2018.01.11
tea made of mulberry leaves with sweet fragrance
今回は『ゴジてれChu!』と『Oh!バンデス』を結んでお伝えする「バンデス×Chu!」のコーナーで、福島から桑の葉で作った、でも桑以外の香りが豊かなお茶をご紹介しました。
桑製品に力を入れているのは、福島県の中部、二本松市の旧東和町(とうわまち)です。そのきっかけは、盛んだった養蚕業が衰退した後、残った桑畑を有効に使えないかと考えたから…とここまでは、養蚕業の盛んだった地域ではよく聞く話です。しかし桑の葉で「良いもの・美味しい商品」を作って地域振興に結び付けるには、様々な工夫と苦労があるのです。
桑製品に力を入れているのは、福島県の中部、二本松市の旧東和町(とうわまち)です。そのきっかけは、盛んだった養蚕業が衰退した後、残った桑畑を有効に使えないかと考えたから…とここまでは、養蚕業の盛んだった地域ではよく聞く話です。しかし桑の葉で「良いもの・美味しい商品」を作って地域振興に結び付けるには、様々な工夫と苦労があるのです。
キャラクター「くわっぴー」のかぶりもの。くわっぴーに合わせてピースをしてみた。 |
まず桑の葉ですが、養蚕用の桑の木ではなく、食用に向いた桑に植え替えるのだそうです。御蚕様が食べていた桑の葉そのまま、とはいかないようです。
桑の葉をお茶や粉末にする工場。廃校になった小学校の校舎と体育館を活用している。 |
更にお茶としての「美味しさ」を出すには、きちんと日本茶と同じような作り方をしなければならないそうです。そこで一枚一枚手で丁寧に摘んだ桑の葉を、茶を作る工場に運びます。工場は、廃校となった小学校を利用しています。
旧体育館内。バスケットゴールや「スポーツ大会」の記録板が残ったままだ。 |
蒸して、冷やして、揉んで、乾燥して、といった工程が、茶摘みのシーズンともなると、旧体育館の中の機械を使って進みます。去年はこの工場で24トンもの桑の葉を加工したそうです。
ベルトコンベアなど、桑の葉をお茶にする為の機械がずらり。 |
また、ほかの食材に練り込めるよう、桑の葉の粉末も作ります。隣の旧校舎が、いわば製粉工場です。異物などが入っていないか目視で確認・除去をした後、機械で粉末にして、粉末の大きさに合わせておよそ2種類に分類します。何でも細かすぎる粉末は、水に溶かすとだま状になってしまう為に、使い道が今のところ見つかっていないそうです。利用法が見つかれば、無駄もコストも減らせます。今後の知恵の絞りどころです。因みに粉末の桑の葉茶も販売されていて、「茶殻が出ないので便利」と好評だそうです。インスタントコーヒー風にお茶がいれられる訳ですね。
旧校舎内では、茶葉の加工。異物などはここで取り除く。 |
更にほかの桑製品と差別化を図るため、去年の11月に開発されたのが、桑のフレーバーティーなのです。香りはアップル・ブルーベリー・レモン・パイナップル・ローズ・キャラメル・マスカット・ストロベリー・オレンジ・マンゴー・サクラ・アールグレイの全12種類!若い人にも手にしてもらうには、と考えてフレーバーティーに行きつき、お茶の本場、静岡のブレンダ―の協力を得て、ほぼ1年がかりで開発しました。
この機械で、粉末化。麺等の食材に練りこめるのも、粉末にするから。 |
まずは袋を開ける瞬間を楽しんでください♪これは買った人、お茶をいれる人の特権です。開封するところから、それぞれのフレーバーが楽しめます。
香りとの組み合わせの関係で、緑茶のままのものと、ほうじ茶にしたものとがあります。私が取材で頂いたのは、マスカット(緑茶)とキャラメル(ほうじ茶)。初めてレモングラスのハーブティーを飲んだ時のような、香りと味のギャップが楽しいお茶なんです。桑の葉茶自体は、くせや渋みが無く、甘みがあってとても飲みやすいお茶です。そこにマスカットの甘酸っぱい香りが漂ってきたり、ほうじ茶の香ばしさがキャラメルの香りと妙にマッチしたり、とても楽しいお茶でした。逆に桑のフレーバーティーをきっかけに、桑の葉茶の魅力に気付くかも知れません。しかもカフェインレスだそうですので、カフェインが気になる方もこのお茶なら大丈夫ですね。
香りとの組み合わせの関係で、緑茶のままのものと、ほうじ茶にしたものとがあります。私が取材で頂いたのは、マスカット(緑茶)とキャラメル(ほうじ茶)。初めてレモングラスのハーブティーを飲んだ時のような、香りと味のギャップが楽しいお茶なんです。桑の葉茶自体は、くせや渋みが無く、甘みがあってとても飲みやすいお茶です。そこにマスカットの甘酸っぱい香りが漂ってきたり、ほうじ茶の香ばしさがキャラメルの香りと妙にマッチしたり、とても楽しいお茶でした。逆に桑のフレーバーティーをきっかけに、桑の葉茶の魅力に気付くかも知れません。しかもカフェインレスだそうですので、カフェインが気になる方もこのお茶なら大丈夫ですね。
桑の葉と粉末。この工程までを旧小学校で行う。 |
一袋5パック入りで756円(税込、取材時の価格)です。道の駅ふくしま東和で直接購入できるほか、お取り寄せも出来るという事です。詳しくは電話で
道の駅ふくしま東和 0243-46-2113
まで問い合わせてみて下さい。
おもてなしやお土産にも好いと思いますし、このお茶が出ると、香りや味で話が盛り上がると思います。
道の駅ふくしま東和 0243-46-2113
まで問い合わせてみて下さい。
おもてなしやお土産にも好いと思いますし、このお茶が出ると、香りや味で話が盛り上がると思います。
デザインもシンプルで素敵。袋を開ける瞬間からお楽しみあれ。 |
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