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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
祝・茂木選手U−17日本代表(テストマッチ観戦記)
 今日は午前中、小原田中学校の皆さんがFCTに見学に来ました。放送の仕事を目指したい人もいるようでした。仕事にしろ何にしろ将来の夢を持っているのは大事なことです。今日の見学で、放送という仕事への興味が増してくれると良いなと思っております。

 さてさて、福島県のサッカー界にとって嬉しいニュースがおとといありました。サッカーのU−17(17歳以下)世界選手権に出場する日本代表に、聖光(せいこう)学院高3年の茂木弘人選手が選ばれたのです。県内では初の快挙、本当におめでとうございます。

 「U−17に選ばれたら、その日に喜びの声をまじえて放送しよう。」と急遽彼を番組で取り上げる事になり、私は先週の土曜日(9月1日)、千葉県柏市に出掛けました。U−17代表候補選手の合宿で最後となる練習試合、柏レイソルとのテストマッチを取材する為です。
 高速を走っていて茨城から千葉へ向かう景色はそれほど大きな変化は無いのですが、利根川を渡るとさすがに「ああ、千葉県に入ったなぁ。」と実感がわきます。会場はあけぼの山農業公園のサッカー場。風車が一つ建つ広い田畑の中に、サッカー場が2面ある景色の綺麗な所。早くも田んぼでは稲刈りが始まっていました。
 午後2時半過ぎに、青と白のユニフォームを着た代表候補がやってきました。プロ選手相手にどんな試合を見せてくれるのか楽しみでしたが、それ以上に気になったのは茂木選手が出場するかどうか。万が一1度も出場しないと、ローカル局としては放送に支障が…という心配も杞憂に終わりました。2トップの一人として先発出場しました。田嶋監督の試合前の指示はただ一言、「特に何も言う事は無い。今までやってきた事を、そのままやってこい。」でした。
 午後3時半、試合開始。前半のU−17代表候補の戦いは、見事でした。危ないシーンが幾つかあるのは当然ですが、ディフェンスがきちっと機能し、ラインを上げる事でオフサイドを誘うなどしてプロチーム相手に無失点で抑えたのです。しかも前半34分に素晴らしいプレーが出ました!!
 レイソルがU−17側ゴール前で2列目の味方にマイナスのパスを出したところ、DFがスライディングでこのパスをカット(これが一つ目の素晴らしいプレー)。そのボールをとった平林輝良寛(きよひろ)選手がレイソルのディフェンスの裏へ絶妙の縦パス(これが二つ目の素晴らしいプレー)。
 右サイドで待っていた茂木選手が一気にDFを追いぬいてボールコントロールに入ります。腕をからめてくるDFを振り払い、背中にDFがのっかるような体勢になってもものともせず、茂木選手が左足のシュート。キーパーに阻まれるもこぼれ球を素早く1トラップして右足でシュート!!これぞFWの仕事という感じで、先制点を挙げました(勿論素晴らしいプレーの三つ目はこのゴールシーン)。
 結果的には後半逆転され1−3で終わりましたが、茂木選手のとった貴重な1点は印象に残るゴールでした。本人は試合後「監督には自分をアピール出来ました。自分を出し切れたと思います。」とコメントしていたので、代表メンバー勝ち残りに秘めたる自信を感じる事が出来ました。

 3日午後3時、日本サッカー協会から正式にU−17代表メンバーの発表があり、茂木選手が日本代表に選ばれました。聖光学院のグラウンドでは、「茂木選手が喜ぶシーンを撮りたい。」とカメラマンから要望が…。彼はとてもシャイなので暫く躊躇していましたが、やると決めたら満面の笑顔で「やった〜!」とガッツポーズ。しかし…撮影後の茂木選手は耳まで真っ赤でした。茂木選手はそういう17歳です。
 そう言えば1日のテストマッチ終了後に田嶋監督にインタビューした際、答えて頂けなくてもともとと「もし茂木選手がU−17代表に残ったとして、どんなプレーをして欲しいですか?」と伺ったら、「仮定の話は余りしないんですが…」と前置きした上で「世界に通じる彼の身体能力を思う存分生かして、ゴールを決めて欲しいと思います。」と力強くおっしゃっていました。この時点で、田嶋監督の構想には茂木選手がメンバーの一員に入っていたのかも知れません。
 ただ3日に茂木選手は「合宿でまだ本調子が出ていません。」と言っていました。試合後のコメントの意味は「あの時点で出来る事の全ては出し切れた。」ということだそうで、まだまだ100%では無かったようです。
 いよいよ開幕まで10日を切りましたが、茂木選手の活躍が今から楽しみです。そして大きく成長した茂木選手が、高校サッカー選手権の県予選でどういうプレーを見せてくれるのか、期待は膨らみます。サッカー少年は是非、茂木選手のプレーを生で見るべし!!

 遅くなりましたが「かつ」さん、メールを有難う御座いました。ウルトラクイズが福島県で復活するような際はこの日記にも書きますので、お立ち寄り下さいませ。
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