コーヒーとの相性も抜群!?店長の”田楽愛”から生まれたカフェ。どこか懐かしい「田楽」の風情と味が、須賀川市で楽しめる！

Chu! PRESS

2023.04.13

#田楽カフェ

#須賀川市

「田楽」を味わえる場所というと、会津を思い浮かべる人が多いだろう。しかし今回リポーターのしなだマンが向かったのは、須賀川市の住宅街にあるカフェ。3月1日にオープンしたばかりだ。

テーブル席のほか、奥には小上がりになっている座敷席も

店名の「TARAKU（タラク）」に漢字を当てはめてみると…

「TA（タ）」と「RAKU（ラク）」にそれぞれ漢字を当てはめてみよう

「田んぼ」の「田（タ）」に、「楽ちん」の「楽（ラク）」…そう、「田楽（タラク）」！「デンガク」をあえて別の読み方にして「タラク」と名付けたんだそう。

お店のメイン料理「田楽」が店名の由来

店名だけではない。店作りにも、店長の豊島美由紀さんのこだわりが。
建設業の会社を経営している夫と協力して、ごく普通の一軒家を、緑をアクセントにした素敵な外観に仕上げている。デザインや雰囲気も2人で相談しながら作り上げた。

オープン前は、ごく普通の平家だったが…

カフェらしいオシャレな外観に変身！

家族連れも楽しめるようテーブル席や座敷席もあるが、やはりこちらの特等席はカウンター席！早速腰掛けたしなだマンの目に飛び込んできたのは、炭火で焼かれている田楽だ。囲炉裏の熱を感じながら、できたてアツアツの田楽を頬張れるのは、まさに至福！特別感を存分に味わえる。

2人並ぶ店員さん、右側が店長の豊島さん、左側が佐久間さん

田楽というとこんにゃくや豆腐のイメージをもつ人が多いだろうが、こちらでは、オリジナルも含めて8種類の田楽が楽しめる。
早速出してもらったのは、焼きたての「さといも田楽」。甘味噌だれのツヤツヤ感と香りが、食欲を刺激する！

外はカリッ中はしっとりほくほく！

続いていただいたのは、「油揚げの田楽」。田楽というと味噌のイメージだが、こちらは醤油のたれが香ばしさをプラスしている。

外はパリッ中はジューシー！

味噌だれも醤油だれも、それぞれ数種類をブレンドしながら作っているというこだわりの味。
それもそのはず！そもそもこの田楽をメインにしたカフェを始めようと思ったのは、豊島さんの深〜い” 田楽愛”にある。元々田楽が大好きな豊島さんは、会津にあるお気に入りのお店まで通っていたんだそう。「近くに田楽屋さんがあればいいな」そして「カフェもやりたいな」という思いが混ざり合ってたどり着いたのが、この「田楽カフェ」だ。

「田楽屋さん」の風情たっぷり

囲炉裏の近くには、コーヒー豆が並ぶ

しなだマンに田楽を焼いてくれている店員の佐久間香織さんは、実は前職の同期。16年間介護の仕事を一緒にしてきた仲で、相性の良さから、一緒に田楽カフェを盛り上げていくことにしたんだとか。佐久間さんは、「迷いはなかった！」と断言する。

2人のコンビネーションの良さにも注目

そして、” 田楽愛”が止まらない豊島さんのおすすめ「しんごろう」をいただくことに。大内宿などでもよく見かける会津の郷土料理。ごま味噌だれの良い香りがたまらない！

ツブツブ感が最高！と話すしなだマン

さらに「おもち田楽」も。「磯部もち」と「くるみ味噌」の2個セットだ。おもちは、ほぼ毎日お店でついているので、とにかくやわらかくてモチモチ！

右側が「磯部もち」、左側が「くるみ味噌」

くるみ味噌は、8種類もの材料をブレンドして作っている自信作で、塩味と甘味のバランスがちょうどいい。このたれだけ売ってほしいというお客さんもいるほど、人気の味だという。

オリジナルの自慢の味…その材料は企業秘密！

どの田楽を食べようか迷ってしまう人は、お得なセットメニューを！” 田楽愛”あふれる豊島さんのこだわりの味を、ぜひ食べ比べてみたい。

また、田楽以外にも隠れた人気メニューが！それが、山菜も入っているオリジナルの「焼きうどん」。提供している理由は…豊島さんが「好きだから」笑。山菜は「蕎麦などに入るなら、焼きうどんにも入っていいんじゃないかな」という発想からIN！

山菜により、ひと味違う焼きうどんに！

ちなみに、「田楽カフェ」ということで、田楽とコーヒーの相性を聞いてみると…豊島さんいわく「田楽を堪能した後にコーヒーを飲むと、スッキリする！」とのこと。
実際にしなだマンが中継後に味わってみると、この驚きの表情！「合う！！」んだそう。

田楽とコーヒーの相性の良さは、しなだマンのお墨付き！

田楽はいずれもテイクアウトできるため、ワンハンドグルメとしてお花見などのお供にも◎。カフェも一緒に楽しめる空間だからこそ、若い人にも田楽の魅力が広がっていきそうだ。

Chu!PRESS編集部

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