2022.03.31
had a good time without a face mask
今回は『ゴジてれChu!』とミヤギテレビの『OH!バンデス』を結ぶ「バンデス×Chu!」のコーナーで、いわき市の“ハワイ”でリニューアルしたウォータースライダーを紹介しました。ディレクターからアナの配置を担当する私(管理職)に来たリポーターの要請は、男性アナ。ロケ日は3月25日(金)。当然緒方・石井両アナは番組があるので無理、直川アナは当日中継、河岸アナは3連休の真ん中…という事で、こういう時は「代打オレ!」なのであります。という事で、私がリポートした際の取材&こぼれ話です。
いわき市、いや東北の“ハワイ”と言えば、映画『フラガール』の舞台となった事でも知られる、いわき市のスパリゾートハワイアンズです。石炭産業の斜陽化に伴い新たな事業をと、石炭を掘る際に出た豊富(で採掘には邪魔)な温泉を逆手にとって、温泉を生かしたテーマパーク的な施設として、1966年に「常磐ハワイアンセンター」がオープンしました(私の生まれる1年前)。その時にハワイらしさを演出するために起用されたのが、フラガール…というのは、映画を観た方などはご存じの事でしょう。平成2(1990)年に現在の「スパリゾートハワイアンズ」と名称を変えました(私の中テレ入社年度)。
いわき市、いや東北の“ハワイ”と言えば、映画『フラガール』の舞台となった事でも知られる、いわき市のスパリゾートハワイアンズです。石炭産業の斜陽化に伴い新たな事業をと、石炭を掘る際に出た豊富(で採掘には邪魔)な温泉を逆手にとって、温泉を生かしたテーマパーク的な施設として、1966年に「常磐ハワイアンセンター」がオープンしました(私の生まれる1年前)。その時にハワイらしさを演出するために起用されたのが、フラガール…というのは、映画を観た方などはご存じの事でしょう。平成2(1990)年に現在の「スパリゾートハワイアンズ」と名称を変えました(私の中テレ入社年度)。
東北の”ハワイ”、スパリゾートハワイアンズ(いわき市)。 |
そのハワイアンズの歴史は、ウォータースライダーの歴史と言っても過言ではありません。実はオープン当初からウォータースライダーを備えていたのです。以来流れるプールなどとともにウォータースライダーはプールを楽しむお客さんの目玉の一つであり続け、2017年には全長283m、高低差40.5mの「ビッグ・アロハ」も完成します。
今回リニューアルした2つのウォータースライダー。 |
そしてロケ日の25日、2つのウォータースライダーがリニューアルしたというので、その初日にお邪魔してきた…という訳です。
午前10時からはリニューアルのセレモニーが行われ、フラガールらのテープカットの後、ファイヤーナイフダンサーがリニューアルしたウォータースライダーを滑り降り、すべりゾート宣言をしてウォータースライダーがリニューアルオープンしました。
午前10時からはリニューアルのセレモニーが行われ、フラガールらのテープカットの後、ファイヤーナイフダンサーがリニューアルしたウォータースライダーを滑り降り、すべりゾート宣言をしてウォータースライダーがリニューアルオープンしました。
テープカットでリニューアルオープンを祝う。 |
リニューアルしたのは、オハナ・ブラックとラキ・リバーの2つのウォータースライダー。スライダーの滑り口に向かう途中にいわきの方言やハワイ語の豆知識が学べるパネルがあったり、また2つのスライダーをハワイの神々が宿る山や川に見立て、滑り降りたところで2体の像“ティキ”(神を表す)に祝福されると言ったストーリー性を持たせたりしています。
約2か月ぶりのスライダー再開とあって、オープンの10時前から子どもを中心とした行列が出来ていました。
約2か月ぶりのスライダー再開とあって、オープンの10時前から子どもを中心とした行列が出来ていました。
2つのリニューアルしたスライダーの出口に立つ”ティキ”。 |
まずはラキ・リバーを体験。ラキとはラッキー「幸運な」というハワイ語。こちらは神々の体内をイメージしたという事ですが、浮き輪ボートに乗って滑り降りるとまぁとにかくくるくる回る回る。後ろ向きに流れたり、横の壁にバウンドしたりと、まっすぐ降りなかったり前が見えなかったりする分はらはらドキドキ。長さ100m、落差8.5mありますが、何か所かの池状のプール(斜面が一旦とぎれる“たまり場”)があるので、小さなお子さんからウォータースライダーをお試ししたい方にお勧めできるスライダーです。私はカメラ片手に自撮りしながらだったせいか、たまり場に来る度にひっくり返って浮き輪ボートから落ちていました。多分両手で浮き輪ボートの取っ手を握り、バランスをとれば大丈夫だと思います。スライダーで横回転、たまり場で縦回転と、三半規管を鍛えられるスライダーでした。
こちらがウォータースライダーの入口。のぼる途中にラキの入口が、上まで行くとオハナの入口がある。 |
続いてオハナ・ブラックを体験。オハナとはハワイ語で「山」の意味。ブラックというのは、実はスライダーの途中に真っ暗なトンネルがあり、そこから付いた名前でしょう。滑り降りると、こちらはスライダー自体が狭く、流れが速いので横回転はしないのですが、トンネルの中は真っ暗でどちらにカーブするのかは体が持っていかれて初めて分かるその恐怖感、トンネルを抜けるとスライダーの角度が急になっているので、視界が開けた途端に加速をしながらふわっと浮く感じに思わず声を上げてしまうという、スピードとスリルが楽しめるスライダー。落差17.8m、長さ131mのスライダーはあっという間にゴールを迎え、最後は巧くタイミングがあうとスモーク?の上がる中フィニッシュを迎える事が出来ます。
こちらはファイヤーナイフのダンサーが滑ってきている。無駄な脂肪が無い。 |
人気があるので、混む時間帯は滑るまで時間を要しますが、その間階段途中の豆知識を読んだり、ほかの人が叫び声をあげながら滑り降りる様を見ていたりと、待ち時間も苦にはなりません。寧ろ最近3階以上へは階段を使わない私にとっては、ゆっくり断続的に進む方が有難かったりして…(^-^;
スライダー好きなら、スライダー1日共通券(2350円。ブログ掲載時は1回券・回数券は休止中。共通券にビッグ・アロハは含まれず)で飽きるまで楽しむのも好いかも知れません。
疲れたら水着のまま入れる温泉もあるので、ウォータースライダーでの疲れを癒し、心の緊張をほぐせますよ。勿論ポリネシアンショーも、時間があえば是非見たい名物の一つ。春休みやゴールデンウィークなど、お出かけにもぴったりの場所でした(入場料は、中学生以上で1日3750円。子ども料金や夜のみなど、詳しくはハワイアンズのウェブでご確認ください)。
スライダー好きなら、スライダー1日共通券(2350円。ブログ掲載時は1回券・回数券は休止中。共通券にビッグ・アロハは含まれず)で飽きるまで楽しむのも好いかも知れません。
疲れたら水着のまま入れる温泉もあるので、ウォータースライダーでの疲れを癒し、心の緊張をほぐせますよ。勿論ポリネシアンショーも、時間があえば是非見たい名物の一つ。春休みやゴールデンウィークなど、お出かけにもぴったりの場所でした(入場料は、中学生以上で1日3750円。子ども料金や夜のみなど、詳しくはハワイアンズのウェブでご確認ください)。
黒く見えるスライダーが「オハナ・ブラック」。高低差・くねくね感が分かる。 |
何よりロケの為とは言え、数時間マスクをはずしてプールを楽しんだり温泉につかったりしてみて(勿論”密”には気を付けて、ですが)、改めて“解放感”を久し振りに覚えました。マスク無しで過ごす時間の貴重な事…これが新型コロナ拡大前の当たり前だったのだと、そして当たり前の楽しさや有難さを、しみじみ実感・体感したのでした。
因みに別のウォータースライダー「ワンダーホルン」は、今年の7月に向けてリニューアルする予定だそうです。神秘のジャングルの滝(フォール)をイメージした「カプア二・フォール」となるそうです(カプア二、とはハワイ語で「回転する」の意)。
因みに別のウォータースライダー「ワンダーホルン」は、今年の7月に向けてリニューアルする予定だそうです。神秘のジャングルの滝(フォール)をイメージした「カプア二・フォール」となるそうです(カプア二、とはハワイ語で「回転する」の意)。
こちらが「すべりゾート宣言」の様子。スライダー好きの、スライダー好きによる、スライダー好きのための施設を謳った。 |
ウォータースライダーやジェットコースターなどから東日本大震災以降全く離れていた私にとって、今回のロケでだいぶリフレッシュ出来ました♪その一方、テレビをご覧の皆様には五十代の中年おじさんのだらしない体をお見せしてしまい、大変失礼いたしました。夏に向けてダイエットしよう…と久し振りに、真剣に思いました!!(問題はこの気持ちがいつまで続くか、ですが…)。
しつこいが、ファイヤーナイフダンサーの鍛えた体は違う。 |
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