食が食べられる食堂としても人気！

甘辛い味付けで、箸が進む…！

そんな「からあげ伊達屋」の受賞商品2つめは「伊達の鶏めし弁当」。お弁当部門で入選した。タレをまとったツヤツヤの鶏むね肉は、とても柔らかくてジューシー！餌にハーブエキスを加えることにより、鶏の臭みを抑えるよう工夫。しっとりとしていて上品な旨みがある。

受賞した当時から、さらに進化！

その下には、特製の味付きご飯。実はこれ、2019年に同じコンテストで最優秀賞を受賞した「肉ゴロッとおにぎり」の味付きご飯を使っているため、そのおいしさはお墨付き！醤油ベースの味わいをさらに進化させ、鶏油（チーユ）をプラスして炊き上げている。このコクのあるご飯が、さっぱりとした鶏肉とよく合う。

3つめの受賞商品

そして、お惣菜部門では「伊達鶏手羽先スパイス焼き」も入選した。料理長の関根磐夫さんは「出品した3つの商品すべてが受賞したことを、大変光栄に思っている」と話す。

「お弁当・お惣菜大賞」にこちらの店が出品するのは2年ぶりのこと。伊達地区の水害により2022年と2023年は出品を控えていて、2024年に久しぶりに出品したところ3商品の受賞となった。常連さんからもお祝いの声が届いたという。

右側が料理長の関根磐夫さん

ただ、関根さんとしては悔しい出来事も。東京で調理した際、硬水で米を炊いてしまうというミスがあり「ちょっと出来がイマイチに…」と話すなど、万全の状態ではなかったという。もしいつものように軟水で炊いていたら、2020年の同じコンテストで「新鮮ハーブ鶏の甘うま煮」が最優秀賞を受賞した快挙に続いていたかもしれない…！

自信作は、これまでも多数評価されている

悔しさをにじませながらも、「来年に向かって新しい商品を考えて作り、皆さんに良い報告をしたい」と意気込む関根さん。どんな自慢の味が生み出されるのか、今後も楽しみだ。

Chu!PRESS編集部

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