2021.02.14
exhausted on Valentine’s Day
その時、私は遅いお風呂を頂いていた。おっ、結構大きいな…と思っていたら、縦揺れも含みつつぐるぐる回るような独特な揺れ。
「これはまずいな、でも10年前の震災を乗り越えた家だから信じよう。」
そう自分に言い聞かせ、でも浴槽からお湯が立て波のようになって溢れ出すのを見て、取り敢えず浴室の戸を開けておこうと思ったら、
じぃぃぃっっ…
という音とともに脱衣所の灯りが点滅して、直後に真っ暗に。こうなると動きたくても動けない。立ったまま戸の枠につかまりながら、揺れが収まるのを待つ事暫し…。
揺れが収まると幸い電気が復活、こういう場合報道関係者は基本全員出社。体を拭いて部屋に戻ると、壁際の棚にあったミニコンポ←懐かしい が敷いていた布団の上に飛んでいた。…風呂に入っていて、良かった。
自宅から車で会社に着く頃には既に多くのスタッフが出社して、電話を掛けたり、「●●で火事!」等と最新情報を叫んだり、情報収集をしていた。或る意味、同僚を頼もしく思いつつ、10年前を思い出していた。そしてそんな10年前を思い起こさせる久し振りの揺れの大きさに、関東や更に遠く離れた知人・友人・アナウンサー仲間からも安否を気遣うメールをもらった。
そんなこんなで全国放送でも同僚が情報を発信し、未明の3時頃に一旦スクランブル体制は終了。ただ私はたまたま日曜日の“呼び出し要員”勤務だったので、そのまま居残りに。いやぁ50を過ぎたオッサンにはなかなかハードな勤務だった。しかも『ゴジてれ×Sun!』の放送中にも最大震度4の地震があり、急遽ニュースセンターから地震情報を伝える場面もあった。ヘルメットをかぶって地震速報を伝えるのは久方ぶり。その姿に、10年前を思い出された県民の方もいたかも知れない。
昨夜の地震でけが人はでたものの、津波が無かった、犠牲者がいなかったのがまだ幸いだった。
夜9時前のニュースを伝えて、12時まで何事も無ければ呼び出し要員終了。ただミニコンポが吹き飛ぶ揺れの地震、家の中がどうなっているのか、帰るのがちょっと怖い気もするバレンタインデーなのであった。
皆さん自身や、皆さんのご自宅や周りは大丈夫でしたか?被害に遭われた皆さんにお見舞い申し上げます。と同時に、日本国内どこにいても地震に遭遇する「心づもり」だけは持っておかなければいけないと、改めて思いました。
「これはまずいな、でも10年前の震災を乗り越えた家だから信じよう。」
そう自分に言い聞かせ、でも浴槽からお湯が立て波のようになって溢れ出すのを見て、取り敢えず浴室の戸を開けておこうと思ったら、
じぃぃぃっっ…
という音とともに脱衣所の灯りが点滅して、直後に真っ暗に。こうなると動きたくても動けない。立ったまま戸の枠につかまりながら、揺れが収まるのを待つ事暫し…。
揺れが収まると幸い電気が復活、こういう場合報道関係者は基本全員出社。体を拭いて部屋に戻ると、壁際の棚にあったミニコンポ←懐かしい が敷いていた布団の上に飛んでいた。…風呂に入っていて、良かった。
自宅から車で会社に着く頃には既に多くのスタッフが出社して、電話を掛けたり、「●●で火事!」等と最新情報を叫んだり、情報収集をしていた。或る意味、同僚を頼もしく思いつつ、10年前を思い出していた。そしてそんな10年前を思い起こさせる久し振りの揺れの大きさに、関東や更に遠く離れた知人・友人・アナウンサー仲間からも安否を気遣うメールをもらった。
そんなこんなで全国放送でも同僚が情報を発信し、未明の3時頃に一旦スクランブル体制は終了。ただ私はたまたま日曜日の“呼び出し要員”勤務だったので、そのまま居残りに。いやぁ50を過ぎたオッサンにはなかなかハードな勤務だった。しかも『ゴジてれ×Sun!』の放送中にも最大震度4の地震があり、急遽ニュースセンターから地震情報を伝える場面もあった。ヘルメットをかぶって地震速報を伝えるのは久方ぶり。その姿に、10年前を思い出された県民の方もいたかも知れない。
昨夜の地震でけが人はでたものの、津波が無かった、犠牲者がいなかったのがまだ幸いだった。
夜9時前のニュースを伝えて、12時まで何事も無ければ呼び出し要員終了。ただミニコンポが吹き飛ぶ揺れの地震、家の中がどうなっているのか、帰るのがちょっと怖い気もするバレンタインデーなのであった。
皆さん自身や、皆さんのご自宅や周りは大丈夫でしたか?被害に遭われた皆さんにお見舞い申し上げます。と同時に、日本国内どこにいても地震に遭遇する「心づもり」だけは持っておかなければいけないと、改めて思いました。
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