「食べログ百名店」に選出！ご主人の熱意とこだわりが詰まった本場の広島お好み焼き　福島市の「かっちゃん」

Chu! PRESS

2023.06.22

#食べログ百名店

#本場広島お好み焼きかっちゃん

日本最大級のグルメレビューサイト「食べログ」。口コミや写真、ランキングから飲食店を探すことができると支持を集めている。

誰もが一度は見たことがあるはず!?

使っている人から高い評価を集めた全国の飲食店100軒を、ジャンルごとに選び出したのが「食べログ百名店」だ。

ジャンル別にランキング

そんな「食べログ百名店2023」に選ばれた福島県内の飲食店に、鈴木美伸リポーターが突撃！おいしさの秘密に迫ってみよう。

元々は移動販売から始めて店舗に

「お好み焼き百名店」に選ばれたのは、福島市に店舗を構えて20年になる「本場広島お好み焼きかっちゃん」。「お好み焼き部門」において、東北で唯一選ばれたお店だ。

福島市で味わえる広島の味

ご主人の井上和弘さんは、広島県出身。早速焼き上げてもらった1枚は、麺やキャベツ、豚肉などをクレープ状に焼いた生地と卵に挟んだ「そば肉卵」だ。

鉄板の上で作って提供されるから熱々！

具材と生地とソースが輝いている…！

なんといっても広島のお好み焼き最大の特徴は、具材の一つに麺が使われていること。食べやすくカットして、できたて熱々をいただくと…

一つ一つの具材が「ちゃんとおいしい！」

キャベツの甘みに、卵のふわっとした旨味、麺のおいしさ。その一つ一つに感動した鈴木リポーターは、「お好み焼きの印象が全く変わった！」と話す。

そのおいしさの秘訣は…

キャベツの状態を感じつつ、最適な幅にカットする

キャベツを手で切ること。固さや水分量は、季節や天候などに影響されて変わるもの。そのキャベツの状態を見極めて、切る幅を調整している。

店内にある「かっちゃん製麺所」

さらに、店内には専用の製麺所まで！こだわるあまり自分で麺を作るようになったというご主人。厳選した北海道産の小麦粉4種類をブレンドして作っている。「国産小麦100%で麺を作っている店は、広島でもほとんどないと思う」と話す。

全粒粉の粒々が練り込まれている

小麦粉の風味が高いといわれる「全粒粉」を加えることで、ソースに負けることなく麺の香りが広がるんだとか。

キャベツの太さ、そして麺の素材や打ち方を考えるなど、ものすごい情熱を感じるご主人に思わず…

ご主人の熱意が伝わりすぎて…

着ている赤いシャツはあふれ出る情熱の証!?炎の赤!?と、気になる鈴木リポーターだが…

赤いシャツは情熱の赤ではなく…

赤いシャツは、プロ野球の広島東洋カープ由来だったよう（笑）。

いずれにしても、お好み焼きにはご主人の熱意がたくさん！納豆やラジウム卵がトッピングされた「福島スペシャル」もおすすめだ。

広島の味を、福島バージョンで！

さらに、こちらのメニューはお好み焼きだけではない。それが…

ご主人が本場の味を習得して提供

福島県内ではめずらしい醤油とんこつスープが特徴の「広島らーめん」。豚骨と鶏ガラで8時間じっくり炊いているスープは濃厚！「かえし」といわれるタレは、広島県産の有機大豆から作った醤油を取り寄せている。

濃厚な醤油とんこつスープ

広島ラーメンの特徴でもあるストレートの細麺は、スープとの相性抜群！細いけれど、歯ごたえがすごく良い。

細いけれどコシがしっかり！

この麺も、店内の製麺所で北海道産の小麦粉をブレンドして作っている。お好み焼きの麺は2層だが、ラーメンの場合はさらに折りたたんで4層に。そのひと手間により、時間が経っても伸びにくいコシのある麺に仕上がっている。

コシが必要だからこそ、お好み焼きの麺とは違うひと手間を…

広島を行き来して学び習得したラーメンの味。お客さんの8割がお好み焼き、2割がラーメンを求めて来店するというが、鈴木リポーターは…

どちらか一つを選ぶのは難しい！

「より良いものを、みんなで作っていくのが大好き」そんなご主人のこだわりが詰まっているから…欲張ってしまいたくなるのも当然だ。

「お好み焼き百名店2023」に初選出！

今回「食べログ百名店」に初選出されたことについて、「食材を提供してくれている農家さんや、周りで支えてくれているスタッフと、みんなで一緒になってとれた」と涙ぐむご主人…。

「自分一人だけの力ではない…」と選ばれた喜びを語る

周りへの感謝を語るご主人の姿に、鈴木リポーターも思わずもらい泣き…。

ご主人の熱意と感謝の気持ちが伝わってきて…

コロナ禍や物価高などで苦しむ飲食業界。今回の功績は、きっとほかの飲食店の力にもなるはずだ。

店内の看板にも、熱い想いがこもる

そんな広島県出身のご主人が丹精込めて作るお好み焼きは、福島でも鉄板グルメになりつつある。素材や作り方にこだわり、手間暇を惜しまずに日々向き合っているからこそ、生み出された味。全国に誇れる味と熱意を、ぜひ感じに行きたい。

Chu!PRESS編集部

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