2021.06.03
with a camera in Tanagura Town 1
新型コロナウイルスの影響で、「ぶらカメ」のコーナーは1か月のお休みがありました。今回久しぶりにロケ映像が放送できるという事で、ほっとしています。
さて今回お邪魔したのは棚倉町(たなぐらまち)です。
さて今回お邪魔したのは棚倉町(たなぐらまち)です。
公園には城址を示す石碑が立っている。 |
棚倉町は福島県の南部にある人口1万3千余人、面積159.93平米の町です。東北の(内陸側の)玄関口、白河市の南東側に隣接しています。江戸時代には城も建てられた旧城下町です(戊辰戦争で落城してしまいました)。
棚倉城址のトイレの近くには、遺った?石垣が見られる。 |
その城跡は現在亀ケ城公園(亀ヶ城は棚倉城の別名)となっていて、町の花のつつじや町の木の松がたくさん植えられていて、特につつじの花は綺麗でした。
亀ヶ城公園には、町の花つつじが綺麗に咲いていた。 |
敷地の入り口には遊具がある、文字通りの公園があり、そこでは一人の女性が掃除をしていました。
一度就職で東京に出て、二十年程前に帰ってきたとの事で、この20年の町の変化を聞くと
「お店が少なくなりましたねぇ。」
一度就職で東京に出て、二十年程前に帰ってきたとの事で、この20年の町の変化を聞くと
「お店が少なくなりましたねぇ。」
公園には、掃除をする女性が…。 |
人口減少、少子高齢化の波は、どこの町にも押し寄せています。因みにこちらの女性に町のお勧めを聞くと、
「ゴルフ場が良いですよ。棚倉田舎倶楽部とか。最近はコースの設計も変わりましたけど、昔は難しいコース設定だったんですよ…。」
「ゴルフ場が良いですよ。棚倉田舎倶楽部とか。最近はコースの設計も変わりましたけど、昔は難しいコース設定だったんですよ…。」
棚倉町のお勧めは、ゴルフ場との事。と言うのも… |
棚倉田舎倶楽部(たなぐらでんしゃくらぶ)とは全27ホール、嘗ては日米大学対抗ゴルフ選手権も開かれた県内屈指の名門コースの1つです。現在はあの石川遼選手のマネジメント会社が経営していて、石川遼プロが企画した子どもの為のゴルフ大会が開かれたりもしています。でもゴルフ場を勧めてくるとは、渋くて通な選択ですが…。
「私、棚倉田舎倶楽部で働いていたんですよ。」
「私、棚倉田舎倶楽部で働いていたんですよ。」
「私、ゴルフ場で働いていたんですよ。」 |
なんとキャディーをしていたそう。しかも
「いまもお友達と、ゴルフをするのが楽しみの一つです。」
ゴルフ仲間の友人がいて、4人1組で結構回るそうです。私はゴルフはプレーしないのですが、ギャラリーとして見て回る事はあり、見て回るだけでも結構歩きます。そこをプレーしていくんですから、凄いですよね~。これまでの最高成績を伺うと、
「いまもお友達と、ゴルフをするのが楽しみの一つです。」
ゴルフ仲間の友人がいて、4人1組で結構回るそうです。私はゴルフはプレーしないのですが、ギャラリーとして見て回る事はあり、見て回るだけでも結構歩きます。そこをプレーしていくんですから、凄いですよね~。これまでの最高成績を伺うと、
何となく掃除する様も、ゴルフに通じるものが…。 |
「46…。いや、ハーフですよ。」
ゴルフは18ホールを規定打数72にどれだけ近い打数で回るか(プロなど巧い選手はどれだけ下回れるか)を競うのですが、ハーフでも規定打数は36。それを10オーバーで回るとは、恐れ入りました。
ゴルフは18ホールを規定打数72にどれだけ近い打数で回るか(プロなど巧い選手はどれだけ下回れるか)を競うのですが、ハーフでも規定打数は36。それを10オーバーで回るとは、恐れ入りました。
撮影用に、箒をゴルフクラブに見立てて素振りをしてもらいました。 |
いまは町の委託で公園の掃除を一人で担当しているそうで、今年で御年80歳だそう。趣味ではプレーヤーとして、嘗てはキャディーとしての仕事で、ゴルフ場を回り続けて鍛えた足腰があるから、御歳を感じさせない掃除姿だったのですね。
チャーシュー…←古い?(某ゴルフマンガより) |
ゴルフは最初のティショットでとばすドライバーが得意な人や、グリーンに乗せてからのパッティングが得意な人など様々ですが、こちらの女性は
シャッタースピード内では、箒が捉え切れません。ナイスショット! |
「パッティングが得意かな。大体グリーンに乗せたら、2打で入れます。」
これ、結構凄い事です。ただキャディーをやっていた分、芝を読むのも得意なのでしょうね。箒をゴルフクラブに見立てて振ってもらうと、見事なスイングを見せて下さるんです。お仲間ともどもいつまでもお元気でゴルフを楽しんでくださいね。
これ、結構凄い事です。ただキャディーをやっていた分、芝を読むのも得意なのでしょうね。箒をゴルフクラブに見立てて振ってもらうと、見事なスイングを見せて下さるんです。お仲間ともどもいつまでもお元気でゴルフを楽しんでくださいね。
得意のパッティング。箒の握りが決まっています。 |
「あ!見た事あります。」
公園を散歩中の男性と、お話をします。
公園を散歩中の男性と、お話をします。
私の事に気付いて下さいました。 |
「昔は食堂をやっていたんですよ。でも新型コロナウイルスが流行り始めた去年、閉めました。」
隣り町で食堂を経営していたそうで、新型コロナウイルスの影響で客足も減ったのが閉店の理由の一つでした。
「それまでは近くの会社の同僚がグループで来てくれていたんだけど、新型コロナが流行ってから来なくなっちゃいました。」
隣り町で食堂を経営していたそうで、新型コロナウイルスの影響で客足も減ったのが閉店の理由の一つでした。
「それまでは近くの会社の同僚がグループで来てくれていたんだけど、新型コロナが流行ってから来なくなっちゃいました。」
つい最近まで、食堂の“オヤジさん”だった男性。 |
お客さんにとっては自衛策だったのでしょう。ただこういう事がきっかけで町の食堂の火が消えるのは、やはり寂しく感じます。食堂でのお勧めはごま味噌タンメンだったそう。食べてみたかったな!町のお勧めを尋ねると、
「ここの紅葉は見事ですよ。」
「ここの紅葉は見事ですよ。」
30分位歩きます、との事。散歩途中有難う御座いました。 |
確かにロケの頃は新緑の楓が、陽光を浴びて若い緑の葉が風に揺れていました。つつじも好いですが、秋にも訪れてみたいところです。
私の事に気付いて下さいました。 |
公園を出たところで、お子さんの声がします。お子さんと若い女性お二人が…。ママ友でしょうか?
公園入口付近で遊ぶ子どもと…? |
「こことここが親子です。」
こちら親子です。 |
「で、私達は同級生です。」
棚倉町で育った同級生のお二人。 |
女性2人は、棚倉町出身の中学・高校の同級生。お子さんを連れている方は近隣の市町村に嫁いでいて、この日は地元に立ち寄る事になり、「会おうか」となったそうです。学校を卒業しても会ってお話しする関係って素敵ですね。
お子さんは外が大好きだそう。探索にお出かけ。 |
「この人はお喋り大好きで、私はずっと聞いています。」
右の方がお喋り大好き、左の方が聞き役だそう。良いコンビです。 |
そんな会話の合間にも、お喋り大好きさんからは
「本当に可愛い~~。」
と友人の息子さんにメロメロ。そんなお二人に町のお勧めを聞くと、
「本当に可愛い~~。」
と友人の息子さんにメロメロ。そんなお二人に町のお勧めを聞くと、
探検だ~、冒険だー、進めぇぇっ! |
「シルクツリーカフェは?」
「カフェズボンド141も好いかな?」
「でもどっちも行くとなると、結構離れてるか…。」
「コミネヤもあるね…。」
さすが地元、お勧めの店が次々に出て来ます。
「カフェズボンド141も好いかな?」
「でもどっちも行くとなると、結構離れてるか…。」
「コミネヤもあるね…。」
さすが地元、お勧めの店が次々に出て来ます。
故郷には、お勧めの店がいっぱい。 |
ここから近いのでしょうか?
「コミネヤはここから歩いて行ける距離ですよ。」
なるほど、若い女性のお勧めの店の情報がゲットできました。
「コミネヤはここから歩いて行ける距離ですよ。」
なるほど、若い女性のお勧めの店の情報がゲットできました。
「あっちの方です。」結構近そうです。 |
旧交を温めている最中失礼しました。これからも友情を深めていってくださいね。
(6月2日のブログにつづく)
(6月2日のブログにつづく)
貴重な再会の時間、お邪魔しました<(_ _)> |
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