2019.12.17
with a camera in Iwaki City 3
(12月19日・18日のブログの続きです。)
さぁ我々は公園を後にし、いわき駅へと向かいます。ここでは今宵「いわき光のさくらまつり」と言われるイルミネーションの点灯式があるのです。
このイルミネーションは一部にまだ帰還困難区域がある富岡町の桜の名所「夜の森(よのもり)の桜」をイメージしたもので、富岡町を含む双葉郡といわき市の共生を呼びかける震災後に始まったものです。単に夜の綺麗な景色だけでなく、震災原発事故の風化を防ごうといういわき市民の想いがあるのです。
さぁ我々は公園を後にし、いわき駅へと向かいます。ここでは今宵「いわき光のさくらまつり」と言われるイルミネーションの点灯式があるのです。
このイルミネーションは一部にまだ帰還困難区域がある富岡町の桜の名所「夜の森(よのもり)の桜」をイメージしたもので、富岡町を含む双葉郡といわき市の共生を呼びかける震災後に始まったものです。単に夜の綺麗な景色だけでなく、震災原発事故の風化を防ごうといういわき市民の想いがあるのです。
薄磯海岸の波。空の青を引っ張って、穏やかで美しい海だ。 |
その点灯式の前には、地元平第三中学校のボランティアの皆さんも参加して、非常時にも役立つランタン作り教室が開かれていました。するとその会場に向かってくる、可愛い女性達の集団が。私もズームレンズのついたカメラを向けます。いわきのご当地アイドル、アイくるガールズではないですか。ファインダーを覗くとこちらに気付き、ちょっと危ないカメラおやじが現れたかと警戒感を持ったように感じましたが、表情に出さないのはさすがアイドル。教室の場所に近づいてくると、アイくるガールズを取材した事のあるディレクターが挨拶。
いわき市公認のアイドル登場。カメラを怪しんでいるが…。 |
「こんにちは~♪」
カメラおやじが私と分かると、アイくるガールズも安堵したようです(この日は特別に許可を得て、撮影・掲載しております。この日いぶちぃはお休みでした)。
カメラおやじが私と分かると、アイくるガールズも安堵したようです(この日は特別に許可を得て、撮影・掲載しております。この日いぶちぃはお休みでした)。
「な~んだ、中テレか。」と安堵した様子。 |
平三中のボランティアと一緒に、ランタン作りが始まります。ペットボトルと紙コップを使います。その紙コップへのデザインに、個性が出るという訳です。一生懸命話を聞く画面奥中央のまあやんと右隣のせんちゃんですが、反対側へ回ってみると…
ランタン作りの開始。説明を受ける皆さん、でもまあやんとせんちゃん、くっつきすぎ? |
まあやんは、結構大変な体勢でランタン作りです(このあと、椅子が運ばれてきました。ご安心下さい)。メンバーに聞くと、このまあやんが一番器用だそうですが…
あぁ、椅子が一つ足りなかったのね。 |
随分とお悩みの様子。しーたんは描き始めているぞ…。
歌う時には見せない表情のまあやん。しーたんは筆が進む…。 |
りんりんも前傾姿勢で、描くのに没頭しています。
りんりんはイメージが固まったのかな? |
しーたんは、余裕の笑顔でしょうか?
笑顔もこぼれる。 |
可愛い花を描いているのは…
この絵を描いているのは… |
まあやんでした。アイくるガールズの、ハートとiGマークも描いたようです。
まあやんでした。描き始めると、結構速い。 |
せんちゃんは、桜の花びらを忠実に描いています。
せんちゃんは、桜の花びらを描くのに集中。 |
そして紙コップを水の入ったペットボトルの上下に差し込み、上の紙コップの底に切り込みを入れ、ライトを差し込めば完成です!
テープで固定して、っと…。 |
こちらです。りんりんは桜の木を大きく、しーたんはアイくるガールズの文字も一緒に、まあやんは花びらを大小含めたくさん、せんちゃんは雪だるまと桜の花びらを描いて、それぞれ素敵なランタンが完成しました。
ランタン完成で~す♪ |
ランタン教室のあとは、平三中の吹奏楽部が演奏を披露し、
日が傾く中、点灯式に向けて平三中吹奏楽部が盛り上げる。 |
アイくるガールズも歌を披露。
本業の歌で、盛り上げます。 |
寒くなる中、熱唱が続きます。
空も一気に暗くなってきました。 |
ポーズも決まっています。
歌と踊りでいわきを明るくしてくれる。 |
ライブも終わり、午後5時いよいよイルミネーションの点灯です。いわき市長や富岡町長、アイくるガールズのしーたんなども加わって、一斉にボタンを押します!
点灯式。一斉にボタンを押す。 |
昼間はこのように見えていたいわき駅前通りが…
こちらが、明るい時間のいわき駅前通り。 |
おおお…光の桜の花が咲きました。ピンク一色でなく、白が入っているのがまた素敵です。
綺麗ですねぇ~。真っピンクじゃないところが好いのです。 |
中には富岡町出身の方も、富岡の桜をモチーフにした光の桜を見に来ていました。
「ゴジてれに出た事があるんです。」
こちらのご主人が富岡町出身で、このご夫婦が夜の森の桜の下で震災後、結婚式の前撮り撮影をしていた時と、福島中央テレビの生中継が偶然重なったのがきっかけで取材をさせて頂いた事があったのです。今は2人のお子さんに恵まれ、県内で暮らしています。
「いやぁ、夜の森を思い出しますね。綺麗です。」
奥様との出会いも、夜の森の桜の下だったんですよね。このイルミネーションに、格別の想いを持って眺めたご家族でした。
「ゴジてれに出た事があるんです。」
こちらのご主人が富岡町出身で、このご夫婦が夜の森の桜の下で震災後、結婚式の前撮り撮影をしていた時と、福島中央テレビの生中継が偶然重なったのがきっかけで取材をさせて頂いた事があったのです。今は2人のお子さんに恵まれ、県内で暮らしています。
「いやぁ、夜の森を思い出しますね。綺麗です。」
奥様との出会いも、夜の森の桜の下だったんですよね。このイルミネーションに、格別の想いを持って眺めたご家族でした。
声をかけて下さったご夫婦。顔を明るくしたら、後ろがとんじゃいました(^-^; |
通りのすぐそば、いわき駅のタクシープールには、光の桜の木とトンネルが並んでいます。
タクシープールにある、桜の木とトンネル。 |
トンネルの桜は、ちゃんと色違いの花びらの形をしています。
トンネルの中から。この”夜桜”も美しい…。 |
このイルミネーションは来年1月13日(成人の日)まで、午後5時から11時まで点灯します。素敵な人と、双葉郡の復興を願いつつ、訪れてみては如何でしょうか。
今回は震災後に店を再開させた人との懐かしの再会に、個性豊かで元気で優しい子どもたちとの出会い、更には放送に出て頂いた方とのまさかの出会いと、楽しくも驚きの出会いの連続でした。
今回は震災後に店を再開させた人との懐かしの再会に、個性豊かで元気で優しい子どもたちとの出会い、更には放送に出て頂いた方とのまさかの出会いと、楽しくも驚きの出会いの連続でした。
浜通りの復興を願うイルミネーション |
全文を読む