2019.07.17
with a camera in Kitakata City 2
今週の『ゴジてれChu!』「ぶらカメ」の喜多方篇のこぼれ話第2弾です(前日のブログの続きです)。
喜多方レトロ横丁の会場を進み、通りの中央くらいでしょうか、何やら大掛かりな装置が…。これはもしかして…
「流しそうめんです。今年初めての取り組みなんですよ。」
喜多方レトロ横丁の会場を進み、通りの中央くらいでしょうか、何やら大掛かりな装置が…。これはもしかして…
「流しそうめんです。今年初めての取り組みなんですよ。」
今年初めての取り組みは… |
半分に割った竹を、地酒のケースでもって高低差が出るよう組み立てている最中でした。ただよ~く見ると、太鼓橋みたいにぐいっと反り返った竹もあります。スタッフからも
「ちゃんと流れるのかなぁ」
なんて不安の声もあがります。
「ちゃんと流れるのかなぁ」
なんて不安の声もあがります。
かなり反っていますが…大丈夫でしょうか? |
しかし竹と竹をビスで繋いでいるスタッフは、大丈夫と言わんばかりにビスをがんがん打ち込んでいきます。…ちょっとビスが長いようですが、
「ちょうど良いのが無いんだよ!」
ま、留まっているから、良いんでしょうね(^-^;
「ちょうど良いのが無いんだよ!」
ま、留まっているから、良いんでしょうね(^-^;
さぁ、それでは水を流して確認です。2列あって、片方の竹からは、最後まで滞る事無く水が流れ落ちてきています。これならそうめんを流しても大丈夫そうです。
先程のビスが突き抜けていたもう片方の竹は、どうでしょう?
「途中、水が漏れてる」「逆流しちゃってるわ」
先程のビスが突き抜けていたもう片方の竹は、どうでしょう?
「途中、水が漏れてる」「逆流しちゃってるわ」
片方の列の竹からは、順調に水が最後まで流れたが… |
あの長いビスで竹と竹を繋いだ部分は、うまく水が流れていないようです。正午の1回目の流しそうめんに向けて、急ピッチで補修作業が進みます。
別の列の竹、長いビスを打ったところからは、水漏れが… |
レトロ横丁だから、という訳ではないのですが、薬局の前に有名な医薬品会社のキャラクターがあります。最近、こういうキャラクター、薬局がドラッグストアに替わっている事もあるのでしょうが、店先からどんどん姿を消しているような気がします。
最近こういう据え置き型キャラクターを見かけなくなった… |
その近くでは、お祭りらしく、焼きトウモロコシの露店が出ています。撮影の承諾をとりにいくと、
「まだ焼けていないから、この生のトウモロコシを食べてみな!」
と言って、私に下さいました。遠慮なく頂くと…美味い!!甘い!!しかも穫れたてだからか、果汁…といったら良いのでしょうか、粒の中の汁気が豊かで、噛むと口の中でトウモロコシの甘さが弾けます。伝えると、ご主人も嬉しそうな顔。素材に自信があるのでしょう。
生でも甘いトウモロコシを、炭で焼いていきます。
「もうちょっと後で来たら?焼けたのをあげるから!」
いえいえ、お代は払います。でもこの甘いトウモロコシを焼いて300円は安いな…。先にほかのロケを済ます旨伝えて去ろうとすると、
「これ食べていきな!」
「まだ焼けていないから、この生のトウモロコシを食べてみな!」
と言って、私に下さいました。遠慮なく頂くと…美味い!!甘い!!しかも穫れたてだからか、果汁…といったら良いのでしょうか、粒の中の汁気が豊かで、噛むと口の中でトウモロコシの甘さが弾けます。伝えると、ご主人も嬉しそうな顔。素材に自信があるのでしょう。
生でも甘いトウモロコシを、炭で焼いていきます。
「もうちょっと後で来たら?焼けたのをあげるから!」
いえいえ、お代は払います。でもこの甘いトウモロコシを焼いて300円は安いな…。先にほかのロケを済ます旨伝えて去ろうとすると、
「これ食べていきな!」
茶舗を営むご家族が、横丁用に露店を…。醤油の香りが香ばしい。 |
「きゅうりの一本漬け」を頂きました。良い按配に塩がきいていて、これも美味い!熱中症にならずに済みそうです。こちらも後で伺う約束をします。
夏はきゅうりが美味い!塩気も良い按配。 |
通りの一角に、レトロな家電品を並べている所がありました。扇風機、懐かしいですね。エアコンが高嶺の花だった頃、扇風機と蚊帳は夏の必需品でした。
するとレトロ横丁にぴったりないで立ちの男の子が、柱時計に興味津々。
するとレトロ横丁にぴったりないで立ちの男の子が、柱時計に興味津々。
レトロな家電等が置いてある一角も… |
「柱時計なんて、見た事ないでしょうね。」
とお母さんに聞くと、
「でもジブリの映画に出てくるので、分かるようです。」
との事。なるほど、直に見るのは初めてでも、映画を通して記憶にはあるんですね。
すると次に、この催しに合わせ店先に出してあった、昔のおもちゃの処に進みます。
…あれ?このおもちゃ、見覚えがある!!
とお母さんに聞くと、
「でもジブリの映画に出てくるので、分かるようです。」
との事。なるほど、直に見るのは初めてでも、映画を通して記憶にはあるんですね。
すると次に、この催しに合わせ店先に出してあった、昔のおもちゃの処に進みます。
…あれ?このおもちゃ、見覚えがある!!
柱時計に興味津々。 |
私が小学生の頃、多分サンタさんが届けてくれたおもちゃだったと思います。箱までとっておいてあったんですね。「デッドヒートゲーム」。名前は憶えていませんでしたが、確かにこれで遊んだ記憶があります。斜面をバイクが走り下りてきます。ここに展示されているものは恐らく紛失してなくなっているのですが、斜面の下から上へは、ジェットコースターの坂の頂点へ連れていかれるような形で、バイクの前輪につけられた「爪」に、電池で回転する登り斜面の(恐らく)ゴムベルトのでっぱりがひっかかり、斜面の上までバイクを持ち上げ、そこから落差で一気にバイクが走り下りる、その順位を競うおもちゃなのです。子どもの頃の事って、結構忘れないものですね(と思って念のためネットで検索したら、爪にひっかけるのではなく、バイクの車輪の金属が、ベルトの磁石にくっついて斜面の上までのぼるとの事でした)。
男の子は乗り物が好きなものなんです。
男の子は乗り物が好きなものなんです。
私が幼少期に遊んだゲームが!懐かしい… |
その店先の『男はつらいよ』の看板の前で記念撮影…あら、看板と線対称のポーズです。息子さんは少し恥ずかしそうかな。
親子が、寅さんとマドンナに…。 |
撮影の後、男の子は再び先程のおもちゃの前へ。すると今度は、浴衣姿の母娘も珍しそうに「デッドヒートゲーム」を眺め始めました。男の子は「次に行くよ」との母の声に呼応して、店先を後にしました。
ゲームに夢中な男の子、そして浴衣姿の母娘も…。 |
こちらの母娘は、会津若松市から来たとの事。何でもお母さんは写真を撮るのが大好き(コンテスト等に応募した事もあるそうです)、また撮られる方にも興味があるのだとか。七夕飾りをバックに撮影を…。風があるせいか、髪を整えようと何度か髪に手をやる仕草が、まさに大和撫子、日本女性らしい仕草です。照れ笑いした素の表情も素敵な母娘さんでした。
笑顔が素敵。私の写真の腕は如何でしょう? |
催しの開始時刻である正午頃になると、多くの人で混雑し始めます。そこに
「間もなくレトロカーがやってきます」
とのアナウンスが。楽しみに待っていると、どこからともなく「イーッ!」という甲高い声がします。
仮面ライダーに出てくるショッカーです。翌日の仮面ライダーショーの宣伝の為のようですが、よく見ると、左のショッカーは眼鏡をしていて、右のショッカーは麦わらをかぶっています。珍しいですね、と声を掛けると
「熱中症が心配ですから。」
…ご尤もです。
「間もなくレトロカーがやってきます」
とのアナウンスが。楽しみに待っていると、どこからともなく「イーッ!」という甲高い声がします。
仮面ライダーに出てくるショッカーです。翌日の仮面ライダーショーの宣伝の為のようですが、よく見ると、左のショッカーは眼鏡をしていて、右のショッカーは麦わらをかぶっています。珍しいですね、と声を掛けると
「熱中症が心配ですから。」
…ご尤もです。
ショッカー登場!熱中症対策済みだ。 |
そしてレトロな車が次々と入ってきました。この通りをゆっくりお披露目するが如く、ゆっくりめに走っていきます。周囲のお客さんの注目度も一気に上がります。車の持ち主であろう運転している方々も、注目を浴びるのが嬉しそうです。自慢のレトロな愛車に、懐かしい、格好良いといった視線が注がれるのが、最大の賛辞なのでしょう。
レトロな車が通りを抜けていく。格好良いなぁ。 |
するとショッカー軍団が、窓を開けて徐行するレトロな車の運転手と、
「イーッ!」
と叫びながらハイタッチしています。車とショッカーの時代性は、かなり近いものがあります。(つづく)
「イーッ!」
と叫びながらハイタッチしています。車とショッカーの時代性は、かなり近いものがあります。(つづく)
ショッカーとドライバーがハイタッチ。平和な昭和の光景だ。 |
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