2023.01.26
with a camera in Tamura City 3-1
『ゴジてれChu!』木曜恒例「ぶらカメ」のコーナー、今回は田村市に行って参りました。私が「ぶらカメ」で回るのは3巡目となります。
1巡目のエピソードは、こちらをクリック。
2巡目のエピソードは、こちらをクリック。
田村市は福島県の中部、郡山市や三春町(みはるまち)の東に隣接する市で、旧田村郡の5町村が合併して出来ました。人口33800余(2022年9月現在)面積460平方キロ弱、荏胡麻などの生産が盛んなほか、あぶくま洞・入水(いりみず)鍾乳洞、カブトムシと触れ合える「ムシムシランド」等の観光地があります。郡山といわきを結ぶJR磐越東線(ばんえつとうせん)や磐越自動車道が走ります。
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田村市は福島県の中部、郡山市や三春町(みはるまち)の東に隣接する市で、旧田村郡の5町村が合併して出来ました。人口33800余(2022年9月現在)面積460平方キロ弱、荏胡麻などの生産が盛んなほか、あぶくま洞・入水(いりみず)鍾乳洞、カブトムシと触れ合える「ムシムシランド」等の観光地があります。郡山といわきを結ぶJR磐越東線(ばんえつとうせん)や磐越自動車道が走ります。
JR船引駅前の写真店。震災からようやく店を再開するそう。 |
こんな感じで良い写真をいっぱい撮るぞ! |
JR磐越東線、船引(ふねひき)駅前から商店街「栄町サンロード」を歩きます。ここは1巡目の正月3日に歩いたところで、「しんみせ」「あいづや」などお邪魔した店も元気に営業中です。懐かしい想いにふけりながら更に進むと、「地域交流スペース ―シップー ship」という建物があります。何だろうと思っていると、中の人がちょうどブラインドを開けているところでした。
まずは駅前商店街をぶらぶら。 |
ちょうど営業開始?! |
「ここは船引駅にも近い所なので、列車の時間待ちをする人から、本を読んだり、散歩の途中で寄ったり、また地域の情報をお伝えしたり、様々なワークショップをやったりするところです。この前、皆で団子さしを作ったんですよ。」
地域の方々の交流・情報発信の場だそう。ちょうどオープン時刻だった。 |
先日も、団子さしを作ったそう。 |
入口すぐ左手のところに、作ったばかりの団子さしが彩りを添えています。1人でふらっと寄れるなど、自由な使い方が出来る場所なんですね。
入口で季節を感じる。 |
ワークショップ等が無い時は、自由に使って良いという。読書に編み物などなど…。 |
「ええ、『ちょっとWi-Fi使わせて…。』と言って来る方もいらっしゃいますよ。」
後ろに飾ってあるのは?
後ろに飾ってあるのは?
Wi-Fiも無料。 |
後ろに見えるのは… |
「つるし雛です。つるし雛の手作りが盛んで、市内を色々巡ってもらおうという催しも行われるんです。ここでもつるし雛のサークルの方が活動をされています。」
室内には、つるし雛が。 |
近くで見ると、綺麗だ。 |
雛の種類も豊富で、干支にも使われる動物や、縁起の良いフクロウ(=不苦労)、
干支も入った動物の数々… |
フクロウは語呂合わせからも人気。 |
今年の干支のうさぎ雛も、早くも作られています。
うさぎのお内裏様も。 |
干支のうさぎがいっぱい。 |
そういえば、1巡目に「あいづや」にお邪魔した時にも、店内に正月からつるし雛が飾ってあったっけ…。
ちょっと大きめの雛も…。 |
好きな動物の雛が見つかるかも…。 |
「あと、田村市船引では『お人形様(おにんぎょうさま)』が有名ですが、その『お人形様』のミニチュアを作るワークショップもやっているんですよ。」
お人形様とは、高さ4mの人形(ひとがた)の異形の神像で、江戸時代から疫病・災厄対策として始まったとされ、現在は田村市の旧船引町の3地区でのみ伝承されている県の重要無形民俗文化財です(詳しくは、こちらをクリック)。
お人形様とは、高さ4mの人形(ひとがた)の異形の神像で、江戸時代から疫病・災厄対策として始まったとされ、現在は田村市の旧船引町の3地区でのみ伝承されている県の重要無形民俗文化財です(詳しくは、こちらをクリック)。
お人形様が、かわいいサイズに! |
よく出来ている。 |
「ワークショップだとまる1日かければ、何とか完成します。実物にかなり忠実なんです。胴体の藁の編み方も同じですし、顔はちりめん、頭髪などは毛糸で作ります。結構手間がかかるんですよ。」
きょうはお人形様作りのワークショップや活動は無いのでしょうか?
「来週の土曜日なんですよね。あと1週間ずれていれば、ワークショップがあったんですけれど。」
ただ残念ながら今度の土曜日(28日)のワークショップは定員が埋まっているそうです。
きょうはお人形様作りのワークショップや活動は無いのでしょうか?
「来週の土曜日なんですよね。あと1週間ずれていれば、ワークショップがあったんですけれど。」
ただ残念ながら今度の土曜日(28日)のワークショップは定員が埋まっているそうです。
本物のお人形様は、松葉で頭髪などを作る。 |
1体作るのに、ほぼまる一日かかるそう。 |
「このお人形様のミニチュアを作っている方がいて、販売もしているんですよ。」
何と! それはどこですか?
「堀越という地区の『六角』という食堂です。」
さすが地域の情報の発信場所。すぐチラシを見せて下さいます。
何と! それはどこですか?
「堀越という地区の『六角』という食堂です。」
さすが地域の情報の発信場所。すぐチラシを見せて下さいます。
地域の情報発信も重要な役目。 |
入口そばのチラシを即座に持って来て下さった。 |
「この小さいお人形様が欲しい、お子さんや親戚に送りたいという方がいらっしゃるんですが、ここでは販売していないので、販売している所をお伝えしています。」
ここ『シップ』のショーウィンドーにも飾ってあります。困ったらここで尋ねましょう、そして我々も後程お邪魔してみる事にしましょう。
ここ『シップ』のショーウィンドーにも飾ってあります。困ったらここで尋ねましょう、そして我々も後程お邪魔してみる事にしましょう。
道路に面したショーウインドーにも… |
小さいお人形様が。 |
「『シップ』という名前は船引の『船』をかけているのと、ここをきっかけに目的に向かって前に進んでいこうというのもあるんです。」
『シップ』はまさに地域の人々の港であり、小さな船出を後押しする場所でもあります。いやぁ、我々ぶらカメスタッフにとっても、きょうの旅の良い出発港&船出となりました♪
『シップ』はまさに地域の人々の港であり、小さな船出を後押しする場所でもあります。いやぁ、我々ぶらカメスタッフにとっても、きょうの旅の良い出発港&船出となりました♪
まだオープン後の仕事が残っていた。 |
駐車場の案内表示を外へ。 |
『地域交流スペース ―シップ―』は、JR船引駅から「栄町サンロード」(県道172号)を暫く行くと、歩いて2分程で左手に見えます。コーヒー1杯60円で寛ぎながら、市民と交流するのも好いかも知れません。(つづく)
60円でコーヒーも飲める。 |
船引駅から栄町サンロードを歩けば、すぐ。 |
お勧めの場所を尋ねると、
「すぐそこに『ヱビス食堂』さんがあって、すごくレトロなんですよ。」
とお勧めされ、まだ午前9時半を回ったあたりなので、次の出会いを探しつつ場所だけ確認しようと思ったら、たまたまご主人と遭遇。
その2「出会いは突然に レトロな町の食堂は“お宝”満載」はこちらをクリック。
「すぐそこに『ヱビス食堂』さんがあって、すごくレトロなんですよ。」
とお勧めされ、まだ午前9時半を回ったあたりなので、次の出会いを探しつつ場所だけ確認しようと思ったら、たまたまご主人と遭遇。
その2「出会いは突然に レトロな町の食堂は“お宝”満載」はこちらをクリック。
たまたま食堂の前にご主人が! |
この格好は一体…? |
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