2022.09.22
with a camera in Aizubange Town 3
『ゴジてれChu!』の「ぶらカメ」会津坂下町篇その3です。
その1「実りの秋の出会い+お洒落な酒店+町の偉人を訪ねる」は、こちらをクリック。
その2「縁は奇なり。太鼓台からの、お勧め馬肉定食からの、山車との出会いへ…」はこちらをクリック。
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近くの神社の境内に人が集まっています。こちら会津坂下町では、山車というとトラックで引くものだそうで、これから荷台に大きな像を載せる作業中でした。
神社に集まる大人達。 |
としゃれこ(太鼓台)は準備万端。 |
「こっちです。」
これが、今年の山車に載せる像(の一つ)です。
「炎の部分に力を入れました。」
力作のポイントの説明にも熱が入ります。
これが、今年の山車に載せる像(の一つ)です。
「炎の部分に力を入れました。」
力作のポイントの説明にも熱が入ります。
こちらが古坂下地区の山車の像。大きい! |
表情も作り込んである。吠えそう…。 |
オリジナルの人形をもとに倍率を計算して、1か月以上かけて造っていくのだそうです。本気度が伺えます。
オリジナルの人形と像。リアル~。 |
いよいよ山車となるトラックの荷台へ…。 |
「せ~の…。」
像を持ち上げると、慎重にトラックへと運びます。
「顔、顔が(枝葉に)当たってる!」
声を掛け合いながら、傷つけないように…。
像を持ち上げると、慎重にトラックへと運びます。
「顔、顔が(枝葉に)当たってる!」
声を掛け合いながら、傷つけないように…。
倒したら大変。 |
あああ…、顔が~~~。 |
どうやら、荷台には乗ったようです。
トラックの荷台へ…。 |
二体の像が並んだ。 |
続いては、荷台への固定です。運び込んだ方の像は台座が回転し、いろんな方向へ「顔見せ」出来る仕組みです。
位置を決める。 |
台座の固定へ。この像は、足から上が向きを変える。 |
塗装の仕上げにも余念がありません。
「私も子どもの頃山車を見て育ったので、うちらも子ども達に凄い山車を見せたいなという想いでやっています。」
「私も子どもの頃山車を見て育ったので、うちらも子ども達に凄い山車を見せたいなという想いでやっています。」
塗り直し部分を、仕上げていく。 |
大仕事だ。 |
この「坂下秋まつり」では、これまでも地区同士が山車や仮装を競い合ってきました。
映画『羅生門』をモデルに。50年以上前の大作。 |
『宇宙戦艦ヤマト』で最優秀賞に! |
ねぶたのような山車だった時代もあります。
またこの像は、祭りの後は廃棄します(勿体ない気がしますね)。まさに祭りで輝く為だけに生まれてくるのです。
またこの像は、祭りの後は廃棄します(勿体ない気がしますね)。まさに祭りで輝く為だけに生まれてくるのです。
ねぶたチックな山車の年も。こだわりが凄い。 |
例外的に、屋外に残された像。 |
ところで山車のトラックの運転席の後ろには、「今年もやるドン」という絵が描いてありますが…。
像の脇の部分には雪山の絵が…。頂上に何かいる。 |
「今年もやるドン!!」…何をやるドン? |
「和太鼓を磐梯山の山頂に持っていって、民謡『会津磐梯山』を演奏するっていうのをやっているんです。」
磐梯山頂上で「会津磐梯山」を演奏する。 |
頂上での演奏風景。 |
その重さ20キロ以上!! 私も背負わせて頂きましたが、重くて上体がなかなか起こせず、また太鼓が左右に揺れると体を持っていかれます。これを背負って登山道を行くのは、それだけで重労働。更に空気の薄い所で演奏するというのですから、驚きです。今年はあさって24日(土)に決行する予定だそうです。
この太鼓を山頂まで運ぶと言う。 |
背負子で人力で運ぶ。 |
話を坂下秋まつりに戻して…今年は希望団体のみの参加だという事です。ただ少しでも山車やとしゃれこが出れば、新型コロナウイルス収束に向けて前進した事を感じられたでしょう。今頃は、この像はもう無いんですよね…。子ども達の為に、毎年山車を作る男たち…、格好良いぜ! 地区の誇りです。
先日、無事町を練り歩いたそう。 |
皆さん、格好良いぜ! |
今回会津坂下町を回って、人々が熱い! 情も厚い!! 歴史や伝統を大切にしているのが伝わってきました。
大俵引きや祭りを通して、町民としての故郷への意識・愛情が育まれていくのでしょう。
会津坂下町で出会った皆さん、有難うございました。
大俵引きや祭りを通して、町民としての故郷への意識・愛情が育まれていくのでしょう。
会津坂下町で出会った皆さん、有難うございました。
次回はこの週末に再び私が、白河市を回ります。どうぞよろしくお願い致します。
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