2021.03.15
with a camera in Hirata Village 4
(3月18日・17日・16日のブログの続きです)
「ぶらカメ」の平田村篇、ぶらぶらしていてもう一軒気になるお店がありました。「里の菓子処 よしだ」です。
「ぶらカメ」の平田村篇、ぶらぶらしていてもう一軒気になるお店がありました。「里の菓子処 よしだ」です。
「里の菓子処 よしだ」。どんなお菓子があるのだろう。 |
菓子処というだけあって、店内には和菓子や
店内入って、左が和菓子コーナー。 |
洋菓子まで…と和菓子洋菓子両方取り揃えている店であれば、ほかにもあるでしょうが、ちょっと珍しいのは
正面が洋菓子コーナー。種類も豊富だ。 |
パンも並んでいる事です。
「うちは元々パン屋として始まっているんですよ。」
「うちは元々パン屋として始まっているんですよ。」
右手にパン売り場まで。食パンは1斤230円、1本(3斤)は690円。 |
と語るご主人は2代目。お父さんが戦後、あんぱん発祥の店としても有名な銀座の木村屋で修業し、こちらで昭和25(1950)年に店を開いたのが始まりだそう。
2代目のご主人。道の駅に卸す菓子も作る。 |
「今は『里の菓子処』と看板にも出しているんですが、自家製のパン屋は村でうち一軒だけなんです。村で『パン屋』といったら、うちの事なんです。」
パン屋として始まった歴史から、「パン屋」が「よしだ」の代名詞となりました。
パン屋として始まった歴史から、「パン屋」が「よしだ」の代名詞となりました。
菓子処ですが、村で「パン屋」と言えばこの店だそう。 |
「うちはその日に作ったパンしか出しませんから。食パンとコッペパン。」
朝4時半からパン作りに入るそうです。
「人気は『あんバター』かな。あんこはうちで作っていますから。」
朝4時半からパン作りに入るそうです。
「人気は『あんバター』かな。あんこはうちで作っていますから。」
コッペパンは90円から。 |
では折角なのでコッペパン(あんバター)を頂きます。あんこの優しい甘さとマーガリンのコク、この組み合わせは鉄板です。
「パンがもちっとしているでしょ?」
よしだのパン自慢の食感です。こちらのコッペパンは、午後2時頃には売り切れる事が多いそうです。
「パンがもちっとしているでしょ?」
よしだのパン自慢の食感です。こちらのコッペパンは、午後2時頃には売り切れる事が多いそうです。
人気の「あんバター」は140円。 |
そして和菓子では「麦こがしまんじゅう」が人気だとか。
1個120円。レトロな感じ。女の子の絵が優しい。 |
香ばしい感じと、中のさらさらっとしたあんこと白小豆の食感と味わいの違いが、良いアクセントになっています。
小豆と白小豆の融合と、香ばしい香りのアンサンブル… |
洋菓子では「チーズブッセ」がお勧めだそう。
店員さんが持つのがブッセ(ピントの合っている写真が横を向いているものだけでした、済みません)。 |
ふわっと甘いブッセに、刻んだチーズが入ったクリームの塩気とコクが良く合います。
クリームもたっぷり挟まっている。 |
この日も、お菓子やパンを買い求める人が雨の中次から次へと訪れていました。
刻んだチーズが中に入っている。 |
村で親しまれる菓子処であり「パン屋」さん、店の味はこれからも村民にとって平田村を感じる味となり続ける事でしょう。
村の「パン屋」さんは、主食のパンもスイーツも提供し続ける。 |
今回は平田村の今まで知らなかった魅力を幾つも見付けられた旅でした。村からは進学・就職で一旦ほかの市町村に出ていく人も多いそうですが、そんな中村に残った人や帰って来た人が村の為に頑張っているからこそ、帰省する人もほっと安心できる村であるのだと思いました。こういう方々がいる限り、平田村は平田村らしくあり続けるのでしょう。
飽く迄、人形の口が開閉する仕組みを説明中です。 |
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