2023.04.20
with a camera in Miharu Town 2-1
『ゴジてれChu!』木曜恒例「ぶらカメ」のコーナー、今回は三春町2巡目です。前回と同じ三春城の二之丸跡からスタートです。
前回に続き、三春城跡からスタート。 |
雨に煙る三春町。桜が多少残っている。 |
前回は去年の春、小野アナがゴジてれのMCに返り咲き記念で一緒に三春町を回ったんでしたっけ。あの日は晴天でしたが、きょうは生憎の雨です(この時のエピソードは、こちらをクリック)。
去年は、MC担当になった小野アナと三春町を回った。 |
町の全景撮影中に突如邪魔をする小野アナ。 |
今は掲示板の2次元コードを読み込むとVR(仮想現実)で御殿等がスマホの画面上に再現されて、当時の様子が味わえるようになっています。若い観光客を呼び込むには、こういう事をやっていかないといけないのでしょうね(地域学習等にも役立ちそう)…ってな事を考えていると、眼下から掛け声とも声援とも思える、イベントをやっているような大勢の声が聞こえてきます。雨の中、イベント? でもこの宜しくないコンディションの中、巧くいけば町の方と出会えそうです。声を頼りに城山を下ります。その声の方角に進んでいくと…
確か去年はこの看板はなかったような…。(記憶違いならごめんなさい) |
二次元コードで当時の様子が再現される。 |
雨の中、野球の試合をしていました。ここから聞こえた掛け声や声援だったんですね。
熱戦が展開されていた。 |
得点や良いプレーの度に、声があがる。 |
バックネット裏にいたのは、地元三春中野球部の部員のお母さん達。
「須賀川市の西袋中と練習試合をしているんです。」
聞けば去年の地区の新人戦で2位(三春中)と1位(西袋中)だったという事で、まさに地区の頂上決戦の真っただ中。ただ…
「須賀川市の西袋中と練習試合をしているんです。」
聞けば去年の地区の新人戦で2位(三春中)と1位(西袋中)だったという事で、まさに地区の頂上決戦の真っただ中。ただ…
練習試合中と教えて下さった、部員のお母さん達。 |
こちらが地元、三春中野球部のベンチ。 |
「部員が11人しかいなくて、その内新3年生が8人なんです。」
ぎりぎりの部員、しかも新入生が最低6人は入らないと、3年生が引退した後の単独チーム存続の危機なのです。
ぎりぎりの部員、しかも新入生が最低6人は入らないと、3年生が引退した後の単独チーム存続の危機なのです。
ピッチャーはランナーを背負っても… |
落ち着いた対応。 |
そこでお母さん方は、昔は下級生の控え部員がやっていたであろう“裏方”のお手伝い。バックネット裏では、ボールカウントとアウトカウントを表示。
バックネット裏では、お母さん達が試合進行のお手伝い。 |
カウントボード。板をずらすと、ボール・ストライク・アウトの数が増えて見える。 |
またベンチそばでは交代でボールの泥を落とし、打者交代のタイミングを見計らって球審にボールを補充する役割も。
ベンチ脇ではボールを拭いて… |
球審にボールを補給。 |
雨でグラウンドに水が浮いて来ればスポンジで吸水し、乾いたスポンジと交換…なんて事もします。
スポンジを絞り… |
乾いたスポンジを渡し、雨水を吸ったスポンジを受け取る。 |
西袋中のバッターに対し、地元・三春中のピッチャーが渾身の1球! カキン!!
西袋中、チャンスを広げられるか? |
三春中ピッチャー、渾身の投球。 |
キャッチャー、ファールフライを捕るファインプレー。これにはお母さん方も拍手と「ナイスプレー!」の掛け声が。
キャッチャー、ファインプレー! これを撮った私もファインプレーだ。 |
息子達のプレーに拍手。 |
「新3年生はきのうまで関東に修学旅行で、監督も3年の学年主任で同行していたんです。」
修学旅行翌日、ゆっくりもしていられないんですね。
修学旅行翌日、ゆっくりもしていられないんですね。
今度は三春中の攻撃。 |
低い球に何とかバットを合わせる。 |
「野球の指導もすごく熱心な先生なんです。」
お母さん方の言葉通り、ベンチに戻って来た選手に身振り手振りの指導も。
お母さん方の言葉通り、ベンチに戻って来た選手に身振り手振りの指導も。
ベンチに戻って来た選手にアドバイス。 |
身振りがつく事も。 |
キャッチャーが攻撃参加していた直後の攻守交代時には、監督自らキャッチャーミットを手に、投球練習の「捕球役」も。少子化の時代、お母さんも監督もフル稼働です。
ミットを手に監督が向かった先は… |
投球練習のキャッチャー役。選手の準備が出来るまで続ける。 |
両チーム、力のこもったプレーが続きます。
打ちとれるか? |
鋭い打球が!! |
この日は、7イニングスのダブルヘッダーで腕を競い合いました。
ピッチャーは二番手に。 |
こちらも巧く流し打ち。 |
「いま新入生が部活動を選ぶ期間なんですが、20日に入る部活動を決めなければならないんですよ。」
20日と言えば、きょうまさに放送日。新3年生が抜けてもチームが組める6人以上入ってくれると好いですね。
20日と言えば、きょうまさに放送日。新3年生が抜けてもチームが組める6人以上入ってくれると好いですね。
放送日に、新入部員が確定するという。 |
1学年は3学級100人程。男子約50人の内、野球部へは何人が入るだろうか? |
そんな監督は冗談好きで、
「うちのキャプテンは、修学旅行で行ったテーマパークで耳のついたカチューシャを買ってきたんですよ。3塁コーチャーズボックスにも入るので、もしかぶったらテレビに映りましたよね?」
と言っていますとキャプテンに伝えると、
「あ、野球には関係ないですから…。」
笑顔で答えてくれましたが、真面目~。ただ中学最後の年の目標を聞くと、
「うちのキャプテンは、修学旅行で行ったテーマパークで耳のついたカチューシャを買ってきたんですよ。3塁コーチャーズボックスにも入るので、もしかぶったらテレビに映りましたよね?」
と言っていますとキャプテンに伝えると、
「あ、野球には関係ないですから…。」
笑顔で答えてくれましたが、真面目~。ただ中学最後の年の目標を聞くと、
「カチューシャつけさせれば、テレビに映る時間が増えたか~?」と監督。 |
「野球に関係ないですから…。」とキャプテン。 |
「中学最高峰です!」
と真顔で即答。夏にかける意気込みが伝わってきました。
と真顔で即答。夏にかける意気込みが伝わってきました。
目標は明確だ。 |
両校力を合わせて、グラウンド整備。 |
因みにこの日は、既に入部を決めた新入生2人が見学に。
「楽しいです。」「入部届も出しました。」
県中地区で鎬を削る両チーム、これからもお互い切磋琢磨して活躍して下さいね。(つづく)
「楽しいです。」「入部届も出しました。」
県中地区で鎬を削る両チーム、これからもお互い切磋琢磨して活躍して下さいね。(つづく)
見学に来た新入生も。頼もしいぞ! |
両校とも、活躍を祈っています。 |
このあと三春町お勧めの場所を尋ねると、
「まほら(町の交流館)で映画の手描き看板の展示会が開かれているんじゃなかったかしら? あと法蔵寺って、徳光アナウンサーが疎開していたところなんですよ。あ…徳光和夫さんね。いま桜の写真展をやっていたと思います。」
なんと、まさかの“徳光繋がり”が⁉
その2「徳光和夫さんの疎開先?の寺で、桜の写真を展示する理由」はこちらをクリック。
「まほら(町の交流館)で映画の手描き看板の展示会が開かれているんじゃなかったかしら? あと法蔵寺って、徳光アナウンサーが疎開していたところなんですよ。あ…徳光和夫さんね。いま桜の写真展をやっていたと思います。」
なんと、まさかの“徳光繋がり”が⁉
その2「徳光和夫さんの疎開先?の寺で、桜の写真を展示する理由」はこちらをクリック。
お母さん達に三春町のお勧めを聞くと… |
徳光和夫さんに縁のあるお寺?? |
全文を読む