暑い夏を乗り切るアイテムの一つに！会津坂下町のソウルフード「冷やしラーメン」をツルッと食べて！

Chu! PRESS

#会津坂下町 (1件)

2023.08.11

キンキンに冷やして食べる会津地方のご当地名物といえば…氷がゴロゴロ入った「冷やしラーメン」！ひんやりしたツルツルの麺が、舌の上や喉をすーっと駆け抜けていく。

爽快感が最高！

会津坂下町にある「食堂いしやま」の「冷しラーメン」は、昭和27年に誕生して以来、70年にわたって地元の人に愛されてきた。メニューには温かいラーメンやうどんもあるが、暑い時期は特に9割5分以上の人が「冷し」を注文するという。

磐梯町にある

スープや氷に使う水は、日本名水100選の一つ「龍ケ沢湧水（りゅうがさわゆうすい）」を使用。スープの素である「かえし」は、チャーシューの煮汁から作る。煮詰めて味を凝縮させ、冷ましてから脂を取り除くという作業を3日かけて行っている。

手間暇かけて、じっくりと

まろやかだが、冷たいスープのため醤油味にキレが出てくる仕上がりに。「舌の奥の方で、旨みがじわじわと広がる感じがする」と取材に訪れた大橋聡子アナウンサーは話す。

脂が取り除かれたキレイなスープ

4代目店主の福地隆史さんの祖母ミナさんが、風邪で熱を出した友人のために作った冷たいラーメンが評判をよび、看板メニューになった。

店主の福地さん、うまい！

「坂下の夏の味といったら冷やしラーメン！」と、週に2〜3回食べている常連さんも。地元はもちろん、東京からも取材が絶えない有名店だ。店内には、ロケで訪れた芸能人のサインが多数飾られている。

「冷し」を求めて、県内外から多くの人が訪れる

会津坂下町では、現在12店舗でオリジナルの「冷やしラーメン」を提供。坂下名物として、町おこしに一役買っている。なかには、豆腐がドドンとのったものや、揚げ玉、ローストビーフが入っている変わり種もあるなど、個性豊かだ。

夏季限定で提供している店も

「食堂いしやま」から歩いて1分ほどの場所にある「雪花（ゆきはな）」は、定食や丼物などメニューが豊富な食堂兼居酒屋。ここでは、町で有名な馬刺しも楽しめるが…

ニンニク味噌が効いていて、たまらない名物！

かつおぶしと昆布をよく煮出して塩だれを割った「冷し塩ラーメン」も見逃せない。旨みがしっかり！きゅうりや錦糸卵、チャーシューなどがのっている見た目にも華やかな一品だ。

喉越し良し！歯ごたえ良し！

冷やしラーメンなら、暑い日でもツルッと！不思議と2〜3杯いけちゃいそうだ。店によっていろいろなバリエーションを楽しめるのも大きな魅力。お気に入りの一杯を見つけて、まだまだ続く猛暑を乗り切りたい。

Chu!PRESS編集部