2019.10.10
with a camera in Kagamiishi Town 1
『ゴジてれChu!』木曜コーナーの「ぶらカメ」、今回は県中の鏡石町(かがみいしまち)に10月5日(土)にお邪魔しました。そのこぼれ話をご紹介します。
朝一番にお邪魔したのは、鏡石町の図書館です。と言うのも、ここの4階からは田んぼアートが見られるのです。田んぼアートは今年で8年目、アートのモチーフは図書館から見るだけに「窓から眺める絵本 ~もう一つの"図書館"~」。アポなしで伺ったにも関わらず、撮影したい旨を話すと、職員の方がエレベーターのボタンを押して誘導して下さいました。
朝一番にお邪魔したのは、鏡石町の図書館です。と言うのも、ここの4階からは田んぼアートが見られるのです。田んぼアートは今年で8年目、アートのモチーフは図書館から見るだけに「窓から眺める絵本 ~もう一つの"図書館"~」。アポなしで伺ったにも関わらず、撮影したい旨を話すと、職員の方がエレベーターのボタンを押して誘導して下さいました。
秋深まる鏡石町をぶらぶらしてみました…。 |
去年は『うさぎとかめ』でした(2018年10月20日のブログに写真を載せております)が、今年は『眠れる森の美女』。解説パネルによると、茨と王女を、町の公式キャラクター「牧場(まきば)のあーさー♪」が上から覗き込む様子だそう。
(注:鏡石町には、唱歌『牧場の朝』のモデルとなったとの説もある国内初の西欧式牧場、岩瀬牧場があり、その牧場にオランダから乳牛が輸入された歴史を背景に生まれたキャラクターです。)
(注:鏡石町には、唱歌『牧場の朝』のモデルとなったとの説もある国内初の西欧式牧場、岩瀬牧場があり、その牧場にオランダから乳牛が輸入された歴史を背景に生まれたキャラクターです。)
田んぼアートの完成予想図。なかなか凝っています。 |
興味津々、それでは見てみましょう!!
……だいぶお顔の色が悪いようです。それともこれが普通なのでしょうか。朝早くから訪れる人にも結構お会いしましたが、皆さん
「ちょっと色がね」
そして毎年来ている方からは、決定的な一言が…。
「見に来る時期が遅かったんだわ」
……だいぶお顔の色が悪いようです。それともこれが普通なのでしょうか。朝早くから訪れる人にも結構お会いしましたが、皆さん
「ちょっと色がね」
そして毎年来ている方からは、決定的な一言が…。
「見に来る時期が遅かったんだわ」
こちらが田んぼアート…美女の顔色が緑!? |
町の職員に伺うと、本来の見頃は8月なんですって。
「よく実りの秋が見頃と勘違いされる方が多いんですよ。白い部分は田んぼアート用に開発された品種だそうです。」
何と、1か月以上前だったら、原画の如く白い部分は白く見えるものなんですね。顔色が悪いなんて書いて、大変失礼しました。確かに右下の2019かがみいしの部分も既に今は見えなくなっています。ただ今回は、駅前で行われる「鏡石『牧場の朝』オランダ秋祭り(通称「オランダ祭り」)」に合わせて、毎年見に来ている町外の人も多かったですよ。
「よく実りの秋が見頃と勘違いされる方が多いんですよ。白い部分は田んぼアート用に開発された品種だそうです。」
何と、1か月以上前だったら、原画の如く白い部分は白く見えるものなんですね。顔色が悪いなんて書いて、大変失礼しました。確かに右下の2019かがみいしの部分も既に今は見えなくなっています。ただ今回は、駅前で行われる「鏡石『牧場の朝』オランダ秋祭り(通称「オランダ祭り」)」に合わせて、毎年見に来ている町外の人も多かったですよ。
田んぼアートを見に来たおじいちゃんとお孫さん |
因みにこちらは、私がこの夏青森に行った時に撮ってきた田んぼアート。今年のテーマは、あの有名なドラマ『おしん』。白い部分も綺麗に見えていますね。これが見頃の時の白い稲です。
田舎館村の今年の田んぼアート『おしん』。8月だと白も綺麗に出ている。 |
そして地元の小学生による田んぼアートの絵が、館内には展示してあります。どれも上手に描けていますね。ほかにも一番良い時期の田んぼアートの写真も飾られていますので、いまとの色の違い等も楽しめます。
小学生の皆さんの田んぼアートの写生。皆、上手に描けているなぁ。 |
図書館を後にして鏡石駅前を歩いていると、「徳光さん!」「取材ですか?」等、何人もの人が声をかけてくれます。こちらは地元の幼稚園児。年中さんで、このあと「オランダ祭り」のステージで踊りを披露するそうです。
「巧く踊れそう?」
と聞くと、照れて「う~ん…」と戸惑ったような返事でしたが、お母さんによると家では上手に踊れているそうです。本番が楽しみですね。
「巧く踊れそう?」
と聞くと、照れて「う~ん…」と戸惑ったような返事でしたが、お母さんによると家では上手に踊れているそうです。本番が楽しみですね。
最初に声をかけてくれた親子。本番の成功、祈っています♪ |
「オランダ祭り」というだけあって、ステージではオランダ衣装に身を包んだ皆さんが合唱しています。地元の合唱サークル「あやめフローレンス」の皆さんで、発表曲を春頃に決めて、およそ半年もの間練習してきたと言います。
ステージでは、半年の練習の成果を披露! |
それでもステージに立つと緊張してしまったそうですが、楽しく歌えたそうです。因みにこの衣装は、20年ほどステージで歌い続けてきた功績でプレゼントされたそうで、今後は自分たちで補修しながら祭りで着続けるそうです。
取材に応じて下さったあやめフローレンスのメンバーの方。似合っています。 |
あやめフローレンスの方とお別れして会場を歩いていると、あらこれまた、可愛いオランダ娘がいるではないですか!?お友達とその親戚の3人娘で、オランダ衣装を着た感想は「楽しい」「嬉しい」と言葉は少なめですが、着ている喜びが伝わってきます。やっぱりおめかしは楽しいですよね。
この衣装、聞けばこの内の一人のお母さんが手作りした服だと言います。
この衣装、聞けばこの内の一人のお母さんが手作りした服だと言います。
かわいいオランダ娘3人組。手には鏡石町の公式キャラクターが…。 |
見本を見て、似た生地を探して作ったそうです。お子さんの成長は早い事もあり、スカートなどは丈の調整をしつつ、服などは毎年作りなおしているそうです。なお手に持っているのが前述した「牧場のあーさー♪」ですが、なんと
オランダ娘3人組の衣装を手作りしたお母さん。器用さは… |
この衣装もこの方の手作り。実は依頼があって、ある出店の店先展示用に作ったんですって!(3人娘の持っているオリジナルのあーさー♪と比較してみてください)
更にこの女性から、驚きの一言が。
「うちの娘、実は『きぼう』のコーナーにも出ているんですよ」
『ゴジてれChu!』6時台のエンディングで、生まれて2か月以内のお子さんをご紹介するコーナーにも出て下さったそうです。大きな病気やけがもなく、娘さんは4歳に成長。それを聞くとこちらも嬉しくなります。
この3人娘の保護者の一人から
「この商店街を行ったところに書店があって、そこで餅つきをやっているんですよ。良かったら取材していってください。」
という情報もいただきました。早速露店で賑わう商店街に行ってみましょう!
更にこの女性から、驚きの一言が。
「うちの娘、実は『きぼう』のコーナーにも出ているんですよ」
『ゴジてれChu!』6時台のエンディングで、生まれて2か月以内のお子さんをご紹介するコーナーにも出て下さったそうです。大きな病気やけがもなく、娘さんは4歳に成長。それを聞くとこちらも嬉しくなります。
この3人娘の保護者の一人から
「この商店街を行ったところに書店があって、そこで餅つきをやっているんですよ。良かったら取材していってください。」
という情報もいただきました。早速露店で賑わう商店街に行ってみましょう!
あーさー♪の衣装まで手掛けていました。素晴らしい! |
焼きそばや焼き鳥、お好み焼きに韓国料理と、お祭りには定番の露店が並ぶ中、オランダ祭りらしい露店は無いか探していると、ありました!オランダのチーズなどを売っている店です。何でもゴーダチーズをこの祭りの為に年に一度、仕入れるそうで、8分の1個が1400円、1ホールだと10500円(700円割引)で販売しています。
オランダ祭りでは、ゴーダチーズも買えます。 |
「売れるんですか?」
と単刀直入に伺うと、これが昼過ぎには毎年完売すると言います。
「これを目当てに来る方も多いんですよ。」
と単刀直入に伺うと、これが昼過ぎには毎年完売すると言います。
「これを目当てに来る方も多いんですよ。」
10500円のホールは大きく、重さ約4kg(!)とずっしり重い。 |
との事で、それを裏付けるかのように、話を聞いている最中でも、ふらっと店に来て8分の1ピースを2~3個手にして「これ下さい」と言ってものの1分で去っていく男性もいたりして。この早さと無駄の無さからは、知る人ぞ知る年に一度の名物店である事が伺えました。皆さんも食欲の秋、ゴーダチーズが食べたくなったら、鏡石の「オランダ祭り」に行くと(遅くならない時間なら)買えますよ。(10月9日のブログにつづく)
ゴーダチーズは人気で、次々と売れていった…。 |
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