震災から10年、未来へつなぐテレビ放送
商用化された5G通信サービスを活用し生中継を実施!

東日本大震災から丸10年となった2021年3月11日、株式会社ドコモCS東北 福島支店の協力の元、第5世代移動通信方式(5G)を活用した映像伝送によりテレビ生中継を実施しました。

<放送日時>
2021年3月11日(木)午後6時40分頃

<放送内容>
福島県内の民放4局とNHK福島放送局の共同キャンペーン『福島to2021-あれからとこれからと→』の一環で、震災から10年となる3月11日に「テレビでつながる。福島がつながる。」をテーマに5つのチャンネルが同時放送する「リレー中継」を実施しました。その中で、福島中央テレビでは福島第一原発事故後に収束作業の拠点となったJヴィレッジの再生への道を紹介。震災後10年間の映像を振り返りながら、復活したサッカーグラウンドから生中継を実施し、震災復興のシンボル一つともいえる場所から、未来へつなぐ県民の思いを発信しました。

Jヴィレッジ近くに設置されたドコモ5G基地局(写真中央の鉄塔)

5G商用化エリアで初の生中継

Jヴィレッジ(福島県楢葉町・広野町)は、ドコモが福島県内でもいち早く5Gエリア化していたことから、視聴者へのサービス向上に向けた"未来志向"の新しい技術をテレビ放送にも取り入れるための取り組みとなりました。テレビ局で導入が進む簡易中継装置LiveU(三信電気株式会社)にドコモの5G端末を接続し、5G基地局を経由。 「高速・大容量」かつ「低遅延」という5Gの特徴を生かし、これまで以上に安定的な映像伝送を行うことができました。

LiveU(簡易中継装置)にドコモ5G端末をLANケーブルで接続
ドコモ5G端末の電波状況

今後もテレビ放送に最新技術を取り入れ視聴サービス向上とともに、ふくしまを盛り上げる様々なコンテンツ制作を目指してまいります。

2021年3月11日
株式会社福島中央テレビ


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