【TOKIO-BA×ゴジてれ】船を安定させるくい打ち作業に国分さんも飛び入り参加！ワークショップで廃材の塗装も

Chu! PRESS

#TOKIO-BA (5件)

2023.10.11

TOKIOのメンバーがこれまでの経験を形にしたいと、西郷村に設けたTOKIO-BA。ゴジてれとのコラボプロジェクトは「森の中に船を造る」というものだ。

日大工学部建築学科の協力により船の設計図を完成させ、前回は最新技術を用いて思い描いた通りに木材をカット！周到に準備を重ねてきて、舞台は再びTOKIO-BAへ。いよいよ組み立てに向けた作業が始まる。

一番右側が子田康弘教授

今回は、7月の地盤調査の際に大活躍してくれた土木工学科の助けを借りて進める。コンクリート工学を研究する子田康弘教授の元、2年生と3年生の合同チームが結成された。

メイン作業は、くい打ちだ。それは、地盤調査の結果、森エリアの土がとても柔らかいことが判明したから。このまま船を置こうとすると年月を重ねるごとに沈み傾いてしまう恐れがあるため、木のくいを打って土台を作り、その上に船を載せるという案が考えられた。

くいにより船が安定し、簡単に傾くことはない

記念すべき1本目を任せられた小野紗由利アナウンサー。船のお尻部分のセンターという、とても大事な箇所だ。練習をして、いざ本番へ。しかし、かけ声に反してくいはあまり入っていかず…バトンタッチして学生や子田教授が試行錯誤しても厳しい…どうやら石か何かに当たってしまっている模様。

ふらりと現れたスターに学生も歓喜！

場所を改めて作業がようやく前進し始めたところ、現場に近づく人影が。別の作業でTOKIO-BAを訪れていたTOKIOの国分太一さんだ。なんと、飛び入りで参加してくれることに！「くい打ちなんて、朝飯前！」と、ほぼ一撃でくいを沈める国分さん。いろいろなことに挑戦して建ててきた経験をもつTOKIO、さすがだ。

全身を使って作業…経験値の差が歴然と

見事なくい打ちを見せてくれた国分さんに、船の形を決める船首の箇所をお任せすることに。「1回の入りが全然違う！」「やっぱりTOKIOは違う！」と感心する子田教授に対して、「先生の相づち、気持ちいい！」とやる気をアップさせる国分さん。5分ほどで1本目が完了！すでに1時間ほど作業していた中でのようやくの1本目…スターの一撃はやはり違う。

ただ、本来するべき作業を抜け出してきてくれた国分さんに、2本目3本目と頼むわけにはもちろんいかず。学生と小野アナの奮闘は続く。

左側が、建築学科修士2年の結城諒眞さん

実は、もう一つ大事な作業も並行して行われていた。船や周りのベンチに使う木材の塗装だ。「夏休みに、TOKIO-BAを訪れた皆さんと一緒に何かできないか」と、廃材を塗装するワークショップを開催することが決まった。

まず、このプロジェクトの学生リーダーでログハウスを研究する結城諒眞さんが向かったのは、林業が盛んな南会津町の工務店、関根木材工業だ。ここに、捨てられてしまうだけの木材が大量にあるという。

用途がなくて、廃材になるしかない部分も

これは、丸太から角材を切り出す時に生まれる端材。丸太が大きいほど、廃材になる部分も多くなってしまうという。「もったいないので、何かには使いたい」と話す代表の関根健裕さん。本来は捨てるものとはいえ、木材の品質自体は一級品。これを使わないわけにはいかない。日大工学部の提案で、TOKIO-BAでの再利用が決定した。

みるみる生まれ変わっていく

ワークショップには70人を超える方が参加。用意したペンキはウォールナットとメープルで、こどもたちも楽しそうに色を塗ってくれた。普段からDIYをやっている方や内装業を営む方も参加してくれたことにより、用意していた本数の塗装はあっという間に終了！色を付けられることで、かつての廃材が生まれ変わった。

「ぜひとも、やらせてくださいよ」と進んで作業してくれる

このワークショップから1週間後、国分さんにも塗装を依頼。意外にも未経験というが、「楽しめば、良いものになりそうじゃないですか」と迷いなく手を動かしていく。「廃材も、塗ると新品っぽく見える」と、手応えもバッチリだ。

普通のタレントならやらない作業…もちろんアナウンサーの仕事でもない。アナ歴10年のクセでついつい生かせるコメントを意識してしまう小野アナに対して、すべてお見通しの国分さんは「汗をかいている姿の方が美しい」と話すなど、和気あいあいと作業が進んだ。

塗装した廃材から浮き出た木肌は、美しくかっこいい

そして、国分さんが塗装した箇所だとわかるように、記名をしてもらって完了！どこに使われるか楽しみだ。

国分さんからは「導線から演出できるように」という提案も。木材が余ったら、船に向かう道を造ると良さそうだ。
さて、いよいよ船造りは大詰め！次回はいよいよ組み立てて、完成した船を披露できる予定だ。お楽しみに！

Chu!PRESS編集部

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