2014.04.03
お別れとエール
新年度がスタートしましたね。
春は別れと出会いの季節ですが、私にもちょっとした別れがありました。
仕事でよく組んでいた記者が、この春から違う部署に異動になったんです。
同じ会社なので、正確には別れではないのですが・・・
ただ、彼の書く原稿とは当分のお別れです。
振り返ると、8年間、彼が取材した特集のほとんどのナレーションを担当しました。
いつも「読んで下さい」と、わざわざ私のところに原稿を持ってきてくれました。
日々たくさんのナレーションを担当しますが、やはり指名されるとアナウンサーとしては格別に嬉しいものです。
そして、純粋に、彼の原稿を読める嬉しさもありました。
お互いの感性に響きあう部分があったのかなと思います。
彼の原稿は、読み始めた瞬間から、書かれている空間へ連れ出してくれました。
情景が目の前に現れ、感情が心を通る。
その感覚のまま声で表現する・・・
私の力不足でそれがうまくいかないことも多々多々あったのですが、伝え手としてそういう文章に出会えた時、幸せを感じてきました。
今まで一緒に仕事ができたことに感謝しつつ、新しい仕事に挑戦する彼にエールを送りたいと思います。
春は別れと出会いの季節ですが、私にもちょっとした別れがありました。
仕事でよく組んでいた記者が、この春から違う部署に異動になったんです。
同じ会社なので、正確には別れではないのですが・・・
ただ、彼の書く原稿とは当分のお別れです。
振り返ると、8年間、彼が取材した特集のほとんどのナレーションを担当しました。
いつも「読んで下さい」と、わざわざ私のところに原稿を持ってきてくれました。
日々たくさんのナレーションを担当しますが、やはり指名されるとアナウンサーとしては格別に嬉しいものです。
そして、純粋に、彼の原稿を読める嬉しさもありました。
お互いの感性に響きあう部分があったのかなと思います。
彼の原稿は、読み始めた瞬間から、書かれている空間へ連れ出してくれました。
情景が目の前に現れ、感情が心を通る。
その感覚のまま声で表現する・・・
私の力不足でそれがうまくいかないことも多々多々あったのですが、伝え手としてそういう文章に出会えた時、幸せを感じてきました。
今まで一緒に仕事ができたことに感謝しつつ、新しい仕事に挑戦する彼にエールを送りたいと思います。
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