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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
with a camera in Kunimi Town 1
 『ゴジてれChu!』木曜コーナー「ぶらカメ」、今回は私担当で県北の国見町(くにみまち)に行ってまいりました。今回は、そのロケのこぼれ話です。
 9月23日秋分の日、小雨降る中まず我々が向かったのは、国指定史跡の阿津賀志山(あつかしやま)防塁です。源頼朝の軍勢を迎え撃つため、奥州藤原氏が造った堀と土塁です。今でも一部が国見町に残っています。人の身長を超す土塁を目の当たりにして、これを重機の無い時代に人力で造った先人の苦労に思いを馳せます。

国の史跡、国見町の「阿津賀志山防塁」(奥の土手のような所)。
国の史跡、国見町の「阿津賀志山防塁」(奥の土手のような所)。
 その頼朝から追われる立場になったのが、源義経。国見町には義経が腰を掛けたと伝わる松等、ゆかりの物もあります。そして防塁の近辺でも大きな攻防のあった奥州合戦に因み、毎年武者行列等を行っているのが国見町の「義経まつり」です。特に義経役にはここ何年か杉浦太陽さんはじめ、松田悟志さん、佐野岳さん、西銘駿さん、飯島寛騎さんといった所謂イケメンが登場し、県内外から多くのファンが訪れます。今年は奥野壮さんと、仮面ライダーファンにとってもたまらない布陣です。そこで「義経まつり」にお邪魔する事にしました。

今年の”義経公”、奥野壮さん(19歳)。格好良いぜ!
今年の”義経公”、奥野壮さん(19歳)。格好良いぜ!
 会場の一つ、商店街に行くと、ビデオカメラを持った少年に出会います。催し物を撮影するのが楽しみだそうで、まつりで行われる地元国見小学校の鼓笛隊パレードも撮影したいものの一つだそう…と話を聞いている内に、逆にカメラを回されます。

逆取材を受けてしまったぜ!
逆取材を受けてしまったぜ!
 後で見せてもらうと、ちゃんと私の顔とやりとりが撮影されています。将来はカメラマンにも興味があるのだとか。鼓笛隊パレードは雨だけが心配ですが、空も段々明るくなって雨の降り方も弱まってきましたし、少年も私もパレードが見られるのを楽しみに、お互いの健闘を誓ってお別れです。

再生してもらうと、私がちゃんと映っています。
再生してもらうと、私がちゃんと映っています。
 パレードの出発点、観月台という高台に向かう途中に出会ったのが、小学5年生の女子3人組。この日は屋台で甘いもの等を買って食べるのが楽しみのようです。お祭りの醍醐味は、今も昔も変わりませんね。因みに3人の大体の予算は2~3000円。そうか…今はやりのタピオカドリンクもワンコイン程度しますし、それ位は必要ですよね(昔は小銭を握りしめ…という感じでしたが)。皆さんお小遣いではなく、親御さんからもらった「特別予算」のようです。ヘアスタイルや服装、あるいはリップ等、まさにお祭りモードです。休日のお祭り、楽しんでいってくださいね。

小学5年の3人組。髪形やリップも、お祭り仕様。
小学5年の3人組。髪形やリップも、お祭り仕様。
 観月台からはその後鼓笛隊パレードがスタート、パレードが商店街へと下って行く様子に拍手を送っていた女性がいました。民生児童委員の方で、
「(町に)高齢者が増えていく中、子どもたちの頑張る姿は元気が出ますねぇ。」
と目を細めます。しきりに髪形を気にしているのは、先程迄の雨で濡れてしまったからとの事。この辺り、乙女心ですね。
「水も滴る良いばばぁになったんだ~♪」
なんて、冗談も飛び出します。この方は、仲間とバザーの店を出していたのですが、雨でお揃いのTシャツが濡れてしまい、バザーで売っていた服を買って着替えたとの事でした。

水も滴る…雨で髪形が気になります。
水も滴る…雨で髪形が気になります。
 続いて観月台では、義経の行列に参加する「静御前」の選抜が行われていました。全国から15人のエントリーがありましたが、台風の影響で当日に参加断念の方がいて、11人で争われました。
 その競技の1つが、「義経コロッケの早食い」です。3つのグループに分かれて上位1人が勝ち抜けです。

静御前は、選抜で決まる。その1つ、「義経コロッケの早食い」。
静御前は、選抜で決まる。その1つ、「義経コロッケの早食い」。
 イベントの進行には、ぶらカメ担当のもう一人、ふくしまボンガーズのしなだマンもいます。競技前に試食したしなだマンによると、中に角煮が入っているとの事で、まさにボリューミーで(=量が多く)食べ応えのある美味しいコロッケだそうです。参加者も結構苦戦していました。

この日はイベント進行のしなだマン。「大きい角煮がごろっと入っているんですよ!」と力説。
この日はイベント進行のしなだマン。「大きい角煮がごろっと入っているんですよ!」と力説。
 そして敗者復活の人も含めた4人の決戦は、御座敷遊び「金比羅船々(こんぴらふねふね)」(芸者とお椀等の道具を挟んで向かい合わせに座り、歌に合わせて交互に手を出し、その時、お椀があればパーに、お椀が相手の手の中にあって無くなっていればグーにするお遊び。段々リズムが早くなり、難しくなる)です。その結果、福島市の菊地真由さんが、静御前への挑戦3度目にして初優勝、見事静御前の座を勝ち取りました。

選抜その2、金毘羅船々。瞬発力が問われる。
選抜その2、金毘羅船々。瞬発力が問われる。
「今回こそはという気持ちで、臨みました。」
 まさに三度目の正直に、喜び爆発。静御前になる為に一番大変だったのは、義経コロッケの早食いだったそうで、
「肉が大きくてのどが苦しかったんですけど、頑張りました。」
と、苦労を振り返っても声が弾みます。このあとは化粧とお着替え。どんな静御前に変身するのか、楽しみです。
(25日のブログにつづく)

見事静御前の座を勝ち取った真由さん。三度目の正直だった。
見事静御前の座を勝ち取った真由さん。三度目の正直だった。
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