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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
お約束の…
 「ズーム…こぼれ話」更新しました。良ければお立ち寄りを…。

 さて、無事(?)何とか(←これは本当)終わった高校サッカーの中継ですが、以前予告しておりましたその取材の時のエピソードを何日かに亙ってご紹介させて下さい。題して

              「高校サッカー取材日記」

                 〜その1〜

12月22日(金)
 朝6:51発の新幹線で滋賀県に向かう。久し振りの遠出なので、仕事なのにちょっぴりわくわくするような旅情を期待してしまう。
 新幹線の旅には旅情の「情」が足りない。景色は目に焼きつく前に次々と流れていってしまう。富士山くらい雄大なものでないと印象に残らない。しかも窓際の席を確保出来ないとその楽しみもままならぬ。商用の移動で使う人が日除け(っていうんですか?ブラインドというんでしょうか?)を下げてしまい、車窓が閉ざされてしまうからだ。寝る人あり、新聞に目を落とす人あり、座席はさながら仮の書斎となって各人が有効利用に努めている。その点、新幹線は便利な乗り物である事に違いは無い。私も仕事で、目的地に早く着く事が本来の目的なのだから。呑気に車窓を楽しもうと言う平日の乗客は、新幹線では私くらいのものか…。
 米原駅のホームに下りると、発車ベルが「がー」っという、これぞブザーって音。東北新幹線の「ぽー」という音とは大違い。会社が違うと音も違うのだ。
 しかし東海道本線(琵琶湖線)に乗ると、旅情の「情」を感じる事が出来る。米原の次の彦根駅以降、続々と乗り込んでくる高校生から関西弁が耳に飛び込んでくる。きょうは終業式で、午前の早い時間に学校が終わっているらしい。
 「それ違う(ちゃう)やん」「全然変わらへんて〜」
 これぞ列車の旅!これぞ旅情!!停車場ならぬ列車に訛りを聞き、漸く近畿に来た実感を得る。
 暫く列車が進んだ時、私はある駅のホームから目に飛び込んできた光景に驚いた。短めのスカートをはいた女子高校生が2人、何も敷かずにホームに直にあぐらをかいて座っていたのである。いや男子高校生もホームに直に座っていた。ただ主に体育館座り(尻と足の裏を地面につけ、膝を腕で抱える座り方)だった。何故女性が地べたに直に、何故あぐらで座る?私は普段列車を余り利用しない人間なのだが、これは福島を含めた全国的な傾向なのだろうか??それともこれからこの傾向が徐々に北上してくるのであろうか。
 車窓を流れる景色の速さも心地良い。左手には遠くに山並み、右手にはまだぎりぎり紅葉が見られる小山がぽつんぽつんとあり、田が広がっている。たまに工場が突然現われもする。駅に近付くと家が増えてくるが、木造の家は壁に木目のはっきりした板を使ったものが多いのが特徴だ。特に駅前の線路沿いの家と、田んぼの真ん中にぽつりぽつりと建つ農家の一軒家にその傾向が顕著だ。逆に線路沿いから少し離れた所には、ハウスメーカーのプレハブ住宅が多い。あと20年もするとこの辺りの景色に昭和を感じる事は出来なくなるかも知れない。
 時折、1階と2階の境にある屋根に蒲団を干している家があった。実家は平屋だったので、私が子供の頃はよく「屋根に蒲団を干してみたい」と夢見たものだった。
(つづく)
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