摘みたての完熟いちごをぎゅぎゅっと！大切な人と一緒に食べたい、専門店が手がける極上ロールケーキ

Chu! PRESS

2023.01.19

いちごの一大産地、鏡石町の岩瀬牧場。そこにほど近い場所にあるのが、ロールケーキの専門店「AND ROLL」だ。

表通りから一本入ったところに、ポツンと佇む

表通りを一本入ると、かわいらしいトレーラーハウスと店長の城取花野さんが出迎えてくれる。

調理師の専門学校を卒業後、東京のフランス料理店に就職。そして福島へUターン

店名には、城取さんの思いが込められた。おいしい果物がたくさん採れる福島県だからこそ、それを一杯詰め込んだロールケーキを作りたいという思いから、「AND＝農家の果物を掛け合わせる」「ROLL＝ロールケーキ」。

「旬の果物を詰め込んで巻いたロールケーキ」という意

実際に、ロールケーキに巻かれるのは、30分ほど前に採れたばかりのいちごだ。

鮮やかな赤色…ん〜おいしそう！

実はこの場所、すぐ隣にあるのが、大人気のいちごの直売所「おざわ農園」。

知る人ぞ知る！大人気の直売所

この日も、真っ赤でツヤツヤな宝石たちの受け取りへ。まさに、採れたて！新鮮！いちごがなくなれば、すぐにでも仕入れられる距離にあるのが大きな魅力だ。

城取さんが直接いちごを受け取りに行く

「おざわ農園」は、祖父が酪農を始めたのをきっかけに米や野菜も手がけていたが、小沢充博さんの代でいちごの専業農家になった。徹底した管理体制のハウスでいちごを栽培。普段は一般人の立ち入りが禁止で、いちご狩りも一切行っていない。
（＊この日は特別に許可をもらって撮影させていただいた）

「おざわ農園」は50年目を迎えた

ハウスの中では、出荷前のいちごが熟している状態！最新の設備を導入して、最適な環境の中で育てた完熟いちご。この味や季節ごとの風味の変化を消費者にそのまま伝えるために、小沢さんがこだわっているのが直売だ。それが、想いと共に直接届けるための唯一の術だという。

スイーツ店やレストランでも重宝される味

「一度食べたら、小沢さんのいちごしか食べられない！」そんな最高の褒め言葉が贈られる完熟いちご。この味に惚れ込んだ城取さんは「ぜひロールケーキに使わせていただきたい！」と小沢さんにお願いし、土地を借りて2021年に専門店をオープンした。

そんな最高の食材を約1パック弱も贅沢に入れて…！

大小さまざまな完熟いちごを、バランスよく配置

添えられるのは、3種の特製クリーム。濃厚でコクのあるカスタードクリームに、軽くてクリーミーな生クリーム、さらに忍び込ませているのがイチゴホイップ！砂糖を加えていないため、いちご本来の甘さを楽しめる。

甘酢っぱいいちごの香りが、口の中でよりハジけるために…！

毎朝仕込むこのクリームと完熟いちごを、しっとり生地でぎゅぎゅっとたっぷり巻き込んで完成するのが…

旬の果物と特製クリームをぎゅぎゅっ！

数量限定の極上スイーツ「完熟いちごのおざわロール」だ。「たっぷり食べてもらいたい！」という想いが詰まっているからこそのボリューム感！

切り分けて、家族や仲間でシェアしてほしい！

3種のクリームがキレイに分けられて巻かれているため、頬張る場所によって違った味わいが楽しめる。完熟いちごを引き立たせるために、生地はもっちりした弾力のある仕上がり！

どこから頬張るか迷っちゃう！

このほか、お手軽な「手巻きロール」も人気！注文してから作ってくれるという心配りもうれしい。

1個からでも、数個で箱入りでもOK

「ほかのメニューでも、もっともっと周りの農家さんの良いところを一緒に発信していきたい！」と意気込む城取さん。

農家とパティシエが心を込めて作る極上のロールケーキ、家族へのお土産や大切な方への贈り物にいかが？そのおいしさは、きっとみんなをにっこり笑顔にしてくれるはず。

Chu!PRESS編集部