2022.12.22
with a camera in Fukushima City 2-1
『ゴジてれChu!』木曜恒例「ぶらカメ」のコーナー、今回は県都・福島市に行ってまいりました。前回は2年半前にお邪魔しているので、2巡目です。その取材&こぼれ話です。
1巡目のエピソードは、こちらから。
県庁所在地・福島市は福島県の北部に位置し、面積76.7平方キロ、人口27万余(今年11月現在)、鉄道はJRが東北本線、山形と結ぶ奥羽本線、市内を走る福島交通飯坂線、宮城と結ぶ阿武隈急行が走り、高速自動車道も東京~仙台を結ぶ東北道、山形と太平洋側の相馬市と結ぶ東北中央道が結ばれています。特産は何と言っても果物です。果樹地帯が広がる通称「フルーツライン」は、旬となると果物狩りのお客さんが大勢詰め掛けます。また郷土料理「いかにんじん」や「円盤餃子」も福島市に来たら食べたいところ。また温泉街も土湯(こちらはこけしも有名)・高湯・飯坂とあり、磐梯朝日国立公園にある吾妻小富士(あづまこふじ)や浄土平(じょうどだいら)、一切経山(いっさいきょうざん)から見下ろす五色沼(裏磐梯の湖沼群の五色沼とは違い、1つの沼です)などは、絶景の一つです。また東北六魂祭にも参加した福島市の「わらじ祭り」も有名です。
1巡目のエピソードは、こちらから。
県庁所在地・福島市は福島県の北部に位置し、面積76.7平方キロ、人口27万余(今年11月現在)、鉄道はJRが東北本線、山形と結ぶ奥羽本線、市内を走る福島交通飯坂線、宮城と結ぶ阿武隈急行が走り、高速自動車道も東京~仙台を結ぶ東北道、山形と太平洋側の相馬市と結ぶ東北中央道が結ばれています。特産は何と言っても果物です。果樹地帯が広がる通称「フルーツライン」は、旬となると果物狩りのお客さんが大勢詰め掛けます。また郷土料理「いかにんじん」や「円盤餃子」も福島市に来たら食べたいところ。また温泉街も土湯(こちらはこけしも有名)・高湯・飯坂とあり、磐梯朝日国立公園にある吾妻小富士(あづまこふじ)や浄土平(じょうどだいら)、一切経山(いっさいきょうざん)から見下ろす五色沼(裏磐梯の湖沼群の五色沼とは違い、1つの沼です)などは、絶景の一つです。また東北六魂祭にも参加した福島市の「わらじ祭り」も有名です。
信夫山の烏ヶ崎展望台から福島市街地を望む。 |
県立美術館・図書館も眼下に。 |
まずは市街地が見下ろせる信夫山(しのぶやま)に向かうと、同じジャージ姿の若者を見かけます。早速顧問の先生に声を掛けようとすると…、あら?! 見た事のある先生! 陸上界では有名も有名、山下訓史(のりふみ)さん(60)。三段跳びの現在の日本記録保持者(17m15)で、1995年のふくしま国体をきっかけに福島県にやってきました。その国体選手の取材で当時からお世話になった方です。2人の息子さんも含め、父子ともにオリンピアンという一家。現在は地元県立橘高校の教員です。
信夫山の坂で練習中の皆さん。県立橘高校の陸上部員だ。 |
日本陸上界のレジェンド山下氏。橘高校陸上部の顧問だ。 |
「きょうはこの信夫山の坂を使って、練習です。」
いつも使っている競技場が使えないという事で、近くのこの山にやってきました。
「練習に参加しているのは大学に陸上で進学する3年と1・2年生で、種目に関係なく来ています。」
いつも使っている競技場が使えないという事で、近くのこの山にやってきました。
「練習に参加しているのは大学に陸上で進学する3年と1・2年生で、種目に関係なく来ています。」
スターターの拍手を合図に、ダッシュ。 |
部員の走りを見守る山下先生。 |
キャプテンに話を伺うと、
「1・2年生は良くも悪くも個性があります。まとまれば良いチームになると思います。」
と至って真面目な受け答え。性格を自己分析してもらうと、
「結構いたずらしちゃうタイプです。」
そして顧問の山下先生をどう思っているか尋ねると、
「普段は優しいですが、陸上には真面目です。普段の生活や勉強など、いろんな事が陸上に繋がっている、という考えを教わり、尊敬しています。」
先生に尊敬されている事を伝えると、
「本当かな? 社交辞令は言えるタイプですよ。」
と笑いながら、
「真面目過ぎるところがありますね。キャプテンらしいキャプテンです。」
と、キャプテンとして信頼しているようです。
「1・2年生は良くも悪くも個性があります。まとまれば良いチームになると思います。」
と至って真面目な受け答え。性格を自己分析してもらうと、
「結構いたずらしちゃうタイプです。」
そして顧問の山下先生をどう思っているか尋ねると、
「普段は優しいですが、陸上には真面目です。普段の生活や勉強など、いろんな事が陸上に繋がっている、という考えを教わり、尊敬しています。」
先生に尊敬されている事を伝えると、
「本当かな? 社交辞令は言えるタイプですよ。」
と笑いながら、
「真面目過ぎるところがありますね。キャプテンらしいキャプテンです。」
と、キャプテンとして信頼しているようです。
新チームのキャプテンは、受け答えが大人。 |
普段は優しい先生だそう。 |
キャプテンに目標を尋ねると、
「あともう1年無いのですが、インターハイ予選に向けて良い結果を出したいです。」
橘高校は県北屈指の進学校。夏のインターハイが最後の晴れ舞台になる選手が多いだけに、あと半年余りが勝負所。
因みに集合写真をお願いすると…
「あともう1年無いのですが、インターハイ予選に向けて良い結果を出したいです。」
橘高校は県北屈指の進学校。夏のインターハイが最後の晴れ舞台になる選手が多いだけに、あと半年余りが勝負所。
因みに集合写真をお願いすると…
インターハイ予選までは、あと半年ほど。 |
部員を温かく見守る。 |
皆さん一斉に同じポーズをとります。
「ばなりくポーズです。」
ジェネリックっぽい音ですが、意味はあるのでしょうか?
「ばなりくポーズです。」
ジェネリックっぽい音ですが、意味はあるのでしょうか?
皆、同じポーズで集合写真。 |
ばなりくポーズだそう。ばなりくって? |
「橘高校の“ばな”と陸上部の“りく”で、ばなりくポーズです。」
なるほど。
なるほど。
ディレクターの要望に、 |
部員が次々とポーズを決めてくれた。 |
突然のお邪魔にも関わらず、有難う御座います。
決まった! |
再び練習に戻る部員たち。 |
練習に戻った部員たち。この日は女子部員が計測に回り、スターターの部員が手を鳴らすとスタート&計測開始です。
よくこの傾斜を、ももを上げて走れるものだ。 |
ゴール前にタイムを読み上げたり、記録したり…。 |
キャプテン、疲れ切っています。練習のきつさが伝わります。インターハイ予選までガンバです!
スタートは巧く切れているが… |
……お疲れ様です。 |
暫くすると上から部員が下りてきます。けがをして別メニューの2人でした。
ばなりくポーズをして?とお願いすると、さすが橘高陸上部、しっかりやってみせてくれました。早くけがを治して、あのきつい練習に加わってくださいね。
ばなりくポーズをして?とお願いすると、さすが橘高陸上部、しっかりやってみせてくれました。早くけがを治して、あのきつい練習に加わってくださいね。
ゴール地点の更に上から下りてくる人影が…。 |
けがで別メニューの部員でした。展望台まで登って来たそう。 |
更に信夫山を巡っていると、柚子農家のお宅がありました。市街地を見下ろすように柚子がなっています。
福島市の柚子は東日本大震災の原発事故で放射性物質が降った為、出荷停止となっていましたが、今年から放射線量に問題なしという事で出荷が可能になりました。
福島市の柚子は東日本大震災の原発事故で放射性物質が降った為、出荷停止となっていましたが、今年から放射線量に問題なしという事で出荷が可能になりました。
市街地を見下ろす斜面に、柚子がなっている(農家の方の許可を得て撮影しております)。 |
冬至の直前(12月17日ロケ)だっただけに、季節を感じる。 |
もぎ取られていない秋の柿とのコラボレーションです。
すると山から二人の男性が下りてきました。
「元々信夫山をウォーキングしていて、話してみたら近所だった訳。」
意気投合した二人ですが特に示し合わせて信夫山に来るのではなく、信夫山に来たらいたりいなかったりだそう。
「けがして行かない時があったんだけど、死んだとでも思ったんじゃない?」
なんて冗談も。←健康だから言える話。
すると山から二人の男性が下りてきました。
「元々信夫山をウォーキングしていて、話してみたら近所だった訳。」
意気投合した二人ですが特に示し合わせて信夫山に来るのではなく、信夫山に来たらいたりいなかったりだそう。
「けがして行かない時があったんだけど、死んだとでも思ったんじゃない?」
なんて冗談も。←健康だから言える話。
柿と柚子、オレンジと黄色の競演。 |
ウォーキング仲間の二人。 |
因みに信夫山にはキノコが出るそうで、松茸やヒラタケなども生えるのだそう。標高300mに満たない山ですが、豊かな山なんですね。
「キノコも出るんだよ。」 |
信夫山で見つけた松茸だそう。 |
こちらの柚子農家の事もご存じで、
「ここは〇〇さんの柚子。気さくな人だから、入って撮っても大丈夫でしょ?」
勿論断った上で撮影したのが先程の写真です。 勿論断った上で撮影したのが先程の写真です。信夫山の知らない一面を教えて頂き、有難う御座いました。(つづく)
「ここは〇〇さんの柚子。気さくな人だから、入って撮っても大丈夫でしょ?」
勿論断った上で撮影したのが先程の写真です。 勿論断った上で撮影したのが先程の写真です。信夫山の知らない一面を教えて頂き、有難う御座いました。(つづく)
信夫山は豊かな山でもある。 |
仲良く帰っていく二人。信夫山は健脚を育てる山でもある。 |
さて福島駅前をぶらぶらしていると、広場でお喋りをしている若者が。何やらイベントの準備も進んでいますが、実は若者達が或る理由で企画したイベントだったのです。
2巡目その2「20歳の“リベンジ” 11か月越しの想い」は、こちらをクリック。
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若者が何人か集まっている。それには或る理由が…。 |
イベントに込めた想いがあった。 |
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