2023.08.18
civilization and diversity
昨日は休みを利用して、自分がナレーションを務めたいわき市のイベントに2つ行って来た。
昨日のいわき市の日中は、好天。日差しが眩しい。 |
一つは「古代エジプト美術館展」。日本唯一の古代エジプト専門美術館「古代エジプト美術館 渋谷」のコレクションを紹介するもので、約200点がいわき市立美術館にやって来ている。
午前10時過ぎに到着したのだが、チケット売り場には平日にも関わらず20人前後の列が出来ていた。
午前10時過ぎに到着したのだが、チケット売り場には平日にも関わらず20人前後の列が出来ていた。
古代エジプト美術館展の展示品の一つ。王の顔は、王の記憶を消す為に削られたという説も。 |
会場に入ると、なかなか列が進まない場所が出来る。というのも、展示されているものの中には、指輪や小さな像等、10センチ前後の(或いは満たない)ものが結構あるのだ。すると
展示スペースを有効にする為に、小品が結構みっちり並ぶ。
↓
説明も小さなカードに細かく書かれている。
↓
その展示品と説明をじっくり見る。
↓
列の進行がゆっくりになる。
↓
お客さんの渋滞が起こる。
という訳だ。コーナーによっては、美術館のスタッフが「この奥が空いていますので、宜しければ先にそちらをご覧ください。」と案内している。正直展示の細かい順番は気にしなくても楽しめるので、先回りして後から空いている(横入りは勿論駄目だが)所へ逆戻りして時間を有効に使うのがお勧めだ。
展示スペースを有効にする為に、小品が結構みっちり並ぶ。
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説明も小さなカードに細かく書かれている。
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その展示品と説明をじっくり見る。
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列の進行がゆっくりになる。
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お客さんの渋滞が起こる。
という訳だ。コーナーによっては、美術館のスタッフが「この奥が空いていますので、宜しければ先にそちらをご覧ください。」と案内している。正直展示の細かい順番は気にしなくても楽しめるので、先回りして後から空いている(横入りは勿論駄目だが)所へ逆戻りして時間を有効に使うのがお勧めだ。
化粧品を入れた壺や容器など。緻密さと美しさに魅入られる。 |
個人的に見て一番感動しびっくりしたのは、工芸の技術の高さだ。化粧用の液体等を入れる器等は、石を巧妙に、薄く作成されている。それは彫像(やはり小さい)の緻密さ等にも表れている。これは渋滞が出来ても仕方がない。それくらい魅入られてしまった。
彫像など。小さいものは高さが15センチに満たない。 |
また一部の展示物を除いては、写真(静止画)撮影が認められている。気になった展示物は、写真としてマイコレクションにする事が出来るのも嬉しい展示会だ。
美術館の方に話を伺ったら、「いわき市立美術館で、歴代2位に迫る入館者数」なのだそうだ。この展示数の豊富さと魅力だと、その人気も頷ける。
20日(日)までだが百聞は一見に如かず、お時間のある方は一度足を運んでみる事をお勧めする。
美術館の方に話を伺ったら、「いわき市立美術館で、歴代2位に迫る入館者数」なのだそうだ。この展示数の豊富さと魅力だと、その人気も頷ける。
20日(日)までだが百聞は一見に如かず、お時間のある方は一度足を運んでみる事をお勧めする。
これぞエジプトというものも並ぶ。 |
因みにそのチケットで入れる常設展がまた、期待を上回る面白さだった。特に入って右手の展示作品(何と草間彌生の作品もある!)の数々。女性の裸体を表現した作品が絵ではなく…という作品など、現代芸術に思ってしまいがちな「分からない」「退屈」という印象を持たせない作品群だ。予算が限られる中、学芸員の方々の選択眼は私の好みに近いのかも…。大変見応えがあった。
こちらは撮影は不可。
そしてもう一つは、小名浜潮目交流館(小名浜美食ホテル2号館)で開催されている「ぶっとんでる生き物展」。
こちらは撮影は不可。
そしてもう一つは、小名浜潮目交流館(小名浜美食ホテル2号館)で開催されている「ぶっとんでる生き物展」。
こちらは「ぶっとんでる生き物展」の会場。 |
なかなか角ばっているが、何だか可愛い。 |
夏休みと言いう事もあって、親子連れのお客が多い。CM同様「〇〇過ぎ~」と言いながら見る人、「気持ち悪い」「かわいい」「面白い」等家族で分かれる反応、「ここにいた!」と見つける喜び、会場は展示している生き物に加えて見ている方々も賑やかだ。
綺麗なコバルトブルーの蛙。但し猛毒持ち。 |
チンアナゴの体が砂の中でどうなっているか分かる展示になっている。 |
アカメカブトトカゲの展示では…何?人間の手??
アカメカブトトカゲの展示に人間の手のようなものが…。 |
どうやら水好きのトカゲの、“池”の周りの苔(水草?)を整えてあげた為の手だったようだ。アカメカブトトカゲもびっくり!?
苔(水草?)を手直しされて、お池に浸かったアカメカブトトカゲも喜ぶ? |
出口近くにはヤドカリと触れ合える場所もある。ヤドカリはつまみ上げると警戒して体を貝の中に引っ込めてしまうが、
ヤドカリを持ってみよう! |
手のひらに載せると安心したのか動き始める。ちょっとこそばゆい。ただヤドカリの入れられているケースには、こんな注意書きも。
安心すると、活発に動き出す。 |
ま、挟まれてもそれはそれで夏の良い思い出に…なるのかな? そこはヤドカリを優しく扱って、且つヤドカリの機嫌が悪くなければ、問題なし。
こちらは27日(日)まで行われている。
昼食のピーク時をずらし、午後2時過ぎに私が行きつけのお店に昼食を食べに行くが…
こちらは27日(日)まで行われている。
昼食のピーク時をずらし、午後2時過ぎに私が行きつけのお店に昼食を食べに行くが…
ヤドカリに挟まれる場合も⁉ |
何とお休み。ご主人が入院してしまったよう。残念。
いわき市小名浜の名店の一つ「うろこいち」は、9月営業再開予定。 |
いわき市からの帰りには、ぶらカメ「小野町篇」でお世話になった「草野紀の世界」という押し花展に再度行ってみた(その時のエピソードは、こちらをクリック)。
草野さんに話を伺ったら、「『ぶらカメ』を見て2時間かけて来て下さった方もいたんですよ。」との事で、何より。
草野さんに話を伺ったら、「『ぶらカメ』を見て2時間かけて来て下さった方もいたんですよ。」との事で、何より。
「ぶらカメ」で行った、押し花展の会場を再訪(写真は、「ぶらカメ」ロケ時のもの) |
「ぶらカメ」でお世話になった押し花展を行っている草野さん。 |
因みに「ぶらカメ」では取り上げる時間が無かったのだが、隣では「村上清美押し花展」も開催されていて、そちらも見て来た。実は村上さんは草野さんの姪っ子さんで、草野さんに押し花を習って、草野さんの展示会に合わせて初めて展示をしたそう。絵のセンスが2人とも違うので、比較してみるのも面白いと思う。
こちらの押し花展も20日(日)までで、小野町ふるさと文化の館で開かれている。無料なので、こちらもお時間のある方は是非。
こちらの押し花展も20日(日)までで、小野町ふるさと文化の館で開かれている。無料なので、こちらもお時間のある方は是非。
こちらは草野さんの展示作品(いずれも「ぶらカメ」ロケ時のもの)。 |
何度観ても美しい。村上さんの展示作品は、これとはまた違う良さが…。 |
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