【TOKIO-BA×ゴジてれ】森エリアの新たなシンボルがついに完成！みんなの笑顔が「あつまある」素敵な船に

Chu! PRESS

#船 (3件)

2023.11.01

TOKIOのメンバーがこれまでの経験を形にしたいと、西郷村に設けたTOKIO-BA。「森の中に船を造る」というゴジてれとのコラボプロジェクトは、ついにお目見えの日を迎えた。

前回、国分さんの力も大いに借りながら、くい打ちや木材の塗装を終え、残るは現地での組み立て作業のみとなった。

プラモデルのように木材を組み立てていく

9月下旬、まだ暑さの残るTOKIO-BAに運びこんだのは、船のパーツとなる大量の木材。みなさんの手ほどきを受けながら、小野紗由利アナウンサーも作業を進めていく。船底をくみ上げ、固定するのにかかったのは約1時間。あっという間だ。予定通り、組み立て工事は2日間で完了！「最終的に想像通りにできた！」と、日大チームも大満足な出来栄えに！

森によく馴染んでいる…！

そして、10月上旬、いよいよ国分さんにお披露目する日がやってきた。作業の進捗具合を心配していた国分さん、いざ森の中へ。すると、「あら〜！すご〜い！！」という感動の声と共に視界に飛び込んできたのが…森エリアの新たなシンボル、約10人乗りの船型ベンチだ。

ゆっくり休める&フォトスポットに

第一号として乗船した国分さんが真っ先に気づいたのが、細長い板材を組み合わせて接着させたCLT（クロス・ラミネート・ティンバー）による造り。縦と横が組み合わさり、縮まないよう支え合っているものだ。

湿度や温度が変化しやすい屋外にも強い造りに！

さらに、日大チームが考案した側面の仕掛けにも注目！青く色付けした「エポキシ樹脂」を用いて表現したのは、海だ。ペンキとは違って樹脂の厚さや光の当たり具合で色味が変わるため、水面のようなグラデーションが生まれている。また、耐水性をアップすることも期待できる。そして、木を腐りにくくさせるために、船全体を地面から浮かせて風通しを良くする工夫も施されている。

前回打ったくいが、見えるようになっている

こうしたアイデアと工夫が満載の船型ベンチだが、実はまだ完成ではない。前回のワークショップで視聴者のみなさんに色を塗ってもらった廃材を船の側面に貼っていき、完成する。これは取り外しできるため、季節やイベントごとに船のデザインを変えることも可能。まさに「船自体がキャンバス」になるイメージだ。これには国分さんからも「よく考えたね！」というお褒めの言葉が。

鱗上に重ねて貼っていく

ここで、国分さんからの宿題の成果を発表することに。それは「メッセージ性のある船の名前」を決めてほしいというもの。
「TOKIOとして、僕らはこの場所の航海を始めた。かなり遠回りではあるが、山や森をきれいにすることで、海がきれいになっていくというメッセージも加えられると、とても良いオブジェになる」という思いから出された宿題だ。

日大チームのリーダー、修士2年の結城諒眞さん

海と森はつながっている…日大チームのリーダー、結城諒眞さんから出された案は「もりのふねまある」。森と海の循環を意味する「回る、丸→まある」、そしてスペイン語で「マール（mar）＝海」、集まる場所といったニュアンスなど複数の意味をもたせることができるネーミングだ。この案には「めちゃくちゃカワイイ！即この名前で決めましょうよ！」と国分さんも大賛成！

ちなみに、小野アナからは、西郷村は阿武隈川の源流域だから「あぶく丸」、西郷村だから「西号」という案が挙げられたが、もちろんダジャレ案が通るはずはない…（笑）。

多用途に使えるのが魅力！

そして、自信作は船だけでなく、ほかにも。南会津町の廃材を活用したテーブルに、葛尾村の古材を使ったイスだ。テーブルはベンチにもなり、さらには寝転んでゆったりと見上げることができるベッドにもなるよう、高さがうまく調整されている。
子どもが船で遊ぶ様子を親がベンチで座って見たり、お昼ご飯を食べてまったりと休憩したり…くつろいで楽しめる最高の場所になりそうだ。

ついに完成した森の中の「船」とテーブル

小野アナの頼りない完成予定図から始まった、約半年をかけた船造りプロジェクト。多くの方の協力により、何もなかった森の中にみんなが「あつまある」素敵な船が完成した。

「TOKIOと中テレと日大工学部が一つの輪になってる。これこそ『まある』。ここに来た人たちも、初めて会った人でも、小さなコミュニティーを作れるといいな」と国分さんは話す。最後に、「一緒に組めて良かった」といううれしい言葉ももらえた。

森エリアの新たなシンボル「もりのふねまある」。たくさんの方の笑顔が「あつまある」場所になりますように。

Chu!PRESS編集部

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