アナウンスルーム

アナウンサーブログ

徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
with a camera in Tamakawa Village 3
 ある家の前を通り過ぎると、女性の声で「あれ? ゴジてれじゃない?」との声。戻ってみると「ぶらカメ」との声も。
「そうです!」
と顔を出すと、高校生のお嬢さんは恥ずかしがって家の中へ。
玉川村は、ちょうど田植えのシーズン。
玉川村は、ちょうど田植えのシーズン。
あちこちで稲が植わっていた。
あちこちで稲が植わっていた。
 対応して下さったのは、こちらのご主人。家に入ってしまったのはお孫さんとの事。
「うちは農家で、米や野菜を育てているんですが、息子はほかの農家さんのお手伝いに行っているので、きょうはお休み。」
庇の陰でのんびり過ごしていたご主人。
庇の陰でのんびり過ごしていたご主人。
息子さんは別の農家のお手伝いで、自分の家の作業はお休み。
息子さんは別の農家のお手伝いで、自分の家の作業はお休み。
 お米は苗を植えるものと種を植えるものとを両方やっていて、震災前は皇室への献上米を作っていたほどの、腕のある農家さんです。
「だから玉川村の米は、美味いんだよ!」
震災前は皇室にお米を献上した事も。
震災前は皇室にお米を献上した事も。
皇居のそばでパシャリ。
皇居のそばでパシャリ。
 村のお勧めを伺うと
「うちのトマトハウスはどう? ハウスの温度管理とかは全部自動なんだ。見てみる?」
 お願いします。
うちのトマトハウスを見ていったら?とお誘いが。
うちのトマトハウスを見ていったら?とお誘いが。
以前、県知事がやってきた事も。
以前、県知事がやってきた事も。
 ご自宅から少し離れた所に畑がありました。全部で12棟のビニールハウスがあります。
車で移動すると…
車で移動すると…
12棟ものビニールハウスが並ぶ場所が。
12棟ものビニールハウスが並ぶ場所が。
 ハウスの中に入れて頂くと、どこまでもどこまでもミニトマトが並んでいます。
ハウスの中は…
ハウスの中は…
ミニトマトがずらり。
ミニトマトがずらり。
「下から段々花が咲いて、実になって、上に伸びた部分に花が咲いて、実になって、を繰り返して成長するの。いまはまだ実が青いけど、来月位になると収穫が始まるかな。」
地面に近い所は、既に青い実がなっている。
地面に近い所は、既に青い実がなっている。
これから何段にも伸びて、花を咲かせ実をつけるという。
これから何段にも伸びて、花を咲かせ実をつけるという。
 実を結ぶための受粉は、ハウス内で飼育している蜂が請け負ってくれます。
 この茎はまだまだ伸びるそうで、
「あのフックの所まで行くと、今度は折り返して下に茎を伸ばしていく。」
 そうしないと身長以上に高い所は、収穫が大変になってしまいますものね。
蜂がせっせと受粉を助けている。
蜂がせっせと受粉を助けている。
フックの所まで行くと、折り返して伸ばすそう。
フックの所まで行くと、折り返して伸ばすそう。
「温度が高くなると自動的にビニールを巻き上げて通気を良くしたり天窓が開いたりするんです。」
ハウス内は自動制御。
ハウス内は自動制御。
一定の条件で、自動で外のビニールを巻き上げる。
一定の条件で、自動で外のビニールを巻き上げる。
 取材の最中にもハウスの外のバーがビニールを巻き上げていき、網を通して外の空気を中に入れていました。
巻き上げられたビニール。その下は…
巻き上げられたビニール。その下は…
網になっていて、通気して室温上昇を抑える。
網になっていて、通気して室温上昇を抑える。
「うちのミニトマトは、県内だけでなく東京や大阪にも出ていきます。」
 多くの産地の品が集まる首都圏でも買い手がつく、自慢のミニトマトです。
 ただここまで順風満帆ではありませんでした。震災もあり、4年前には水害を経験し、膝上位の高さまでハウスが浸かりました。
1か月もすると、こうなる。
1か月もすると、こうなる。
阿武隈川が溢れた時は、この位置まで水が来たそう。
阿武隈川が溢れた時は、この位置まで水が来たそう。
「そしていまは燃料費も輸送費もかかるでしょ? でも農家は売値を決められない。そこが一番大変。」
 手塩にかけて育てても生産にかかる費用が折り合わず、人気があるのに生産を断念した品種もあるそうです。生産技術も購買によって支えられている事が分かります。
 これからもお元気で、そして美味しい農産物を生産し続けて下さい。(つづく)
燃料・輸送費用の高騰は、悩みの種。
燃料・輸送費用の高騰は、悩みの種。
これからも美味しい農産物を作り続けて下さい!
これからも美味しい農産物を作り続けて下さい!
テントの下で調理中⁈
テントの下で調理中⁈
美味しそうないちご大福♪
美味しそうないちご大福♪
全文を読む
コメントを投稿してよろしいですか?
利用規約

中テレ会員サービス(以下「本サービス」)は、株式会社福島中央テレビ(以下「当社」)が提供する、ホームページ、各種ネットサービスを対象とします。
ユーザーは本規約の内容をよくご確認頂いた上で、本サービスをご利用ください。
当社は、ユーザーが本サービスをご利用されることにより本規約の内容を承諾したものとみなし、以後ユーザーと当社との間にて本規約が適用されるものとします。

1.    本サービスのご利用にあたって
本サービスへの登録は無料で行えますが、ユーザーの端末機からのアクセス、メッセージなどの受信に必要な通信費はユーザー自身の負担となる他、一部コンテンツは有料でご利用いただくものになります。ユーザーが本サービスの利用に際して行った一切の行為、その結果および当該行為によって被った損害について、当社は何等の責任も負わないものとします。

2.    個人情報の取り扱いについて
ユーザー情報は、当社からのサービス提供または利用者のサービス向上を図るための資料(個人が特定されない統計資料)等、当社の正当な業務遂行上必要な範囲に限定して利用し、その範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)を行いません。ユーザー情報自体の取り扱いについては、別途当社が定める「個人情報保護基本方針」に従い、適切に扱います。

3.アカウントの管理について
ユーザーは、本サービスのログインパスワード等の会員アカウント情報について、自己の責任において管理及び保管するものとし、第三者に開示あるいは貸与、譲渡、売買等をしてはならないものとします。アカウントの管理不十分または第三者の使用等によりユーザーに損害が生じた場合、その責任は故意・過失の有無にかかわらずユーザーが負うものとし、当社は一切その責任を負いません。

4.登録の変更・退会について
ユーザーは、登録情報に変更が生じた場合や、退会を希望する場合、当社が指定する所定の方法によって登録情報を変更または退会の手続きを行うことができます。

5.未成年による利用について
未成年者のユーザーは、本サービスの利用の一切につき、親権者等の法定代理人の同意のもと利用しなければなりません。未成年者のユーザーが、法定代理人の同意がないにもかかわらず同意があると偽り、または年齢について成年と偽って本サービスを使用した場合、その他行為能力者であることを信じさせるための詐術を用いた場合、本サービスに関する一切の法律行為を取り消すことはできません。本規約の同意時に未成年であったユーザーが成年に達した後に本サービスを利用した場合、当社は、当該ユーザーが本サービスに関する一切の法律行為を追認したものとみなします。

6.知的財産権について
本サービスに関する一切の特許権、実用新案権、意匠権、著作権、商標権等の知的財産権(それらの権利を取得し、またはそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。以下「知的財産権」)は全て当社または当該権利を有する第三者に帰属します。ユーザーは、本サービスを利用するにあたって、一切の権利を取得することはないものとし、当社は、ユーザーに対し、本サービスに関する知的財産権について、本サービスを本規約に従ってユーザーの端末機においてのみ使用できる譲渡不能の権利として許諾するものです。したがって、ユーザーは個人で楽しむ目的(著作権法第30条第1項の範囲での私的使用)でのみ本サービスを利用できます。また、ユーザーは本サービスについて当社から提供された状態でのみ利用するものとし、本サービスに関する情報の全部または一部を、当社の了解を得ずに、複製、改変、貸与、配布等により転用してはなりません。

7.ユーザーによる情報の提供やアップロードについて
ユーザーは、本サービスの利用にあたってアップロードする文章、画像、動画、音声、音楽その他の情報(以下総称して「ユーザーコンテンツ」)について、その行為における適法な権利を有していること、及びユーザーコンテンツが第三者の知的財産権、所有権その他の権利を侵害していないことについて、当社に対し表明し、保証するものとします。ユーザーコンテンツに関する著作権は、当該投稿等を行ったユーザー自身に留保されるものとし、事前に著作権譲渡について当社がユーザーから許諾または同意を得たものを除き、当社は当該ユーザーコンテンツに関する著作権を取得することはありません。ただし、当社は、本サービスの提供、維持、改善またはプロモーション等に必要な範囲において、ユーザーコンテンツを複製、翻案、自動公衆送信などを、無償、無期限かつ地域非限定で行うことができるものとします。ユーザーは、当社及び当社から権利を承継または許諾された物に対し、著作者人格権を行使しないものとします。

8.禁止行為について
ユーザーは、本規約の他の条項に定めるものの他、本サービスの利用にあたって、以下の行為またはそのおそれのある行為を行ってはならないものとします。
(1)他のユーザー、当社または第三者に不利益または損害を与える行為
(2)公序良俗に反する行為
(3)法令に違反する行為
(4)当社の書面による事前の承認を得ずに、本サービスに関連して営利を追求する行為
(5)当社による本サービスの運営を妨害する行為
(6)本サービスの信用を失墜、毀損させる行為
(7)当社の承認した以外の方法で本サービスを利用する行為
(8)本サービスを譲渡、貸与、公衆送信、使用許諾する行為
(9)本サービスを複製、翻案、編集、改変する行為
(10)コンピュータウイルス等を本サービスで利用し使用をしたり、第三者に提供したりする行為、あるいはそのおそれのある行為
(11)その他、当社が不適切と判断する行為 

9.免責事項について
当社は、本サービスに関する情報およびデータの正常性、信頼性、正確性を保証するものではありません。本サービスにかかる情報によりユーザーまたは第三者に損害が生じた場合であっても、その損害についていかなる責任も負いません。また、当社は、本サービスの利用に起因するソフトウェア、ハードウェア上の事故、ユーザー間またはユーザーと第三者の間において生じたトラブル、その他の事故等による全ての損害についても、いかなる責任も負いません。

10.損害賠償について
本規約に違反して権利侵害等の問題が発生した場合、ユーザーは、自己の負担と責任においてかかる問題を解決するとともに、当社に何等の迷惑または損害を与えないものとし、仮に当社に損害を与えたときは、当社に対して当該損害の全てを賠償していただきます。

11.当社による本サービスの提供中止について
当社は、ユーザーが本規約に違反した場合、当該ユーザーに対してあらかじめ通知することなく、本サービスの全部または一部の内容の提供を中止することができるものとします。当該中止についてユーザーに損害が生じた場合であっても、当社はいかなる責任も負いません。

12.本サービスの変更・一時中断・廃止について
当社は、本サービスの内容を必要に応じて変更することがあります。また、メンテナンスや内容更新のため本サービスの提供を一時中断、あるいは本サービスの廃止を行う場合があります。当該変更または一時中断、廃止によってユーザーまたは第三者に損害が生じた場合であっても、当社はいかなる責任も負いません。

13.本規約の改訂
当社は、随時本規約を改訂できるものとします。当社は本規約を改訂した場合、その都度、改定後の本規約を掲示することによってユーザーに告知するものとし、改定後の本規約は当該掲示の時点で効力を生じるものとします。

14.準拠法、協議、管轄
本規約の解釈および運用は日本法に準拠します。 本サービスに関連してユーザー、当社ないし第三者との間で疑義、問題が生じた場合、その都度誠意をもって協議し、解決を図るものとします。 協議によっても疑義、問題が解決しない場合、これらに関する紛争は当社の本社所在地を管轄する地方裁判所または簡易裁判所を第1審の専属的合意管轄裁判所とします。
 
附則
本規約は2022年9月30日から実施します。