2022.12.15
with a camera in Yanaizu Town 2-1
『ゴジてれChu!』木曜恒例「ぶらカメ」のコーナー、今回は柳津町(やないづまち)の2巡目です。
1巡目のエピソードは、こちらをクリック。
柳津町は会津地方の町で、会津若松市より西側、新潟県境に一部接しています。町中を只見川が流れ、この10月に全面再開通したJR只見線(柳津駅が最寄り駅)や、会津若松と新潟県柏崎とを結ぶ国道252号が通ります。面積は175平方キロ、人口3000余(今年11月現在)、大同2(807)年に僧の徳一によって開創されたと言われる「福満虚空蔵菩薩圓蔵寺」が有名で、そのお堂の再建の際に木材などを運ぶ手伝いをしに現れた赤毛の牛の群れが、伝統工芸品「赤べこ」へと繋がったとも言われています。また地熱発電所や温泉もあります。
1巡目のエピソードは、こちらをクリック。
柳津町は会津地方の町で、会津若松市より西側、新潟県境に一部接しています。町中を只見川が流れ、この10月に全面再開通したJR只見線(柳津駅が最寄り駅)や、会津若松と新潟県柏崎とを結ぶ国道252号が通ります。面積は175平方キロ、人口3000余(今年11月現在)、大同2(807)年に僧の徳一によって開創されたと言われる「福満虚空蔵菩薩圓蔵寺」が有名で、そのお堂の再建の際に木材などを運ぶ手伝いをしに現れた赤毛の牛の群れが、伝統工芸品「赤べこ」へと繋がったとも言われています。また地熱発電所や温泉もあります。
瑞光寺公園から、圓蔵寺を望む。 |
赤べこ発祥の地とも言われる。 |
また柳津町の名物と言えば、「あわまんじゅう」。災難に「あわ」ないようにと生まれた粟を使ったまんじゅうで、県内外で人気です。店から出るまんじゅうを蒸す時の蒸気が、柳津ならではの風景の一つ。その有名店の一つが「小池菓子舗」ですが…店の佇まいが新しくなっていました。
あわまんじゅうの店と言えば、店から出る湯気。うなぎ屋さんの煙のようなものだ。 |
老舗和菓子店とは一見分からない、お洒落な外観。 |
ただお猪口のような器を使って、こしあんを粟ともち米に包んでいく“実演”が見られるのは、昔と同じです。
店の外からは、まんじゅうを作る様子を見る事が出来る。 |
手早く次々とまんじゅうを形作る。 |
店に入ってすぐの所には、お馴染み「あわまんじゅう」や栗まんじゅう、どら焼き、凍み餅などの和菓子などが売っていますが、
入口すぐの右手は、和菓子コーナー。 |
あわまんじゅう以外の和菓子も充実。 |
店の奥のショーケースには洋菓子が並び、左手奥にはカフェスペースまで出来ています。何だかお洒落になっていました。
写真右側が入口。店内奥(写真左手)には、洋菓子のショーケースがある。 |
店内左手奥にはカフェスペースが。お洒落だ。 |
「昔の建物が100年位経って傷んでいたので、今年の9月11日にリニューアルしたばかりなんです。」
と話すのは、専務の小池勇雄さん。実は1巡目の時にはこちらの店の会長さん(勇雄さんのお父さん)に観光協会でお世話になったので(その時のエピソードはこちらをクリック。
)ご挨拶をと思ってお話しすると、
「きょうは、あわまんじゅうの販売で、県外に行っています。」
今もお忙しそうで…。
ところで、洋菓子を始めたんですか?
「うちは3人兄弟なんですが、兄は和菓子を、私は洋菓子を学んでいて、それを生かそうという事で…。」
と話すのは、専務の小池勇雄さん。実は1巡目の時にはこちらの店の会長さん(勇雄さんのお父さん)に観光協会でお世話になったので(その時のエピソードはこちらをクリック。
)ご挨拶をと思ってお話しすると、
「きょうは、あわまんじゅうの販売で、県外に行っています。」
今もお忙しそうで…。
ところで、洋菓子を始めたんですか?
「うちは3人兄弟なんですが、兄は和菓子を、私は洋菓子を学んでいて、それを生かそうという事で…。」
小池勇雄さんは、洋菓子を学んできた。 |
店舗の改装とともに、商品も大幅増。 |
まるで毛利元就の三本の矢の話のように、3兄弟が力を合わせて店を盛り立てているんですね。
「店のマークも変えまして、あわまんじゅうと、まんじゅうを蒸すせいろを表しています。」
「店のマークも変えまして、あわまんじゅうと、まんじゅうを蒸すせいろを表しています。」
胸元には、新しい小池菓子舗のマークが。 |
あわまんじゅうに、せいろを表す。 |
店内に飾られている絵と比べてみましょう。そうです、以前は確か家紋でした。
昔の店舗を描いた絵。和菓子屋さん然とした佇まいだ。 |
今は和の雰囲気も残しつつ、お洒落度が増した感じ。 |
さてショーケースには、プリンや抹茶のロールケーキ、季節のフルーツタルトなどが並んでいます。嘗ての「あわまんじゅうの老舗・小池菓子舗」とは思えない光景です。
ショーケースは、普通にケーキ屋さんのよう。 |
フルーツタルトまで…。嘗ての店の印象から変わった。 |
「このショーケースいっぱいに洋菓子を並べたいと思っています。いまチーズケーキを考えて試行錯誤しているんですが…。」
それでも年が明けてそう経たない内に、販売にこぎつけたいそうです。楽しみですね♪
因みに現時点でのお勧めを伺うと、1つは「あんこプリン」だそう。
それでも年が明けてそう経たない内に、販売にこぎつけたいそうです。楽しみですね♪
因みに現時点でのお勧めを伺うと、1つは「あんこプリン」だそう。
抹茶のロールケーキも、お勧めの一つだそう。 |
こちらが、あんこプリン。 |
「あわまんじゅうはこしあんですから、全く違う餡子なんです。うちのぜんざいで使っている粒あんを使用しました。」
これは伝統のあわまんじゅうと、あんこプリンの食べ比べをしてみたいところ。
「奥にカフェスペースがありますので、そちらをどうぞ。」
これは伝統のあわまんじゅうと、あんこプリンの食べ比べをしてみたいところ。
「奥にカフェスペースがありますので、そちらをどうぞ。」
プリンの上に、粒あんとホイップクリームが…。 |
「あちらへどうぞ。」 |
ではお言葉に甘えて…。
こちらが名物「あわまんじゅう」(1つ120円)と、新名物となるでしょう「あんこプリン」(350円)です。あわまんじゅうは粟の黄色が綺麗に映えるのが特徴です。店のマークの黄色は、あわまんじゅうの黄色です。
こちらが名物「あわまんじゅう」(1つ120円)と、新名物となるでしょう「あんこプリン」(350円)です。あわまんじゅうは粟の黄色が綺麗に映えるのが特徴です。店のマークの黄色は、あわまんじゅうの黄色です。
カフェスペースは、木調の落ち着いた色合い。 |
今の小池菓子舗を象徴? あわまんじゅうと、あんこプリン。 |
あわまんじゅうから頂きます。蒸かし立ては柔らか~い。粟の粒々感ともちっと感が同居する中に、なめらかなこしあん、その優しい甘みが口に広がって、安定の美味しさです。
店だと、蒸かし立てが頂ける可能性が高まる。 |
中は、こしあん。外のぷちぷち感との対比が楽しい。 |
そしてこちらが「あんこプリン」です。上の粒あんとプリンを同時に口に運ぶと……おおおっ、プリンの卵のコクと、皮つき小豆の粒あんならではの小豆の風味の強い餡とよく合います。そしてその粒あんの風味を再びプリンの卵が包むような味わいが楽しめます。洋のプリンのカラメルソースとはまた違う新たなプリンの楽しみ方です。
と食リポを終えたら…あ、下にはちゃんと洋のカラメルソースが! 勇雄さんお得意の洋菓子バージョンと両方楽しめるプリンだったんですね。
と食リポを終えたら…あ、下にはちゃんと洋のカラメルソースが! 勇雄さんお得意の洋菓子バージョンと両方楽しめるプリンだったんですね。
あんことプリンの相性も良い。下にはカラメルソースもあって、和洋の味変が楽しめる。 |
粒あんの艶やかさは、カラメルソースとは一味違う輝きかも…。 |
こちらのカフェスペースでは、コーヒーやカフェラテ(夏は冷たい方も)を頼む事が出来ます。
突然のお邪魔なのに、お話を聞かせて頂いたり、試食をさせて頂いたりと、有難う御座いました。
専務に町のお勧めを伺うと、
「ラッキー公園ができましたよね。店にも、お子さん連れで行ってきたという方が多いですよ。」
そうです、ポケットモンスター(通称ポケモン)の中の地域ごとの「推しポケモン」が魅力を発信する「ポケモンローカルActs」という活動があり、福島県にはポケモンの「ラッキー」のいる公園が幾つか誕生しています。その1つが、柳津町に今年完成したのです。小雨が降っていますが、行ってみる事にしましょう!(つづく)
突然のお邪魔なのに、お話を聞かせて頂いたり、試食をさせて頂いたりと、有難う御座いました。
専務に町のお勧めを伺うと、
「ラッキー公園ができましたよね。店にも、お子さん連れで行ってきたという方が多いですよ。」
そうです、ポケットモンスター(通称ポケモン)の中の地域ごとの「推しポケモン」が魅力を発信する「ポケモンローカルActs」という活動があり、福島県にはポケモンの「ラッキー」のいる公園が幾つか誕生しています。その1つが、柳津町に今年完成したのです。小雨が降っていますが、行ってみる事にしましょう!(つづく)
店の一角には、重みがあり過ぎて掲示を諦めたという”お墨付き”が… |
突然のお邪魔にも、丁寧なご対応有難う御座います。 |
「ラッキー公園inやないづまち」に行くと、ポケモンに簀子のようなものが!?
そして近くを流れる只見川を見に来たご夫婦の目的は…。
その2「ポケモン・ラッキーも冬の装い? 柳津でカモ通になれる“カモ”⁉」はこちらをクリック。
そして近くを流れる只見川を見に来たご夫婦の目的は…。
その2「ポケモン・ラッキーも冬の装い? 柳津でカモ通になれる“カモ”⁉」はこちらをクリック。
キャラクター遊具に簀の子? |
双眼鏡を手に訪れる理由は? |
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